7. 起動と終了

7.1 クライアントソフトArcsCmd

クライアントソフトを実行するには、ターミナルを起動して、ARCSのクライアントの環境変数を設定します。

起動するには、ArcsCmdの後に、アプリケーションのコマンドと引数を並べるだけです。

次は、アプリケーションのコマンドと引数の指定例です。

ArcsCmd AHFCmd -d foo.fo -o foo.pdf @PDF
ArcsCmd SBCCmd -d foo.docx -o foo.pdf -p @PDF
ArcsCmd DHCCmd -d foo.docx -o foo.html

クライアントソフトには、特に終了操作はありません。実行すると、ARCSのサーバーに変換処理を依頼して、結果を受け取って終了します。

7.2 ディレクトリ監視ソフトArcsDirMonitorCmd

ディレクトリ監視ソフトを起動するには、新しくターミナルを起動して、ARCSのクライアントの環境変数を設定して、監視したいディレクトリに移動して、

ArcsDirMonitorCmd start

で、起動します。

複数のディレクトリ監視ソフトを起動するには、新しくターミナルを起動して、ARCSのディレクトリ監視ソフトの環境変数を設定します。

それまで起動しているディレクトリ監視ソフトとは違うディレクトリに移動して、

ArcsDirMonitorCmd start

で、起動します。

設定ファイルを指定したり、監視対象のディレクトリを指定できます。

次に示すのは、Wordの文書をOSDCで変換する設定ファイルdirmon_osdc.ymalとDHCで変換するdirmon_dhc.yamlを用意して、OSDCで変換するディレクトリとHDCで変換するディレクトリを指定する例です。

OSDCで変換する例

ArcsDirMonitorCmd -config \dirmon_conf\dirmon_osdc.yaml -dir C:\Watch\OSDC

DHCで変換する例

ArcsDirMonitorCmd -config \dirmon_conf\dirmon_dhcyaml -dir C:\Watch\DHC

監視がスタートしたら、あとは、監視対象のディレクトリに、変換したいファイルを、コピーするか移動するだけです。

ターミナルを起動して、コマンドラインで、コピーや移動することもできますが、Windowsでは、Windowsエクスプローラーで、ドラッグ・アンド・ドロップ(ドラッグ&ドロップ)するのが簡単です。

ディレクトリ監視ソフトを終了するには、新しくターミナルを起動して、ARCSのクライアントの環境変数を設定して、監視したいディレクトリに移動して、

ArcsDirMonitorCmd stop

で、終了します。

あるいは、-dirで監視対象ディレクトリを絶対パスで指定して終了します。

ArcsDirMonitorCmd stop -dir C:\watch\OSDC

で、終了します。

もっと簡単にディレクトリ監視ソフトを終了するには、Ctrl-Cなどコマンドを終了するキーを押すか、ターミナルを終了します。

【重要】

実際に変換が実行されるのは、監視対象のディレクトリに、ファイルが作られたときです。上書きやリネームでは実行されないことに注意してください。

変換したいファイルと同じ名前のファイルが、監視対象のディレクトリにある場合は、それを削除してから、変換したいファイルのコピーや移動をしてください。

初期設定では、