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プラットフォーム・ライフサイクル


主要なプラットフォーム別のサポート期間を整理してまとめてみました。

Microsoft Windows

Microsoftのサポートはメインストリームサポートと延長サポートから構成する。メインストリームサポートではソフトウエアの修正版についてサービスパックとして無償で入手できるが、メインストリームサポートが終了すると、セキュリティに関する修正以外の修正版の入手は延長サポート契約の締結が必要である。

マイクロソフトプロダクトサポートライフサイクル検索で調べることができる。主なものは次の通り(2010年4月8日現在)。

プラットフォーム発売出荷終了 メインストリーム
サポート終了
延長サポート終了 備考
Windows XP Professional 2001/12/31 2009/4/14 2014/4/8
Windows Vista Enterprise 2007/1/25 2012/4/10 2017/4/11
Windows 7 Professional 2009/10/22 2015/1/13 2020/1/14
Windows 2000 Server 2000/3/31 2005/6/30 2010/7/13
Windows Server 2003 R2 Standard/Enterprise2006/3/52009/3/31 2010/7/13 2015/7/14 2003もサポート終了は同時期
Windows Server 2008 Standard/Enterprise2008/5/6 2013/7/9 2018/7/10
Windows Server 2008 R2 Standard/Enterprise2009/10/22 2013/7/9 2018/7/10

一般的な期間設定は次のようになっており、後継製品の発売日程に依存する。

メインストリームサポート
「製品発売日から5年間」もしくは「次期製品の発売から2年間」のどちらか長いほう
延長サポート
「メインストリームサポートフェーズ終了から5年間」もしくは「次の次の期製品発売から2年間」のどちらか長いほう。原則としてビジネス用または開発用の製品のみ。

Microsoft .NET Framework

.NET Frameworkのサポートポリシーは2010年3月25日に大幅に変更。.NET Frameworkは3.5までは独自のライフサイクルになっているが、3.5SP2以降は、コンポーネントの扱いとなる。

3.5までのバージョンは、2011年4月13日以降セキュリティ更新プログラムまたはセキュリティ以外の修正プログラムを入手できず、電話サポートを含めいかなる手段によるサポートを受けることもできない。従って、Windowsに同梱の.NET 3.0から3.5についても2011年4月12日までに3.5SP2に移行する必要があると思われる。

プラットフォーム発売出荷終了 メインストリーム
サポート終了
延長サポート終了 備考
.NET Framework 1.0 2007/7/10 2009/7/14
.NET Framework 1.1 2008/10/14 2013/10/8Windows OSに同梱の .NET Framework に関しては、OSのライフサイクルに準拠する。
.NET Framework 2.0 2011/4/12 2016/4/12
.NET Framework 3.0および3.5 2011/4/12にサポート完全終了
.NET Version 3.5 Service Pack 1 (SP1) Windows付随のコンポーネントとして扱い、Windowsと同じライフサイクルとなる。

情報源:Microsoft .NET Framework のサポート ライフサイクル ポリシー(2010年3月25日)

Java SE

Javaソフトウエア開発プラットフォーム「Java Platform Standard Edition(Java SE)」については無償の更新期間は3年間である。無償サポートが終了した後はJava for Businessという有償サポート契約を結ぶことでサポート期間を延長できる。

プラットフォーム リリース開始 無償版期限 有償(Standard, Premium)期限 有償(Premium Plus)期限 備考
Java 1.4 2002/2 2008/10/30 2013/4 2018/4 16年
Java 5.0 2004/5 2009/10/30 2014/4 2019/6 15年
Java 6 2006/12 2011/12(*) 2016/12(*) 2021/12(*) 15年

*は未確定。情報源:JavaSE and Java for Business Support Roadmap

Solaris

Solarisは最終出荷より2年間の退役段階1、その後3年間の退役段階2がある。この間、契約ユーザはソフトウェアのパッチを含む保守サポートを受けることができる。

主なSolarisのライフサイクルは次の表の通り。

プラットフォーム 最終出荷 退役段階1終了 退役段階2終了 備考
Solaris 72003/8/152005/8/152008/8/15
Solaris 8 2007/2/16 2009/3/31 2012/12/31
Solaris 9 2009/10/30 2011/10/30 2014/10/30
Solaris 10 未定 未定 未定

参考リンク

マイクロソフト サポート ライフサイクル
http://support.microsoft.com/gp/lifecycle
Windows Server 製品ライフサイクル
http://www.microsoft.com/japan/windowsserver2003/eol.mspx
マイクロソフト プロダクト サポート ライフサイクル検索
http://support.microsoft.com/lifecycle/search/
ライフサイクル ポリシー FAQ
http://support.microsoft.com/gp/lifepolicy
.NET Frameworkのサポート概要(2009/11/30)
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/netframework/cc807061.aspx
開発ツール ライフサイクル FAQ
http://support.microsoft.com/gp/lifedevtool
Java SE for Business
http://jp.sun.com/products/software/javaseforbusiness/
Solaris & OpenSolaris Operating System Release Model
http://www.sun.com/software/solaris/lifecycle.xml
End of Service Life Status for Solaris Operating System
http://www.sun.com/service/eosl/eosl_solaris.html

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