Antenna House PDF Viewer SDK 動作環境/制限事項
動作環境
『Antenna House PDF Viewer SDK』をご利用になるには以下の動作環境が必要です。
対応OS |
Windows 10 / 8.1 日本語版
Windows Server 2019 / 2016 / 2012 R2 / 2012 日本語版
※Windows 8.1/10 のストアアプリには非対応です。
※Windows Server 2019 / 2016 のインストールオプションはデスクトップエクスペリエンスが対象となります。Server Core / Nano Server は非対応です。
※延長サポートが終了したOSはサポート対象外とさせて頂きます。
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必要メモリ |
OSが推奨するメモリ容量以上 ※容量が多いほど快適にご利用いただけます。 |
ハードディスク |
本製品のインストールに必要な150MB以上の空き容量 |
ディスプレイ |
SVGA(800×600ドット)以上の解像度で、High Color(16bit)以上が表示可能なカラーディスプレイ |
シンクライアント環境の動作について
『Antenna House PDF Viewer SDK』は、現在、以下のシンクライアント環境で動作を確認しています。
他のシンクライアント/仮想環境でも動作確認を継続中です。対応環境につきましては、順次公開させていただきます。
- Microsoft Windows Server 2012 リモートデスクトップサービス
- Microsoft Windows Server 2012 R2 リモートデスクトップサービス
- Microsoft Windows Server 2016 リモートデスクトップサービス
- Microsoft Windows Server 2019 リモートデスクトップサービス
- Citrix XenApp 6.0(Server Hosted Appのみ)
開発環境
- PDF Viewer API
- C / C++ インタフェース
Microsoft Visual Studio2010 ServicePack1でビルドされています。呼び出し側のプログラムは、互換性のあるコンパイラを使用してください。
検証済み環境:
- Microsoft Visual Studio 2010 ServicePack1 / Visual C++
- Microsoft Visual Stduio 2012 Update 3 / Visual C++
- 32bit / 64bit API
PDF Viewer APIには32ビット版と64ビット版があります。開発されるアプリケーションに合わせて選択してください。
- PDF Viewer Ctrl
- ActiveX
検証済み環境:
- Microsoft Visual Studio 2010 ServicePack1 / Visual C# (.Net Framework 4.0)
- Microsoft Visual Stduio 2012 Update 3 / Visual C# (.Net Framework 4.5)
※ActiveXをサポートする他の言語でも動作しますが、動作検証済みは上記環境となります。
※Windowsストアアプリの開発には対応しておりません。
- .NET
検証済み環境:
- Microsoft Visual Studio 2010 ServicePack1 / Visual C# (.Net Framework 4.0)
- Microsoft Visual Stduio 2012 Update 3 / Visual C# (.Net Framework 4.5)
※.NET Framework4.0 以降をサポートする他の環境でも動作しますが、動作検証済みは上記環境となります。
※Windowsストアアプリの開発には対応しておりません。
- PDF Viewer Ctrlは32bit版のみとなります。アプリケーションは32ビット版アプリとして開発してください。64ビットOSではWOW64上で32ビットアプリケーションとして動作します。
制限事項
『Antenna House PDF Viewer SDK』には以下の制限事項があります。
- 対象PDF
- PDF1.3~1.7仕様準拠のAdobe Acrobatで作成されたPDF
- アンテナハウス製PDFドライバで作成されたPDF
- アンテナハウス製XSL Formatterで作成されたPDF
- その他の製品で作成された、「ISO 32000-1:2008」に準拠したPDF
-
備考)
- その他『ISO 32000-1:2008』で規定するPDFの設定の中で表示できない項目があります。
詳細は、『Antenna House PDF Viewer SDK 表示仕様』をご参照ください。
- 他社製品のPDFビューアと必ずしも同等の表示および印刷結果を保証するものではありません。
- 印刷結果はプリンタやプリンタドライバ等の印刷環境によっても結果が異なる場合があります。
- オープンできるPDFのファイルサイズは2GBまでとなります。ページ数は明示的な制限はしておりません。
- 複数プロセス/スレッドでの同時使用
- PDF Viewer API
- 複数のプロセスで API を同時に使用することは問題ありません。
- 同一プロセス内の複数のスレッドで APIを同時に使用することは、印刷機能を除き問題ありません。
- PDF Viewer Ctrl
- 複数のプロセスで PDF Viewer Ctrl を同時に使用することは問題ありません。
- 同一プロセス内の複数のスレッドでのPDF Viewer Ctrlの同時使用または同時アクセスには対応しておりません。
- その他
- PDF Viewer API
- タスクスケジューラやサービス等、デスクトップが存在しない環境では、場合によってPDFが正しく印刷や画像出力されない可能性があります。
- Smoothing にはGDI+が使用されますが、Micorosoft社はGDI+のサービスでの利用をサポートしておりません。場合によってPDFが正しく印刷や画像出力されない可能性があります。
- PDF Viewer Ctrl
- PDF Viewer CtrlはGUIアプリケーションでの使用を前提としています。GUIがないコマンドラインなどでの動作は保証しておりません。
- リモートデスクトップ接続では注釈の表示が粗くなります。(GDI+の制限事項に依るものです)
- タッチ操作でのスクロール、ピンチイン・ピンチアウト(V4.0MR1以降)は任意の機器での動作を保証するものではありません。