無効/除外ファイル設定

監視フォルダに保存されているファイルの内、変換対象から除外するファイル名のパターンを指定します。この画面で指定したパターンに一致する名前を持つファイルは、変換対象から除外され、指定したフォルダに移動、または削除され、タスクの待ち行列に登録されません。

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「無効/除外ファイル設定」画面

変換除外ファイルを設定する

登録したパターンに一致する名前を持つファイルを変換対象から外す場合にこのチェックボックスにチェックマークを付けます。

除外設定
このフィールドに変換対象から除外するファイル名のパターンを入力した後、「追加」ボタンをクリックして、フィールド下の「変換除外設定」リストに登録します。除外するファイル名のパターンは、不特定の文字列を示すワイルドカード(*)を使って設定します。以下に設定例を示します。

パターン

設定内容

10*.*

ファイル名が「10」で始まるすべてのファイル

*1

ファイル名が「1」で終わるすべてのファイル

*AB*.*

ファイル名に「AB」が含まれるすべてのファイル

̃$*.DOC

ファイル名が「̃$」で始まるWord文書ファイル

なお、除外対象ファイルとして「*.DOC」など、特定の拡張子のファイルを指定する設定、また「*.*」や「*」などすべてのファイルを指定する設定を行うことはできません。

注意

  • 指定文字列に含まれるアルファベットの大文字・小文字は、区別されません。
  • 読み取り専用属性/隠しファイル属性が設定されているファイルは、変換除外設定が有効/無効かによらず、除外処理されます。

無効時や除外時の入力ファイル処理方法

変換除外設定に登録されている条件を満たす処理対象ファイルの取り扱い方法として、ファイル移動/削除のいずれかから選択します。

指定したフォルダに移動する

変換除外設定に登録されている条件を満たすファイルの移動先フォルダのフルパスをラジオボタン下のフィールドに直接入力するか、フィールド右にある「参照…」ボタンをクリックして表示される「フォルダーの参照」ダイアログを用いて設定します。なお、このオプションを選択する場合には必ず移動先フォルダを指定しなければなりません。
移動先フォルダパスの入力例 C:¥temp¥除外

移動先に同名ファイルが存在した場合

移動先フォルダに既に同じ名称のファイルが存在した場合の処理方法を指定します。初期状態では、上書きするが選択されています。

上書きする

そのまま上書き保存します。先に存在していた同じ名称のファイルは失われてしまいます。

上書きしない

上書き保存せず、移動対象となるファイルを削除します。その結果、既に存在していたファイルは保持され、処理に成功した入力ファイルが失われてしまいます。

別名に変更する

ファイル名の「.拡張子」の直前に「(数字)」(数字は1から始まる連続する整数)を付加した別名のファイルとして保存します。
例: サンプル.jpg、サンプル(1).jpg、サンプル(2).jpg、…

削除する

変換除外設定に登録されている条件を満たす対象ファイルを「ごみ箱」に移動することなく削除します。