『PDF Tool API』は主に環境変数[PTL80_LIC_PATH]を用いてライセンスファイルを参照します。
この参照先の指定方法は大きく3つあり、以下の方法となります。
正規版ライセンスを購入した場合などはライセンスファイルの更新が必要です。「4-4 ライセンスファイルの入れ替えについて」を参照して参照先のライセンスファイルを入れ替えてください。
インストーラを用いてインストールした場合、評価版のライセンスファイル[ptalic.dat]はインストーラによってインストールフォルダ内に配置されます。
評価版ライセンスファイルが配置されるのは、具体的には以下のフォルダパスです。
ライセンスファイルの配置先:{インストールフォルダ}\License
Windows版の場合はインストーラ実行時に環境変数[PTL80_LIC_PATH]も同時に設定されます。
そのため、例えばインストール後すぐに評価版ライセンスを使いたい場合はコマンドラインアプリケーションをそのまま使い始めることが可能です。
Linux版ではWindows版とは異なりインストーラが環境変数の設定を行いません。
その代わりに、インストール先情報が設定されたファイル[run.sh]がインストーラによって配置されます。
[run.sh]はインストール先情報を持った環境変数を設定した上でコマンドラインアプリケーションを実行するシェルスクリプトです。詳細は『シェルスクリプト[run.sh]について』を参照してください。
[run.sh]を使用しない場合は後記の『4-3-2 任意の参照指定』を参考に、ライセンスファイルの配置先を環境変数[PTL80_LIC_PATH]に指定してください。
任意の位置にあるライセンスファイルを参照したい場合、環境変数[PTL80_LIC_PATH]の値を指定する必要があります。
具体的な手順は以下の方法です。
Windows版の場合は、『PDF Tool API V8.0』のモジュールファイル[PdfTk80.dll]と同一の場所にライセンスファイルを配置して使用することも可能です。
このとき、環境変数「PTL80_LIC_PATH」は必要ありません。