エラーは、ARCSのエラーとアプリケーションのエラーに大別できます。
ARCSのエラーの多くは、通信に関するものです。
アプリケーションのエラーの多くは、アプリケーションのコマンドライン引数が間違っています。
エラーメッセージは多岐にわたるので、一部を紹介します。
エラーメッセージも、一部だけを抜粋しています。
ARCSで発生する代表的なエラーです。
サーバーが動いていないとき
エラーメッセージ
No connection could be made because the target machine actively refused it.
エラーの原因
ARCSサーバーが動いていない。
対処法
ARCSサーバーを起動してください。
タイムアウトしたとき
エラーメッセージ
deadline exceeded
エラーの原因
巨大なファイル、サーバーマシンのメモリやパワーが足りないときに発生しがちです。
対処法
ARCS管理者は、サーバーマシン上で、ARCSを使わずに、直接アプリケーションを
実行して問題を調べてください。
その結果によって、サーバー設定ファイルのexec_timeoutの値を調整してください。
ファイルが見つからないとき
エラーメッセージ
could not import. file or directory does not exist
エラーの原因
主に変換元の入力ファイルが見つからず、インポートできないときのエラーです。
変換元ファイル以外にも、アプリケーションのコマンドラインに、
存在しない設定ファイルやCSSファイルを指定したときにも発生します。
ファイルのある場所の間違い、ファイル名の間違いが大半です。
対処法
存在するファイルを指定してください。
サポートしていないアプリケーションを使おうとしたとき
エラーメッセージ
could not convert rpc error: code = Unknown desc = exec: "osdc": executable file not found
対処法
例えば、OSDCを使おうとして、SBCCmdではなく、OSDCとする失敗例があります。
アプリケーションの正しいコマンド名を使ってください。
アプリケーションのエラーの多くは、アプリケーションに渡すコマンドライン引数やオプションが間違っている場合に発生します。
アプリケーションのエラーメッセージは、ターミナル画面では、アプリケーションの
標準出力の部分(execCmd: stdout: === begin==から、execCmd: stdout: === end ==まで)
か
標準エラー出力の部分(execCmd: stderr: === begin==から、execCmd: stderr: === end ==まで)
に出ます。
正しい引数やオプションを指定しているか、見直してください。
エラーメッセージが出たときは、クライアントソフトArcsCmdを使わず、アプリケーション単体(AHFCmd, SBCCmd, DHCCmd)で実行するのも、有効なエラー発見方法です。
アプリケーション単体のコマンドラインに引数を指定して実行し、エラーが起きるかどうか試してください。単体でエラーが起きれば、ARCSのエラーではなく、アプリケーションの引数が間違っています。
ディレクトリ監視ソフトArcsDirMonitorCmdで発生するエラーでは、セッションログを使うのも、有効なエラー発見方法です。
詳しくは、「セッションログ」を参照してください。