ライセンスファイルに関して

ライセンスファイルは、製品の種類とバージョン番号、ライセンスの種類および保守期限などを記録したバイナリーデータ・ファイルです。ライセンスファイルは新規注文時または保守更新時の納品物に含まれています。

システム製品を正式版として使用するには、その製品のインストール先の所定位置に適切なライセンスファイルが保存されている必要があります。ここでは、既にお持ちの製品をメジャーアップグレード(バージョンアップ)、マイナーアップグレード(バージョンアップ)したり、メンテンスリリース(改訂版)を適用する際のライセンスファイル取り扱い方法に関して説明します。

メジャーバージョンアップの場合

V1.0からV2.0等、整数部のカウントアップが行われる場合のバージョンアップとなります。
全ての対象製品で、新しいバージョン用のライセンスファイルが必要となります。
保守契約中のお客様は製品をメジャーバージョンアップされたいときは、弊社の保守担当窓口までライセンスファイルをご請求ください。

マイナーバージョンアップの場合

V1.1からV1.2等、小数点のカウントアップが行われる場合のバージョンアップとなります。
保守期限内にリリースされたバージョンであれば、基本的には対応するバージョン用のライセンスファイルは必要ありませんが、製品やバージョンにより異なりますので、下記の表にてご確認ください。

対応するバージョンのリリース日が保守期限切れになっている場合は、新バージョンをお使いいただくことはできません。

【対象製品】
製品名 バージョン 必要/不要 ライセンスファイル名
AH Formatter 全バージョン 不要 AHFormatter.lic
Web Interface for Formatter V6.0 不要 xds.lic
Office Server Document Converter 全バージョン 不要 sbcnlic.dat
Web Interface for OSDC 全バージョン 不要 xds-osdc.lic
PDF Tool API 全バージョン 不要 ptalic.dat
PDF Driver API 全バージョン 必要 pdalic.dat
PDF Driver 全バージョン 必要 ahpdfdriver.lic
PDFXML 変換ライブラリ 全バージョン 不要 AHPDFXML.lic
PDF Viewer SDK V4.0以降 不要 pdfviewersdk.lic
TextPorter 不要 dmc_txli.dat
PDF Server V3.0からV3.1 不要 svplic.dat
V3.1からV3.5 必要

改訂版(MR)の場合

保守期限内にリリースされた改訂版については、ライセンスファイルの入れ替えは必要ありません。
保守期限切れになっている場合は、新しい改訂版をお使いいただくことはできません。

保守契約の詳細は、システム製品保守サービス仕様をご参照ください。