11-1 V7.0との違い

11-1-1 V8.0で削除された要素

V7.0のPtlColorクラスにある「getCSType()」を、V8.0で廃止しました。

該当する関数は下記のC++ APIとJava APIにあります。.NET APIには存在しません。

[C++ API]

PtlColorSpace::COLOR_SPACE_TYPE PdfTk::PtlColor::getCSType()const

[Java API]

public PtlColorSpace.COLOR_SPACE_TYPE getCSType() throws PtlException

11-1-2 PDF規格ファイルに対する処理

PDF/A、PDF/X、PDF/EのPDF規格ファイルに対して処理を行ったとき、文書情報にあるPDF規格の情報を削除するようにしました。

V7.0では、PDF/Aの情報はそのまま残り、PDF/Xの情報は削除していました。
V8.0では、PDF規格ファイルに対する処理オプションを指定するインターフェースを新たに設けました。

11-1-3 文字列取得に関する戻り値の変更

V7.0にて「PtlParamString」クラスを戻り値として受け取っていた各種関数に関して、
V8.0では「const PtlParamString&」の形でポインタを戻り値として受け取るように変更しました。

例:「PtlEditTextItem:: getText ()」のリファレンス表記

V8.0

V7.0

const PtlParamString& getText ()

PtlParamString getText()

11-1-4 綴りの修正

V8.0

V7.0

PtlEditImage::setPassThrough

PtlEditImage::setPathThrough

PtlEditImageクラス

-extractImage -passThrough

-extractImage -pathThrough

コマンドライン

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