PDF Serverの概要
PDF Serverはフォルダ監視型のPDF自動変換ソフトウェアです。さまざまなフォーマットのドキュメントをPDFやTIFF、JPEGに自動的に変換することができます。
「PDF Server」は、ローカルディスクまたはネットワーク上のフォルダを定期的に監視し、
- 取得した画像ファイル(JPEG/JPEG2000/PNG/Multi-TIFF/TIFF/Windows BMP)/PDFファイルを対象にOCR(Optical Character Recognition/Reader:光学文字読み取り)処理を施し、得られたテキストを埋め込んだPDFファイルを生成/テキストファイルを出力
- 取得したMicrosoft Office文書(Word、Excel、PowerPoint)、TEXTファイルをPDFファイルに変換
- 取得した一太郎文書をPDFファイルに変換
- 取得/生成したPDFファイルの編集/加工
を行うことなどができます。この一連の処理を「監視タスク」と呼ぶ一つの処理設定とし、複数の監視タスクを実行することが可能です。
また、Microsoft Office(Word、Excel、PowerPoint)文書ファイル(拡張子“.doc”、“.docx”、“.xls”、“.xlsx”、“.ppt”、“.pptx”)および一太郎文書ファイル(拡張子“.jtd”)、TEXTファイル(拡張子“.txt”)、XMLファイルについてもPDFファイルに変換することができます。
NOTE
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監視フォルダに登録された読み取り専用属性/隠しファイル属性が設定されているファイルは、これらの属性を解除した後、移動されます。
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重要
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- オフィス変換(Office使用)機能を用いて、Office/一太郎文書をPDFファイルに変換するには、PDF Serverが動作するコンピュータに必ずログインしなければなりません。これは、この機能が製品付属のPDF生成仮想プリンタ「Antenna House PDF Driver V8.0」を用いてOffice/一太郎文書ファイルをMicrosoft Office、一太郎を用いて『印刷』することによって実現していることによります。
- オフィス変換(直接変換)機能を用いて出力されたPDFファイルの見かけなどの体裁が、オフィス変換(Office)変換を用いて出力されたものと異なる場合があります。
- 処理対象となる入力ファイル名に半角の「,(カンマ)」、「;(セミコロン)」が含まれると正常に変換できない可能性があります。無用なトラブルを避けるためにもファイル名、またファイルのフルパスにこのような文字が含まれないようにすることを強くお薦めします。
- PDF Serverは、セキュリティが設定されている(パスワードが設定されている)PDFファイルを扱うことができません。監視フォルダにセキュリティが設定されているPDFファイルを投入しないでください。
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