画像ファイルを透かしとして入力PDFに挿入します。
mark.bmpを画像透かしとしてtest.pdfに挿入し、out.pdfとして出力する。
画像透かしは入力PDFの1,4,11~13ページ目に挿入する。
パラメータで画像透かしは透明度0.8のタイリング状態に指定する。
AHPDFToolCmd80.exe -setImageWatermark -imagePath C:\test\mark.bmp -pageRange 5 -pageRangeCustom "0,3,10-12" -opacity 0.8 -tiling -d C:\test\test.pdf -o C:\sav\out.pdf
AHPDFToolCmd80 -setImageWatermark -imagePath /home/antenna/test/mark.bmp -pageRange 5 -pageRangeCustom "0,3,10-12" -opacity 0.8 -tiling -d /home/antenna/test/test.pdf -o /home/antenna/sav/out.pdf
「-d」のパラメータに入力フォルダを、「-o」のパラメータに出力フォルダを指定して一括処理することができます。
フォルダ指定をされた場合は入力フォルダ内のPDFファイルに対し、画像ファイルを透かしとして挿入します。
なお、出力ファイルは入力ファイル名と同一名で出力フォルダに出力されます。
パラメータ |
内容 |
-imagePath |
[必須] 透かしにする画像ファイルパスの指定。 対応形式:bitmap、jpeg、png、tiff、gif |
-scale <Val> |
省略可。 <Val>の指定可能範囲:0.0~50.0 |
-rect <left> <bottom> <right> <top> [*1] |
省略可。 注意: [※「-acrobat」と併用不可] |
-margin <top> <left> <bottom> <right> [*1] |
省略可。 注意: [※「-acrobat」と併用不可] |
-align {1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9} |
省略可。 1: 左上 2: 中央上 3: 右上 1~9以外が指定された場合、エラーとなる。 |
-zorder {1 | 2} |
省略可。 1: 前面 2: 背面 指定がない場合、「1:前面」に配置。 |
-pageRange {1 | 2 | 3 | 4 | 5} |
透かしを挿入するページ範囲の設定。省略可。 0: 全ページ 指定がない場合、「0:全ページ」に挿入する。 |
-pageRangeCustom <Val> [*2] |
[「-pageRange 5」の場合:指定必須] <Val>には透かしを挿入するページ番号あるいはページ範囲を指定。ページ番号は0オリジン。そのため、1ページ目を「0」から数える。 複数指定する場合はカンマで区切る。 [※複数範囲を指定する場合は「-acrobat」と併用不可] |
-notInFirst |
指定がある場合、先頭ページには透かしを挿入しない。 「-pageRange 1」と同時に指定するとエラーとなる。 |
-notInLast |
指定がある場合、最終ページには透かしを挿入しない。 「-pageRange 2」と同時に指定するとエラーとなる。 |
-notDisplay |
指定がある場合、透かしを表示しない。 |
-notPrint |
指定がある場合、透かしを印刷対象としない。 |
-opacity <rate> |
省略可。 <rate>の範囲:0.0~1.0。 |
-tiling [*1] |
指定がある場合、透かしをタイリング挿入する。-rect指定があるときはrect内でタイリングされる。 指定がない場合、透かしをタイリングで挿入しない。 [※「-acrobat」と併用不可] |
-acrobat |
省略可。 指定が無い場合、『PDF Tool API』独自の透かしとして追加する。 [*1]が付いたパラメータと同時指定した場合、および[*2]の条件と合致する場合はエラーとなる。 |
[*1]:
「-acrobat」と同時に指定するとエラーとなる。『PDF Tool API』独自の透かし専用パラメータ。
[*2]:
「-pageRangeCustom」でカンマ区切りで複数範囲を指定した場合、「-acrobat」と同時に指定するとエラーとなる。