PDF Server全般についての制限事項

• PDF Serverが扱えるPDFファイルはISO 32000-2の仕様に準拠した PDF1.3～PDF1.7、PDF2.0形式のPDFファイルです。

• PDF Serverが扱えるファイルのパス長はフルパスで最大210文字までです。制限を超えないよう、パスの長さを調整してください。詳しくは「PDF Server が取り扱うことができるファイルのフルパスについての制限事項」を参照してください。
• 監視／出力フォルダとしてネットワークフォルダを利用することはできますが、その際にはUNC（Universal Naming Convention）形式でパスを設定すると同時にアクセス権限の設定は正しく行って下さい。設定が正しくないとアクセスが拒否され、ファイルの入出力が行えません（エラーが発生してしまいます）。また、ファイアウォールの設定についても必要な場合は設定して下さい。
• PDF Serverは、アクティブディレクトリを使用している環境下での動作確認を行っておりません。
• 変換処理中にコントロールセンターの「停止」ボタンなどを使ってPDF Serverサービス（AH PDF Server V4 Service）を停止しないで下さい（監視処理中であれば構いません）。PDF Serverは変換処理に区切りがつくまで停止処理を行わずに変換処理の終了まで待っていますが、タイミングによっては途中で強制終了する可能性があります。可能ならば動作中のタスクを全て終了してから停止させて下さい。
• コントロールセンターは常時表示しなくてもPDF Serverは変換処理を行います。必要がない時は閉じておくことをお勧めします。
• タスク動作中に監視フォルダ内のファイルやサブフォルダの移動や削除など、監視フォルダについて追加以外の操作を絶対に行わないで下さい。動作保障しかねます。
• TIFFやJPEGのPDF変換を行う時にシステム稼働状態を監視する場合、停止判定時間はなるべく長めに設定して下さい。変換ファイルサイズとシステムのリソースの状態によっては、停止していない場合でも停止と判断されるケースがあります。特にファイルサイズが大きな場合は注意して下さい。長時間に渡る変換を行う場合には稼働監視設定をOFFにすることをお勧めします。
• 他のサーバーソフトウェアやいろいろなアプリケーション、Webシステムなどとの併用は、異常動作の原因となりますので避けて下さい。正常な動作を保証できない場合があります。
• 入力ファイルがPDFファイルの場合、パスワードなどのセキュリティが設定されているものは編集などを行う事ができないため、処理が失敗します（エラーとして処理されます）。また、PDF Serverでは、PDFファイルに設定されているセキュリティの解除や再設定をすることはできません。