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『長期署名PAdESライブラリ』は、有限会社ラング・エッジ社が開発した「PDF長期署名ライブラリLE:PAdES:Lib」「PDF署名基本ライブラリLE:PAdES-Basic:Lib」をアンテナハウスが販売するものです。
エンドユーザライセンスに限らず、複製・再頒布(OEM)ライセンス契約のご相談もお受けできます。
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PDFには電子署名やタイムスタンプをつけることができます。電子署名・タイムスタンプはPDFの内部に埋め込まれますので、電子署名・タイムスタンプをつけた結果もPDFであり、Adobe Readerなどで表示し、署名の妥当性を検証することができます。
本製品のPDF電子署名は、PDFの国際標準「ISO 32000-1:2008」に規定されているPDF電子署名仕様と「ISO 32000-2(開発中)」に規定されているPAdES電子署名仕様のサブセットとなります。
なお署名の外観はISO仕様には含まれません。本製品の署名外観は、Adobe社が公開している「Digital Signature Appearances V9 2008-May」に準拠しています。
ISO 32000-1に関する資料はこちらをご参照ください。
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「アクロバットでなくてもPDFができるのはなぜ?」
一般の電子署名では署名に利用した電子証明書の有効期限後は失効情報と呼ばれるCRL/OCSPが提供されなくなるために正しく検証できなくなります。
これを防ぐために署名証明書の有効期間内に失効情報を含む検証情報を収集して埋め込み、更にタイムスタンプを付与することで有効期限を延長する仕組みが標準化されています。
電子署名を長期保管のために有効期間を延長する仕組みを長期署名と呼びます。
PDFファイルに長期署名を付与することで長期間の保管が可能となります。
PDFの長期署名フォーマットをPAdESと呼びます。
PAdESはISO32000-2(開発中)に含まれる予定です。
法令等で長期間の保管が義務付けられているような場合に長期署名が利用されます。
本製品では長期保管が必要な場合に長期署名にフル対応する長期署名版(LE:PAdES:Lib)と、署名証明書の有効期間にのみ対応した署名基本版(LE:PAdES-Basic:Lib)の2種類を提供しています。
ご利用の目的に合わせてどちらを利用するか選択ください。