瞬簡PDF 編集 9動作環境/制限事項

動作環境

※1 インストールには管理者権限が必要です。

※2 シンクライアント環境の動作確認状況については下記ページをご覧ください。
シンクライアント環境での動作について

※3 ひとつの製品(1ライセンス)につき1台までのパソコンにインストールしてご利用可能です。複数のパソコンにインストールしてご利用になりたい場合は、その台数分の製品をご購入ください。
なお、企業様など団体向けの複数ライセンス(10ライセンス以上)もご用意しております。
デスクトップ製品 複数ライセンスのご案内

対応OS ※ 本製品はデスクトップアプリケーションです。
Windows 11(64ビット)日本語版
Windows 10(32ビット/64ビット)日本語版

※ Windows 11/10 への対応状況詳細は下記ページをご覧ください。
デスクトップ製品の Windows 対応状況
CPU 上記OSが動作するインテル x86系プロセッサ(1GHz以上推奨)
メモリ 上記OSが推奨するメモリ以上(これに加えて1GB以上の空き容量を推奨)
ハードディスク 本製品のインストールに必要な140MB以上の空き容量
ディスプレイ 解像度1280×768以上、16ビットカラー(65,536色)以上
スキャナー 本製品からTWAIN対応のスキャナーを使用することができます。
※ WIAには対応しておりません
光学ドライブ パッケージ(CD-ROM)版をご購入の場合、本製品をパソコンに導入するためにはCD-ROMの読み込み可能なドライブが必要です。
なお、CD-ROMドライブをお持ちでない場合は、クロスメディアサービスを利用することができます。詳しくは、次のアドレスをご参照下さい。 
https://www.antenna.co.jp/cross/
その他 PDF生成仮想プリンタドライバ「Antenna House PDF Driver 8.0」からPDFを作成する場合は、そのファイルを表示して「印刷」を行えるアプリケーションが必要です。
Office アドイン機能を利用するには、ご利用のパソコンに以下のアプリケーションが正しくインストールされていて、問題なく動作する必要があります。
 Microsoft Word (2013/2016/2019)
 Microsoft Excel (2013/2016/2019)
 Microsoft PowerPoint (2013/2016/2019)
※64ビット版にも対応

制限事項

「瞬簡PDF 編集 9」の制限事項

【PDFの表示、印刷】

  1. 本製品では、PDF1.3~2.0 仕様準拠の PDFを扱えます。ポートフォリオ形式のPDFは 本製品では単なる添付ファイル付きPDFとして扱われます。
  2. 本製品では、弊社独自の PDFリーダーを使用して PDFを表示します。このため表示 結果は、Acrobat/Adobe Readerなどと全く同じにはなりません。
    PDFで使用されているカラースペース、シェーディングパターン(グラデーション・ メッシュ)などグラフィックス要素の一部で未対応のものがあります。このためPDF を正確に表示できない場合があります。
  3. レイヤーには対応していません。グループ毎に可視、不可視を選択することは出来ません。全て表示されます。
  4. 本製品の閲覧制限機能はJavaScriptによって制御されているため、閲覧制限をかけた PDFはJavaScript非対応のPDFビューアでは正しく表示されません。
    とくにChromeなどのブラウザ系PDFリーダーではJavaScriptの実行を制限しているものがほとんどのため、正しく表示されません。
  5. JavaScript、アーティクル、XMLデータなどの読み込み/書き出しには対応しておりません。
  6. PDFに記述されたフォントがパソコンにない場合は、パソコンで使用できる近似の フォントを検索して表示します。このため、検索されたフォントによっては元文書 のイメージと異なる表示がされる場合があります。
    ただし、フォントが埋め込みされている PDFは、埋め込まれているフォント情報を使って文字部分を表示します。
  7. 文書を開くパスワードで保護されたPDFは、本製品上で正しいパスワードを入力しないと開くことができません。
    • 権限パスワードで保護されたPDFは開くことは可能ですが、正しいパスワードを入力してロック解除しないと編集できません。
    • 電子署名されたPDFは開くことは可能ですが編集できません。
    • 閲覧制限されたPDFは開くことは可能ですが編集できません。
  8. スキャナで作成されたPDFなどToUnicode CMapが含まれないPDFではテキストをコピーすると文字化けします。
  9. Microsoftストアアプリ(Modern UIを持つソフトウェア。ストアアプリ版Officeなど)に関連付けされているファイルは開くことができません。
  10. Windows 10でご利用の場合、コンピューターがネットワークに接続されていない環 境でPDF作成を実行すると「デフォルトプリンタの切り替えに失敗しました」という エラーメッセージが表示され、PDF作成ができないことがあります。
    このような場合は、Windowsの「設定」>「プリンターとスキャナー」設定画面にある「Windowsで通常使うプリンターを管理する」チェックボックスからチェックを外してください。
  11. リモートデスクトップ接続ではオブジェクトの表示が粗くなります。(GDI+の制限 事項に依るものです)

