出力PDFをWeb表示用に最適化します。この最適化処理は「リニアライズ」と呼ばれます。
リニアライズされたPDFは、Webブラウザで開く際にできるだけ早く表示することが可能なデータ形式になります。
入力PDF「test.pdf」をリニアライズし、「out.pdf」として出力する。
AHPDFToolCmd80.exe -d C:\test\test.pdf -o C:\sav\out.pdf -linearize
AHPDFToolCmd80 -d /home/antenna/test/test.pdf -o /home/antenna/sav/out.pdf -linearize
「-d」のパラメータに入力フォルダを、「-o」のパラメータに出力フォルダを指定して一括処理することができます。
「-linearize」は特殊なコマンドであり、他のコマンド1つに限り組み合わせてフォルダ指定することが可能です。
「test」フォルダ内のPDFすべてに対し、タイトルを「PDF Tool API テスト」に変更しリニアライズして「out」フォルダに出力する。
AHPDFToolCmd80.exe -changeDocInfo -title "PDF Tool API テスト" -d C:\test\test -o C:\sav\out -linearize
注意:
・ フォルダ指定をされた場合は出力されるすべてのPDFファイルをリニアライズします。
・ 組み合わせるコマンドもフォルダ指定可能である必要があります。
・ 出力するファイルがPDFでないコマンドは組み合わせることができません。
・ 出力されるPDFの名前について、他コマンドと組み合わせた場合はそのコマンドの仕様に準じます。
パラメータはありません。