デジタル庁は、官民連携のもと、グローバルな標準仕様である「Peppol(ペポル)」をベースとしたデジタルインボイスの標準仕様(JP PINT)の普及・定着の取り組みを進めています。Peppolネットワーク上でやり取りされる電子インボイス(デジタルインボイス)であるインボイスデータセットは電子取引情報に該当するため電子帳簿保存法に即して保存義務があります。インボイスデータセットは XML 形式のため、そのまま保存しても可視性(誰もが視認・確認できる状態)の要件を満たしません。
『連携補完機能』は「Peppol アクセスポイント」からインボイスデータセットを取得した後、XML形式から PDF のページをレンダリングします。更に PDFにインボイスデータセットを添付した PDF/A3b(長期保存用 PDF 形式)ファイルを作成します。(インボイスデータセットに添付ファイル情報が含まれる場合は、PDF の添付ファイルとして生成されます。)最後に PDF/A3b ファイルを『電子取引Save』に保存します。この一連の流れを自動的に行います。
※『連携補完機能』をご利用になるためには事前に「Peppol アクセスポイント」と契約して、接続に必要なアカウントを取得しておく必要があります。
※『連携補完機能』が連携可能な「Peppol アクセスポイント」など詳細は弊社 Web ページの『連携補完機能』製品ページをご覧ください。