【PDFの編集】

  1. 画像の本文編集機能について<
    • クリッピングされている画像を編集すると正しく表示されなくなることがあります。画像を移動したり拡大することによって画像がクリッピング領域からはみ出た場合、領域外の部分は表示されなくなります。
    • 回転している画像は編集できません。
    • Acrobat等で「透かし」や「背景」として作成された画像は編集できません。
  2. テキストの本文編集機能について
    • 代替フォントでの編集になる場合は複数行編集はできません。
    • 同じ段落内でも文字が重なっている場合は複数行編集はできません。
    • 表示上で回転しているテキストは編集できません。
    • Acrobat等で「透かし」や「ヘッダー・フッター」として作成されたテキストは本文編集機能では編集できません。
    • 編集によってテキストのベースラインが若干ずれる場合があります。
    • 縦書きにした時、一部のフォントでは()などの記号がGUI上の表示とPDF出力時の表示で異なる場合があります。
    • 特殊なレンダリングモードで描画されたテキストは編集できません
    • スキャナで作成されたPDFなどToUnicode CMapが含まれないPDFではテキストを正しく編集できません。
    • 透明テキストの編集はテキストレンダリングモード3で透明化されている場合のみ有効です
  3. 注釈の編集機能について
    • 一部の注釈(インク、サウンド、動画など)は外観情報がある場合に表示をおこなうことは可能ですが、編集や再生などをおこなうことはできません。
    • スタンプ注釈の新規作成は内蔵された12種類のスタンプのみ可能です。
    • スタンプ注釈はコピーできません。
  4. トリミング、ページサイズ機能について
    • 「トリミング」、「ページサイズ変更」、「本文編集(画像またはテキスト)」は、同時に行えません。
    • 「ページサイズ変更」を行った場合、それに応じて本文コンテンツ、および注釈の位置やサイズが適切に変更されますが、その結果図形注釈の線幅が見た目とパラメータ値の間で合致しなくなることがあります。
  5. ページラベル機能について
    • 追加したページラベル設定によるページ番号表記を入力してページ遷移することはできません。ページ番号入力時は必ず物理ページ番号を入力してください。
    • ページラベル設定によるページ番号表記は本製品ではサムネイルペインでのみ表示されます。
    • 長い接頭辞をつけることでページ番号文字列が複数行になった場合、2行目以降は表示されないことがあります。
  6. ヘッダー・フッター、透かし機能について
    • ヘッダー・フッター、透かしの編集(削除、更新)は当製品またはAcrobatで追加されたものに限り可能です。
    • 複数のヘッダー・フッターまたは透かしが存在する場合、削除をおこなうと全てが削除されます。更新は特定の1つのみが更新され、それ以外は削除されます。
    • ページサイズ変更と同時にヘッダー・フッター、透かしの編集をすることはできません。

