高速な PDF 表示を実現した Antenna House PDF Viewer SDK SP版
本製品の新規販売は、2021年6月27日をもって終了いたしました。
Antenna House PDF Viewer SDK SP版は、
表示速度を改善した PDF 描画ライブラリーの新しいエディションです。
本製品は、OEM販売専用製品です。
お知らせ
2018年4月11日 『Antenna House PDF Viewer SDK SP版 Ver.1.2』を公開
ページ編集関連のAPIを追加しました。
2017年11月20日 『Antenna House PDF Viewer SDK SP版 Ver.1.1』を公開
テキスト検索やテキスト抽出、しおりやアクション関連のAPIを追加しました。
高速な PDF 表示
従来版に比べ、PDF の描画(レンダリング)が高速になり、スムーズな PDF レンダリングが可能になります。
おおむね描画速度が改善しますが、効果が大きいのは以下のような PDF ファイルです。
- ページ数の多いテキスト中心の PDF ファイル
- 半透明やパターンを多用したグラフィック中心の PDF ファイル
※ファイルによって、速度が必ずしも改善しない場合もございます。
速度改善の例
速度改善の一例です。(特に効果が大きい場合の例です)
- ファイル A … テキスト中心の日本語レポート(モノクロ)
- ファイル B … 図や表を含む英文レポート(カラー)
- ファイル C … 図や表を多く含む日本語レポート(カラー)
- ファイル D … 線画中心の CAD 図面(カラー)
- ファイル E … Word アートを PDF 変換したファイル(カラー)
※PDFフ ァイルの全ページを連続して描画したときの時間です。
※実際にかかる時間や速度改善の度合いは、測定環境やPDFファイルにより異なります。
.Net ライブラリー
.NET Framework 対応言語から利用可能な API を提供します。
ライブラリーの主な機能
- Api クラス
- ネイティブコードで実装されたライブラリ関数のラッパー(静的なメソッド)
- Document クラス
- PDF ファイル・オープン(暗号化されたPDFを含む)
- PDF ファイル・クローズ
- PDFバージョン情報の取得
- 文書のセキュリティ情報の取得
- ページ数の取得
- ページの取得
- 文書情報の取得
- しおり情報の取得
- 移動先(Named Destination)の取得
- 新しい文書を作成 (v1.2)
- 新しいページを作成 (v1.2)
- ページを削除 (v1.2)
- ページを取り込む (v1.2)
- 画像オブジェクトを作成 (v1.2)
- ビューアプレファレンスをコピー (v1.2)
- コピーを保存 (v1.2)
- PDF バージョンを指定して保存 (v1.2)
- Page クラス
- ページ・クローズ
- ページサイズの取得
- PDFページ座標系とデバイス座標系の相互変換
- ページをデバイスコンテキストへ描画
- ページをビットマップへ描画
- リンク注釈の取得
- 回転を取得/設定 (v1.2)
- メディアボックスを取得/設定 (v1.2)
- クロップボックスを取得/設定 (v1.2)
- オブジェクト数を取得 (v1.2)
- オブジェクトを取得 (v1.2)
- オブジェクトを挿入 (v1.2)
- クリップして座標変換 (v1.2)
- クリップパスを挿入 (v1.2)
- ページ内容を生成 (v1.2)
- Bitmap クラス
- Bookmark クラス
- しおりのアクションや移動先(Dest)の取得
- しおりのタイトルの取得
- しおりの子と弟の取得
- Link クラス
- リンク注釈のアクションや移動先(Dest)の取得
- リンク注釈の矩形の取得
- Action クラス
- アクションのタイプの取得
- 移動先(Dest)の取得
- ファイルパスの取得
- URIの取得
- Dest クラス
- TextPage クラス
- ページの文字数の取得
- 開始位置と長さを指定して文字列を取得
- 指定位置の文字の文字コード(Unicode)や矩形やフォントサイズを取得
- 指定した矩形に含まれる文字列を取得
- 指定した座標にある文字のINDEXを取得
- テキスト検索を開始し、検索コンテキスト(SchHandle)を返す
- 開始位置と長さを指定してテキストの領域を表す矩形の数と座標を取得
- テキストのインデックスをページ内の文字のインデックスに変換 (v1.2)
- SchHandle クラス
- 次を検索
- 前を検索
- 検索を終了する
- マッチした文字の開始位置を取得
- マッチした文字数を取得
- PageLink クラス
- ページテキストからリンクを認識しその数を取得
- 指定したリンクの領域を表す矩形の数と座標を取得
- 指定したリンクのURLを取得
- PageObject クラス (v1.2)
- JPEG ファイルを読み込む (v1.2)
- ビットマップを設定 (v1.2)
- 座標変換 (v1.2)
- 変換行列を設定 (v1.2)
- ClipPath クラス (v1.2)
- FileAccess クラス (v1.2)
- FileWrite クラス (v1.2)
※画像ファイルへの変換や印刷をする機能は本ライブラリーにはありませんが、描画結果のデータからファイルへの保存や印刷を行うことは可能です。
サンプル PDF ビューアー
本製品を使用した PDF ビューアーアプリケーションおよびそのソースコードが付属します。
- サンプルは Windows フォーム形式の C# 言語のアプリケーションです。
- PDF ファイルの表示の確認や API の利用方法の確認にご利用いただくことができます。
メインウィンドウ
サムネイルウィンドウ
しおり
動作環境・開発環境・制限事項
動作環境
- Windows 10/8.1/7 (32ビット/64ビット)日本語版
- Microsoft .NET Framework 4.5.2 以上
- Microsoft Visual C++ 2015 再頒布可能パッケージ Update 3 (x86 版)
※本ライブラリーは32 ビットネイティブコードを含みます。64 ビット OS では 32ビットアプリケーションとして動作します。
開発環境
- .NET Framework 4.5.2 以上に対応した、Visual Studio などの開発環境/言語で開発ができます。
- 弊社で動作確認は、Visual Studio 2015 の C# 言語のみとなります。
制限事項
- 対象とする PDF は、PDF 1.3 ~ 1.7 または ISO 32000-1:2008 の仕様に準拠したものとします。
- 本ライブラリーの描画結果が PDF を描画する他のどの製品とも全く同じ出力になることは保証しません。
- 対象とする PDF でも、正しく表示できない場合があります。
- 『Anntena House PDF Viewer SDK』従来版との API の互換性はありません。表示品質や制限事項も異なります。
お問合せについて
本ライブラリーについてのお問い合わせは下記にて承ります。
OEM営業グループ
oem@antenna.co.jp