- PDF署名
- タイムスタンプ付与
- Acrobat不要
- バッチ処理にて一括電子署名付与
PDF電子署名モジュールとは
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PDFに電子署名やタイムスタンプをつけることができます。Acrobatなど他のPDFツールは不要です。<用語:電子署名、タイムスタンプ> |
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電子署名とタイムスタンプは、PDFの国際標準ISO 32000-1に適合しています(本頁下の説明を参照)。アドビのAcrobat 7/8/9/X、Adobe Reader 7/8/9/Xと相互運用ができます。 |
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PDFの電子署名やタイムスタンプを検証することができます。Acrobatなど他のPDFツールは不要です。<用語:検証> |
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署名に使用する証明書の設定、署名の外観設定、検証方法の設定などの設定ファイルを作成するための「GUI版設定プログラム」が添付されています。<用語:証明書、署名の外観> |
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バッチ処理で大量一括に電子署名の付与が可能です。
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『PDF電子署名モジュール』は、コマンドライン・インターフェイス、.NET、JAVA、C++のプログラム言語用APIとして機能を提供します。 |
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貴社のシステムやアプリケーションにPDFに電子署名を付ける機能を組み込むことができます。 |
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既存PDFに対してパスワード方式のセキュリティ設定、電子証明書によるセキュリティ設定、リニアライズもできます。<用語:電子証明書によるセキュリティ設定> |
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『AH Formatter V5.2』以降と連携し、XSL-FO内で指定した署名領域に電子署名を付けることができます。 |
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専用プラグインのクライアント署名機能と連携してサーバで署名済みPDF生成ができます。(RSA-SHA1署名のみの対応)
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用途と事例
- 以下のような用途でご使用いただきます。
- 以下のようなシステムで使用されております。
PDF電子署名とは
PDFには電子署名やタイムスタンプをつけることができます。電子署名・タイムスタンプはPDFの内部に埋め込まれますので、電子署名・タイムスタンプをつけた結果もPDFであり、Adobe Readerなどで表示し、署名の妥当性を検証することができます。
本製品のPDF電子署名は、PDFの国際標準「ISO 32000-1:2008 Document management -- Portable document format -- Part 1: PDF 1.7」(ISO 32000-1)」に規定されている電子署名の仕様のサブセットとなります。
詳細は以下を参照してください。
- ISO 32000-1 12.7 Interactive Forms, 主に12.7.4.5 Signature Fields pp. 446~451(署名フィールド)
- ISO 32000-1 12.8 Digital Signatures pp. 466~478(電子署名)
ISO 32000-1に関する資料はこちらをご参照ください。
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「アクロバットでなくてもPDFができるのはなぜ?」
PDFに電子署名とタイムスタンプを付けると
- 署名後の変更・改竄の有無を確実に検出できます。
一般にデジタルデータの変更と改竄検出は困難です。これに対し、PDFに電子署名をつけることで、署名をした後の変更有無または改竄されたことを確実に検出できるようになります。
- 署名をした人の信頼性を確認できます。
電子署名には、その所有者のみが扱える秘密鍵を使います。電子署名したPDFにはその秘密鍵に対応する証明書が埋め込まれます。認定認証局、法務省などが発行した電子証明書は、発行時に本人であることが確認されていますので、PDFに埋め込まれている電子証明書を検証することで署名者を確認できます。<用語:認定認証局>
- PDF文書の版管理と過去の特定の版を取り出せるようになります。
PDFに電子署名を施すと、その後の変更は、増分更新のみが許されます。増分更新では、古いバージョンのPDFオブジェクトをそのままにしておき、削除・追加されたオブジェクトの差分情報を追記していきます。任意の署名時バージョンのPDFを表示したり、復元したりできます。<用語:増分更新>
- MDP署名をすると署名後PDFの変更制限ができます。
MDP署名(証明用署名)を使うと、署名後のPDFに対して変更できる項目の制限ができます。<用語:MDP署名>
- タイムスタンプを付けるとその時点での文書存在証明とその後の変更のないことが証明できます。
一般の電子署名は個人のPCのタイマーの時刻が刻印されます。これは自由に時刻を変更でき、信頼度が低いものタイムスタンプ・サービスの時刻は厳密に管理されています。PDF電子署名にタイムスタンプ・サービスが提供する時刻を埋め込むことで、PDF文書の存在時刻証明が可能です。
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