【PDFの保存】

  1. 出力されるPDFファイルのPDFバージョンは1.6未満の場合、1.6に引き上げられます。
  2. PDF/A-1b、PDF/Xに対して編集を行った場合、PDF/A-1b、PDF/Xの情報は破棄されます。
  3. ビットマップフォント、Type3フォントには対応していません。
  4. PDF ファイルのファイルサイズは2GB までです。2GB を超える PDF ファイルの場合はエラーとなります。
  5. 面付けを設定した場合、画像の最適化指定は適用されません。また、注釈等のオブジェクトおよび、しおり情報は削除されます。
  6. トリミングをした状態で面付けを設定した場合、トリミング範囲外のテキストは表示はされないもののテキスト選択ができる状態となります。
  7. ステンシルマスク画像は墨消し機能で部分消去できません。
  8. 本製品で作成または編集した注釈には外観情報が含まれません。
    外観情報が存在しない注釈は、作業スペースやサムネイルペイン上のサムネイルには表示されません。
  9. Acrobat6.0以前の暗号化レベル(40-bitRC4や128-bitRC4)で保存することはできません。
    これらで暗号化されたPDFをそのまま保存した場合、暗号化レベルは128-bitAESになります。
  10.  
  11. 透かしの設定でPDFからはみ出るような位置調整をおこなった場合、PDF出力時にサイズや位置の自動調整が行われプレビューと異なる表示結果になることがあります。

