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PDF Server機能紹介:V4.0の新機能

このページでは『PDF Server V4.0』の新機能について紹介します。 

OfficeなしでPDF変換

OfficeなしでPDF変換

Officeアプリケーションなしで Office文書をPDFに変換できるようになりました。

  • AWSなどクラウド環境でも、Officeのライセンスを気にせず利用できます。
  • AWS EC2インスタンス上での動作確認の実績あり(Officeなしの設定のみ)
  • Office / PDF Driver を利用して変換する従来の方法も引き続き利用できます。

変換方式の特長

Office / PDF Driver を利用した変換方式と比較して、以下の特長があります。

項目 Officeなし Office / PDF Driver
Office 不要 必要
変換速度 比較的速い 印刷を介するため遅い
変換結果 Officeとは異なることがある Officeとほぼ同等

ご注意

Microsoft Office との互換性を高めるために可能な限り改善を続けておりますが、作成されたPDFのページレイアウトはMicrosoft Word/Excel/PowerPointのものと異なることがあります。必ず事前に評価版にてご確認をお願いいたします。

上記の表は変換速度や変換品質について一般的な傾向を示したものです。実際にどの程度の違いがあるかは動作環境や変換対象のファイルによって異なります。実運用に近い環境で必ず事前にご確認ください。

変換設定

Officeなしで直接PDFに変換する場合、以下について設定できます。

基本設定

  • フォント埋め込み
  • 変換の中止条件
  • 出力PDFファイルに出力設定のPDF設定を適用しない
  • PDFバージョン
  • タグ付きPDFを生成する
  • Web表示用に最適化する
  • ICCプロファイル
オフィス設定(直接変換)- 基本設定
オフィス設定(直接変換)- 基本設定

Word設定

  • アウトライン、アウトラインの階層
  • 変更履歴を出力する
  • 索引ページ
オフィス設定(直接変換)- 基本設定
オフィス設定(直接変換)- Word 設定

Excel設定

  • ヘッダフッタのページ番号の指定
  • シート番号(シート番号指定、アクティブシートを先頭、選択されたシート)
  • 出力するセル範囲
  • シート単位で分割
オフィス設定(直接変換)- 基本設定
オフィス設定(直接変換)- Excel 設定

PowerPoiont設定

  • ノートを変換対象にする
オフィス設定(直接変換)- 基本設定
オフィス設定(直接変換)- PowerPoint 設定

最新の Windows Server OS / Office に対応

Windows Server 2025

最新の Windows Server 2025 に対応しました。

Microsoft 365 および Office 2024 / 2021

Microsoft 365 に対応しました。

Office 2024 / 2021 に対応しました。

※V4.0 より従来対応していた、Office 2019 / 2016 は非対応になります。

最新の Windows Server OS / Office に対応

最新のPDFファイルに対応

PDF2.0

PDF2.0形式のファイルをオープンして処理できます。今後の普及にも安心です。

256bit AES

最新の256bit AES暗号方式でのセキュリティ設定に対応しました。

ご注意

従来対応していた古い 40bit RC4 の暗号方式は、V4.0 から完全に廃止になります。

その他

Antenna House PDF Driver V8.0

同梱する PDF Driver を V7.5 から最新の V8.0 へ更新しました。

PDF編集ライブラリ

磨きをかけた最新のPDF編集ライブラリを搭載。PDF編集の安定性がアップしました。

ログの改良

ログ出力を改良し、より迅速に障害調査ができるようになります。

  • ログレベル(INFO, DEBUG, TRACE)を導入し、必要に応じて詳細なログを出力できるようになりました。
  • 従来より詳細なログ出力を行い、迅速に障害箇所の究明ができるようになりました。
  • 変換エラー発生時に自動で関連データを収集し、障害報告時の情報収集の負担が少なくなります。
ログレベル
ログレベル

廃止予定の機能

V4.0の次のメジャーバージョンより以下の機能は完全に廃止になる予定です。移行をご検討ください。

  • フォルダ監視:IN/OUTモード
  • メール送信機能:POP Before SMTP
ご注意

V4.0 では引き続き利用できますが、V3.x の設定ファイルを引き継いだ場合のみ利用が可能です。