Windows用、Linux用それぞれのアプリケーションファイルを発行します。
(1) プロジェクトで右クリックし開いたメニューで「発行. . .」を選択します。

(2) 「公開」ダイアログが開くので公開先を指定します。ここでは、ローカルフォルダーにアプリケーションを作成しますので、「フォルダー」を選択し、右下の「次へ」ボタンをクリックします。

(3) 次の画面でも「フォルダー」を選択し右下の「次へ」ボタンをクリックします。

(4) 「フォルダーの場所」を指定し、「完了」を押します。

(5) 「実行プロファイル作成の進行状況」が表示された場合は、「閉じる」ボタンをクリックします。
(6) 中央下にある「すべての設定を表示」をクリックします。

(7) 「プロファイル設定」ダイアログが開くので各項目を設定します。
ターゲットフレームワーク:net8.0
配置モード:「自己完結」
発行されるアプリケーションファイルには、ターゲットフレームワークのランタイムライブラリーが含まれます。このため、アプリケーションファイルを実行する環境に、ターゲットフレームワークの.NETランタイムライブラリーをインストールする必要はありません。ただし、ファイルサイズは大きくなります。
配置モード:「フレームワーク依存」
発行されるアプリケーションファイルには、ターゲットフレームワークのランタイムライブラリーは含まれません。アプリケーションファイルを実行する環境には、ターゲットフレームワークの.NETランタイムライブラリーをインストールしてください。
ターゲットランタイム
「win-x64 (Windows 64bit)」、「linux-x64 (Linux 64bit)」のいずれかを選択します。PDF Tool APIは、arm、osx(Mac OS X)には対応していません。

(8) 「ファイルの公開オプション」を開きます。「単一ファイルの作成」にチェックを入れます。

(9) 「発行」ボタンをクリックすると、「(日時)に公開が成功しました。」と表示され発行が完了します。

(10) 「フォルダーを開く」または「ターゲットの場所」をクリックすると「フォルダーの場所」に指定したフォルダが開き、発行されたファイルを確認できます。

(11) 「ターゲットランタイム」が「win-x64」の場合、発行された拡張子「.exe」ファイルが実行ファイルです。.exeファイルとPDF Tool APIのモジュールファイルを同じフォルダに配置することで実行可能です。
「ターゲットランタイム」が「linux-x64」の場合、発行された拡張子のないファイルが実行ファイルです。