この画面を使って、出力するPDFファイルの色についての設定を行います。
RGB
カラーモデルがRGBについての設定をします。
カラー |
元文書のカラー情報でPDFファイルの出力を行います。 |
グレースケール |
グレースケールに変換してPDF出力を行います。このオプションを選択する際には、カラーをグレースケールに変換するためのアルゴリズムを「グレースケール減色法」から選択します。
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モノクロ |
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グレースケール減色法
カラーをグレースケールに減色する際に用いるアルゴリズムを指定します。
NTSC(初期値) |
NTSC係数による加重平均法 |
HDTV |
HDTV係数による加重平均と補正 |
RGBの平均 |
R(赤)、G(緑)、B(青)を足して3で割った単純平均 |
モノクロ減色前のフィルタ
モノクロ変換前に画像に対して行うノイズ除去方法のアルゴリズムを選択します。
なし(初期値) |
フィルタ処理を行わない |
メディアンフィルタ |
周辺画素の中央値 |
ガウシアンフィルタ 3x3 |
フィルタサイズ3×3の重み付き平均 |
ガウシアンフィルタ 5x5 |
フィルタサイズ5×5の重み付き平均 |
ガウシアンフィルタ 7x7 |
フィルタサイズ7×7の重み付き平均 |
モノクロ減色法
グレースケールの元画像をモノクロ(白黒二値)に変換する場合のアルゴリズムを選択します。
固定閾値(初期値) |
元画像のすべての画素について、指定した閾値よりも明るい画素は白(明るさ「255」)に変換し、暗い画素は黒(明るさ「0」)に変換する。 |
判別分析法 |
画像の輝度ヒストグラムをある閾値で2つのクラスに分割したとき分離度という値が最大になる値を求め自動的に二値化を行う。 |
モノクロ化の固定閾値
「モノクロ減色法」の「固定閾値」の閾値を設定します。
設定可能な値の範囲: 0~255
初期値: 128
テキストとパスをモノクロ化する場合の固定閾値
テキストとパス(=線や曲線など)をモノクロに変換する場合の閾値を設定します。指定した閾値よりも明るい場合は白(明るさ「255」)に変換し、暗い場合は黒(明るさ「0」)に変換します。
設定可能な値の範囲: 0~255
初期値: 128
CMYK
RGB(0,0,0)をK=100%にする
この「PDFバージョン」タブ画面で、「PDFのバージョン」としてPDF/AやPDF/Xが指定されていて、その出力インテントのICCプロファイルのカラーモデルがCMYKである場合、黒(RGB : 0 0 0)を「K=100%」(CMYK : 0 0 0 100)に置換してPDFファイルを出力します。
この設定による変換が適用される対象は、テキストとパス(図形)です。画像はその対象となりません。画像は、出力インテントに指定されたICCプロファイルにしたがって変換されます。