※1
『付録1.Linux環境への.NET8ランタイムのインストール方法』参照
※2
実行環境にモジュールファイルをセットアップする場合、PDF Tool API付属のインストーラは使用しないでください。
※3
環境変数と設定値
LD_LIBRARY_PATH={PDF Tool APIモジュールファイルのディレクトリ} :${LD_LIBRARY_PATH}
PTL80_LIC_PATH={ライセンスファイルのディレクトリ}
PTL80_FONT_CONFIGFILE={ font-config.xmlのパス}
※4a
「配置モード」が「自己完結」設定のアプリケーションファイルを実行する場合
アプリケーションファイルに.NET8ランタイムライブラリーが含まれているため、「dotnet」コマンドは不要です。
必要コマンド:
./{アプリケーションファイル名} {オプション}
※4b
「配置モード」が「フレームワーク」設定のアプリケーションファイルを実行する場合
「dotnet」コマンド付けて実行ます。
必要コマンド:
dotnet {アプリケーションファイル名} {オプション}
Linux環境への.NETのインストール方法はLinuxディストリビューションにより異なります。
本マニュアルでは例として、「Red Hat Enterprise Linux (RHEL)」におけるインストール方法を解説します。
それ以外のディストリビューションにおけるインストールは以下の公式リファレンスをご参照ください。
https://learn.microsoft.com/ja-jp/dotnet/core/install/linux
(1) コンソールを開き、以下のコマンドを実行します。
sudo dnf install dotnet-runtime-8.0
これで.NET 8のASP.NET Core ランタイムがインストールされます。
「ホーム」の.bashrc(または.bash_profile)に以下の環境変数を追記し、システムを再起動します。
export DOTNET_ROOT=$HOME/.dotnet
export PATH=$PATH:$DOTNET_ROOT:$DOTNET_ROOT/tools
(4) インストールしたランタイムのバージョンは以下のコマンドとオプションで確認できます。
dotnet --list-runtimes
実行した場合、以下のように表示されます。
Microsoft.AspNetCore.App 8.0.21 [/usr/lib64/dotnet/shared/Microsoft.AspNetCore.App]
Microsoft.NETCore.App 8.0.21 [/usr/lib64/dotnet/shared/Microsoft.NETCore.App]
Linuxでは、動作環境によって日本語用のフォントが存在しない場合があります。ここでは、「IPAフォント」のインストール方法を説明します。
(1) 下記のサイトからフォントファイルをダウンロードします。
文字情報技術促進協議会:https://moji.or.jp/ipafont/
(2) ダウンロードしたttfファイルを任意のディレクトリに配置します。ここでは、「/usr/share/fonts/ ipa」に配置します。

(3) ttfファイルを開き、右上の「インストール」ボタンをクリックしてインストールします。