「Antenna House PDF Driver 8」の制限事項

  1. プリンターとしての扱いについて
    • Antenna House PDF Driverは印刷機能を持つすべてのソフトウェアで使用することができますが、動作環境やソフトウェアの仕様などにより、正常にPDFが作成できない、描画状態がオリジナルと異なるなどの現象が発生する場合があります。
    • Microsoftストアアプリ(Modern UIを持つソフトウェア。ストアアプリ版Officeなど)には対応していません。
    • ネットワークプリンターとしてご利用いただくことはできません。
    • Windowsのプリンター一覧に表示されるプリンター名を変更しないでください。
      一部の機能が正常に動作しなくなるおそれがあります。
    • Adobe Acrobatなど他のPDFビューアからPDF Driverを指定し印刷する動作、および出力されたPDFファイルについては保証されません。
    • PDF Driverを使用した場合に作成可能なPDFバージョンは、PDF1.3~PDF2.0です。
  2. 縦書きについて
    • 縦書きや文字が回転されている場合は、フォントを埋め込む設定で印刷を行ってください。フォントを埋めこんでいない場合、文字が元文書とは異なる方向に回転したり位置がずれて表示されます。
    • 縦書き文字の出力対応は、MSゴシックとArial Unicode MSを基準としています。
  3. フォントについて
    • 対応フォントは、True Type、Open Type、Type1フォントです。Windowsで使用可能なフォント以外については動作保証されません。また、フォントの仕様に沿っていないフォントについては動作保証されません。
    • Open Type Fontでは、フォントによって縦書き記号が回転する場合があります。
    • Open Type Fontをフォント作成ツール「FontForge」でTrue Type Fontに変換したフォントは正しく変換されません。
    • 一部のシンボルフォントの文字についてPDF出力が正しく行われません。
    • JISX0213の一部の文字について、文字幅が元文書と異なってPDF出力されます。
    • Webフォントを使用したWebページのPDF出力には対応していません。
  4. 画像や図形について
    • 透過画像や図形が含まれているとき、出力されたPDFでは黒く塗りつぶされた表示になる場合があります。
    • 透過画像や図形が含まれているとき、PDF/AやPDF/X設定時にPDFが出力されなかったりファイルサイズが0KBであるPDFファイルが出力される場合があります。
    • 画像や図形のグラデーションやパターンが元文書の通りに変換されない場合があります。
  5. Officeファイルについて
    • Excelファイルにおいて、「ページ設定」の印刷品質(解像度)設定値の変更を行った場合、出力されるPDFファイルの結果が印刷プレビューと異なり、行やページが増減する場合があります。
    • 「保護されたビュー」に「このファイルに問題が見つかりました。このファイルを編集すると、コンピューターに被害を与えるおそれがあります。」のメッセージが表示されるxls 形式のExcelファイルは取り込みができません。メッセージが表示されないようにするか、Excelの印刷機能またはアドオンからPDFに変換してから取り込んでください。
    • PDF Driver設定[一般]タブ「同名のファイルがある場合」の設定で「連番を付ける」または「出力しない」が選択されていると取り込みに失敗します。
    • Wordファイルのペン・蛍光ペンが変換されない場合があります。
  6. Windows機能との互換性について
    • PDF Driverは、Modern UIに対応していません。Modern UIを持つソフトウェアから印刷を行った場合、ユーザーインターフェースが期待される動作をせず、ファイル保存ダイアログはデスクトップ上に表示されます。
    • PDF DriverはWindows付属の「リーダー」について動作保証していません。PDFファイルが「リーダー」と関連付けられているとき、PDF Driverの設定が「作成後PDFを表示」であっても、作成後にPDFファイルが表示されない場合があります。
    • PDF Driverは、Windowsのサービス(Windowsサービス、Internet Information Serviceなど)での利用において、外字出力には対応していません。
  7. 透かしについて
    • 透かしの配置を最背面に設定した場合、印刷を行うアプリケーションによっては、透かしが他のデータの背面に配置され見えない状態になることがあります。
    • 透かし文字列のフォントとして「Roman」などfon形式フォントを選択した場合、PDF出力に失敗し、PDFが出力されない、もしくは0バイトのPDFファイルが残ります。
    • 「PDFのバージョン」で「PDF2.0」を指定している場合に「透かし」としてPDFファイルを挿入する時はバージョン2.0のPDFファイルを指定してください。1.xのPDFファイルを指定した場合、PDFは出力されません。
  8. 印刷について
    • プリンターが出力するときのピクセル数は、「用紙サイズ(インチ換算)×解像度」で決まります。この値が非常に大きくなる設定のときに、印刷が行われずPDFファイルが出力されない場合があります。
      そのような場合は、用紙サイズを小さくするか、あるいは、解像度を低い値に設定してください。設定値の目安は、「用紙サイズ(縦)×解像度」あるいは「用紙サイズ(横)×解像度」が16bitの上限である「65535」より小さくなる値です(参考:3600 dpiなら約460mm、600 dpiなら約2750mmが上限値となります)。
    • PDF Driverは印刷ジョブ名をPDFファイル名としています。Windowsにおいてファイル名に使用できない9種類の記号 \ / : * ? “ < > | が印刷ジョブ名に含まれている場合、PDF Driverはこれらの記号を「_」(0x5F)に置換しPDFファイル名とします。
    • PDF Driverは印刷ジョブ名をPDFファイル名としています。印刷ジョブ名に制御コード(0x01~0x1F)が含まれる場合、これを半角スペースに置換しPDFファイル名とします。
    • 印刷設定「セキュリティ」タブにおいて「閲覧用パスワード」または「編集用パスワード」を設定する場合、「1111」という文字列をパスワードとして指定することはできません。
    • WebブラウザーからPDF Driverを使用して印刷を行ったとき、ページに使用されているフォントの種類によりPDF出力されない場合があります。
  9. その他変換設定について
    • PDF/A、PDF/X設定でPDF出力を行う場合、グレースケールあるいはモノクロ変換は 行われません。
    • グレースケールあるいはモノクロ変換設定でかつPDFファイルを透かしとして指定している場合、透かし部分はグレースケールおよびモノクロ変換は行われません。
    • PDF/A-2bを指定する場合、「画像」タブにおいてダウンサンプリング設定を使用しない設定にしてください。

