8-21 -addPageNumber:ページ番号挿入

処理内容

入力PDFにページ番号を挿入します。

コマンド例

[コマンド例の実行内容]

test.pdfに対し、ページ番号を挿入しout.pdfとして出力する。

ページ番号は以下の設定で挿入する

  • 挿入開始ページ:1ページ目(未指定)
  • 開始番号:1ページ目をページ番号「11」とする
  • 配置:ページの右下
  • 文字色:{R,G,B}={0.0, 0.0, 1.0}

[Windows]

AHPDFToolCmd80.exe -addPageNumber -startNumber 11 -align 9 -colorText 0.0 0.0 1.0 -d C:\test\test.pdf -o C:\sav\out.pdf

[Linux]

AHPDFToolCmd80 -addPageNumber -startNumber 11 -align 9 -colorText 0.0 0.0 1.0 -d /home/antenna/test/test.pdf -o /home/antenna/sav/out.pdf

フォルダ指定:対応有り

「-d」のパラメータに入力フォルダを、「-o」のパラメータに出力フォルダを指定して一括処理することができます。

フォルダ指定をされた場合は入力フォルダ内のPDFファイルに対し、ページ番号挿入を行います。なお、出力ファイルは入力ファイル名と同一名で出力フォルダに出力されます。

パラメータ

パラメータ

内容

-index <Val>

省略可。
ページ番号を挿入しはじめるページ位置。

ページ番号は0オリジン。そのため、1ページ目を「0」から数える。
指定がない場合「0」。

-startNumber <Val>

省略可。
挿入するページ番号の開始番号。指定がない場合「1」。

-align {1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9}

ページ番号挿入位置。省略可。
1: 左上 2: 中央上 3: 右上
4: 左中 5: 中央 6: 右中
7: 左下 8: 中央下 9: 右下
指定がない場合、「8:中央下」に配置。
1~9以外が指定された場合、エラーとなる。

-font

省略可
フォント設定[*1]。

-name <value>

省略可。
フォント名。
指定がない場合、「Helvetica」

-size <value>

省略可。
フォントサイズ。
単位:point
指定がない場合、 12 point

-bold

指定がある場合、文字列を太字にする。
指定がない場合、文字列を太字にしない。

-italic

指定がある場合、文字列を斜体にする。
指定がない場合、文字列を正体にする。

-notEmbed

指定がある場合、フォントを埋め込まない。
指定がない場合、フォントを埋め込む。

-colorText <r> <g> <b>

省略可。
文字の塗りつぶし色。
設定値の範囲:<r>, <g>, <b> それぞれ0.0~1.0
指定がない場合、黒色(0.0 0.0 0.0)

-colorOutline <r> <g> <b>

省略可。
文字の輪郭の色。
設定値の範囲:<r>, <g>, <b> それぞれ0.0~1.0
指定がない場合、黒色(0.0 0.0 0.0)

-opacity <Val>

省略可。
文字列の透明度の設定。指定がない場合、1.0(不透明)。

<Val>の範囲:0.0~1.0。
0.0が透明、1.0が不透明。

[*1]:
『PDF Tool API』のコマンドラインアプリケーションにおけるフォント情報の利用や製品仕様に関しては『5-2 フォントについて』を参照してください