7-13 透かし（ウォーターマーク）の挿入と削除 *V8.0NEW
- PDFファイルの各ページに透かしを挿入します。
- 挿入可能な透かしの種類は以下の通りです：
- 『PDF Tool API』により挿入した透かしは、『PDF Tool API』により削除可能です。
- 透かしの挿入時に指定可能なパラメータは以下の種類です：
- 透かしの配置
- 透かしの角度
- 挿入ページ
- ビューワ上での表示・非表示
- プリント時の表示・非表示
- 透かしの名前
- 透かしの不透明度
- タイリング
- 文書の前面配置・後面配置
- 挿入ページの指定は以下の種類から選択可能です。
- 全ページに挿入
- 奇数ページに挿入
- 偶数ページに挿入
- 挿入ページを指定（複数指定可能）
- 挿入する透かしをAdobe Acrobat©が持つ「透かし」機能で編集可能なものにするオプションが選択できます。（Acrobat互換）
[テキスト透かし]
- 指定したテキストを透かしとしてページに挿入します。横書き・縦書きの指定、複数行テキストの挿入が可能です。
- 以下のオプションが指定可能です。：
フォントの種類、文字サイズ、文字色、透明度、挿入範囲の矩形、挿入角度、タイリング、下線付きテキスト - 複数行テキストを挿入する場合は、テキストを指定するときに改行コード（0x0A）を含めてください。
ただし、挿入角度あるいはタイリングのオプションが指定された場合、改行は行われません。テキストは一行になります。 - フォントは、動作環境に存在するフォントを指定してください。
- 文字サイズが大きくテキスト全体が挿入範囲の矩形より大きい場合、テキスト全体が矩形に収まるよう縮小します。
- 文字サイズが小さくテキスト全体が挿入範囲の矩形に収まる場合、指定した大きさで挿入します。
- 文字色は、文字の塗りつぶし色と輪郭の色をそれぞれ指定できます。
- 挿入範囲の矩形が指定されていない場合、ページサイズが範囲となります。
- 挿入角度は、任意の数値が指定可能です。指定した角度だけ左回りに傾けます。
- 角度とタイリングを同時に設定した場合、指定角度に傾いたテキストをタイリングします。
- Acrobat互換のオプションと以下のオプションは同時指定できません。指定があるとエラーになります。
- 文字の輪郭色、ページ対角線配置、挿入範囲の矩形、余白、タイリング、連続しない挿入ページ
[画像透かし]
- 指定した画像ファイルを透かしとして挿入します。
- 透かしに指定可能な画像形式は以下になります。：bitmap、jpeg、png、tiff、gif
- マルチtiffファイルを透かしとして指定できます。この場合、どのページを透かしにするかの指定が必要です。
- 以下のオプションが指定可能です：
画像の倍率、透明度、挿入範囲の矩形、挿入角度、タイリング - 挿入範囲の矩形が指定されていない場合、ページサイズが範囲となります。
- 画像サイズが挿入範囲の矩形より大きい場合、矩形に収まるよう縦横比を維持したまま縮小します。
- 画像サイズが挿入範囲の矩形より小さい場合、画像サイズのまま挿入します。
- 挿入角度は、任意の数値が指定可能です。指定した角度だけ左回りに傾けます。 *V8.0NEW
- 角度とタイリングを同時に設定した場合、指定角度に傾いた画像をタイリングします。
- Acrobat互換のオプションと以下のオプションは同時指定できません。指定があるとエラーになります。
- 挿入範囲の矩形、余白、タイリング、連続しない挿入ページ
[PDF透かし]
- 指定したPDFファイルを透かしとして挿入します。
- 複数ページあるPDFファイルを透かしとして指定できます。この場合、どのページを透かしにするかを指定します。
- その他は、[画像透かし]と同等の仕様です。
[色透かし]
- 指定した色で透かしとして塗りつぶします。
- オプション：透かしとする色（RGB指定）、透明度、挿入範囲の矩形などのオプションがあります。
- Acrobat互換の透かしとして挿入する場合、次のオプションは同時指定できません。指定があるとエラーになります。
- 挿入範囲の矩形、余白、タイリング、連続しない挿入ページ