【Officeアドイン機能の制限事項】

  1. 以下のようなハイパーリンクを含む文書をPDF出力すると、ハイパーリンクの指定範囲(=リンク枠の位置)が不正になることがあります。
    • 改行を含む文字列にハイパーリンクの指定がある場合
    • 縦書き文書内でハイパーリンクを指定した場合
    • ハイパーリンクを付加したWordアートや図形に「折り返しの種類と配置」機能等を加えた場合
    • HTMLのブラウザでの表示結果をWordに貼付した場合
    • Word文書内の画像やオートシェイプに設定されたハイパーリンク
    • 文書内を移動するリンク以外のハイパーリンクについては、リンク情報が正しく出力されない場合があります。
  2. Officeファイルについて
    • Excelファイルのシートにおいて印刷範囲が設定されている場合は、リンクの出力やコメントの注釈を作成できません。該当するファイルの場合は、アドイン出力開始時に警告メッセージが表示されます。
    • Excelファイルのシートにおいてヘッダに印刷タイトルとして「行」「列」タイトルが指定されている場合、リンクの出力やコメントの注釈を作成できません。
      該当するファイルの場合は、アドイン出力開始時に警告メッセージが表示されます。
    • Excelファイルにおいて保護シートが存在する場合は、リンクの出力やコメントの注釈を作成できません。該当するファイルの場合は、アドイン出力開始時に警告メッセージが表示されます。
    • Excelファイルにダイアログシートが含まれている場合、ダイアログシートより後ろのシートに対しては、しおりやリンクの出力、コメントの注釈の作成はできません。該当するファイルの場合は、アドイン出力開始時に警告メッセージが表示されます。
    • ExcelのHYPERLINK関数によるリンクはPDFのリンクに変換されません。
    • PowerPoint アドイン変換において、表の中の文字列に設定されたハイパーリンクをPDF のリンク注釈として正しく出力できません。
    • Word文書上に隠し文字が存在する場合、しおりやリンクは作成されません。
    • Word文書において、図形内の見出しはしおりに変換されません。
  3. 印刷設定について
    • 印刷設定のPDFバージョンがPDF/AあるいはPDF/Xのとき、「コメントをノート注釈に変換する」設定でアドイン変換を実行した場合は、印刷途中で失敗するため、PDFファイルが出力されません。
    • 印刷設定のPDFバージョンがPDF/Aのとき、「元の***ファイルを添付する」設定でアドイン変換を実行した場合は、印刷途中で失敗するため、PDFファイルが出力されません。
    • 印刷設定のPDFバージョンがPDF/Xのとき、「元の***ファイルを添付する」、「リンクを出力する」、「相互参照と目次をリンクに変換する」、「脚注をリンクに変換する」設定でアドイン変換を実行した場合は、出力されるPDFファイルはPDF/Xの仕様の範囲外となります。

「PDFタグディタ―」の制限事項

  1. 同じPDF ファイルに対してタグ情報の付与方法は一通りではなく様々な方法が考えられるため、タグ情報が適切に付与されているか(タグ種別の割り当てや構造ツリーの階層構造など)についてはアプリケーションではチェックを行いません。
  2. ファイルサイズが2GB 以上のPDF ファイルを扱えません。
  3. ページ数の多いPDF ファイル等、ファイルによってはメモリ不足でオープンできない場合があります。
  4. 本製品では、PDF1.3~1.7 仕様準拠のPDFを扱えます。PDF2.0 には対応しておりません。
    なお、ポートフォリオ形式には対応しておりません。表紙に相当するPDFファイルのみ表示します。
  5. 本製品では、弊社独自の PDFリーダーを使用して PDFを表示します。このため表示結果は、Acrobat/Adobe Readerなどと全く同じにはなりません。
  6. PDFで使用されているカラースペース、グラフィックス要素の一部で未対応のものがあります。このため PDFを正確に表示できない場合があります。
  7. SeparationやDeviceNのカラースペースを使用したPDFは、元と異なった色で表示される場合があります。
  8. 塗りつぶしパターン、シェーディングパターン(グラデーション・メッシュなど)の一部には対応していません。
  9. レイヤーには対応していません。グループ毎に可視、不可視を選択することは出来ません。全て表示されます。
  10. JavaScript、アーティクル、XMLデータ、添付ファイルなどの読み込み/書き出しには対応しておりません。付加情報の表示については、外観情報を持つ注釈のみととなります。
  11. PDFにフォント情報が埋め込まれておらず、PDFに記述されたフォントがパソコンにない場合は、パソコンで使用できる近似のフォントを検索して表示します。
    このため、検索されたフォントによっては元文書のイメージと異なる表示がされる場合があります。ただし、フォントが埋め込みされている PDFは、埋め込まれているフォント情報を使って文字部分を表示します。
  12. 出力されるPDFファイルのPDFバージョンは、原則として入力ファイルの情報が引き継がれます。任意のPDFバージョン番号は設定できません。
  13. PDF/A、PDF/X に対して編集を行った場合、PDF/A、PDF/Xの情報は破棄されます。
  14. 保存可能なPDFファイルのファイルサイズは2GBまでです。2GBを超えるPDFファイルの場合はエラーとなります。

シンクライアントの制限事項

シンクライアント環境共通の制限

  • 各シンクライアント環境のすべての機能と組み合わせて、本製品が問題なく使用できることを保証するものではありません。
  • 本製品が問題なく動作するには、使用ユーザ数に応じたCPU処理能力/空きメモリが必要です。充分なリソースがない場合には正常に動作しない可能性があります。
  • 同一ユーザでログインした複数のリモートデスクトップセッション上で、本製品を同時に使用することはできません
  • スキャナー読み込み機能については動作対象外となります。
  • タッチパネルやタブレット等での操作については動作対象外となります。
  • シンクライアント環境では一部オブジェクトの表示が粗くなります。(GDI+の制限事項に依るものです)
  • 本製品の「印刷」機能はすべてのプリンターについて動作を保証するものではありません。
    • ハードウェアプリンターについては、特定のプリンターについてサーバ上のプリンター、リダイレクトされたプリンターで印刷されることを確認しています。
    • サーバ上のプリンターへ印刷をする場合は他のユーザが印刷中は同時には印刷されません。
    • 「Antenna House PDF Driver」プリンターへの印刷はサポートされません。
    • その他の仮想プリンタドライバについては動作を確認しておりません。

Windows Server ターミナルサービス/リモートデスクトップサービスでの制限

  • クライアントPC上のファイルを処理したり、出力先にクライアントPC上のフォルダを指定して処理を実行した場合、正常に処理が完了しないことがあります。
  • Windows Server 2008 以降のターミナルサービス/リモートデスクトップサービス上でRemoteApp から利用する場合、サーバ上で PDFファイルに Adobe Reader が関連付けされていると下記の場合にAdobe Readerの「Adobe Readerの保護モード」ダイアログが表示されます。
    • 「出力ファイルを表示する」がONに設定されており、出力PDFファイルが開かれる場合
    • ヘルプボタンやショートカットからマニュアルを開く場合
    • 印刷機能でPDFファイルを印刷する場合
    • 処理を継続するには「保護モードを無効にして開く」か「常に保護モードを無効にして開く」を選択する必要があります。
  • Windows Server 2019 リモートデスクトップサービスでRemoteApp からご利用になる場合、印刷中のメッセージダイアログが残る場合があります。
  • Windows Server 2016 リモートデスクトップサービスではRemoteApp からはご利用できません。リモートデスクトップ接続からお使いください。

Antenna House PDF Driver の制限事項

  • PDF作成には、ファイル拡張子に関連づけられたアプリケーションがシンクライアント環境での動作に対応しており、正常にセットアップされている必要があります。
  • PowerPoint ファイルのアドイン変換時、PowerPoint アプリケーションが前面表示される場合があります。予め画面を最小化しておくことで対処可能です。(ただしバージョンによっては最小化できない場合があります。)
  • PowerPoint を利用して複数のユーザーから同時にPDF作成をした場合に、PowerPoint の強制終了や無応答やエラーが発生する場合があります。
  • プリンターを複数のユーザーで共有するようなシンクライアント環境では、Microsoft OfficeのアドインボタンからのPDF作成機能をご利用いただけません。他のユーザーの印刷ジョブと重複した場合に処理ができず、予期しない動作をする可能性があります。
  • ターミナルサービス/リモートデスクトップサービス/XenApp 環境ではサーバ上、「その他」のシンクライアント環境の仮想OSの場合には仮想OS上に『Antenna House PDF Driver 8.0』がインストールされ、『Antenna House PDF Driver 8.0』プリンターが作成されている必要があります。
  • シンクライアント環境で提供される、「クライアントPC上のプリンターをサーバー上に対応づける機能」、「仮想OSの場合にホストPC上のプリンターをゲストOS に対応づける機能」により自動作成されたプリンターには対応しておりません。また、このようなシンクライアントの機能により自動作成された『Antenna House PDF Driver』プリンターに対して、アプリケーションから直接印刷してのPDF変換についても動作は保証しておりません。