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リモートデータ収集システム(株式会社イング様)

概要

項目 内容
ユーザ名 株式会社イング(本社:東京都新宿区)
製品の種類 XSL Formatter V3.2(Linux版)
ライセンスタイプ サーバライセンス
稼動開始時期 2005年1月
開発会社 自社開発

株式会社イングは、医家向け医薬品の研究開発情報サービス、自社ソフトウエア製品の開発・販売、医薬品規制の国際標準化活動など、医療分野で、国内・海外の医薬品メーカ、医療施設や医薬関連団体にサービスを提供する専門企業です。
同社は早くから国内・国外でSGML・XMLを製薬メーカ・病院・行政などの間でのデータ交換のための標準形式として提唱し、標準化活動を推進しながらSGML・XMLのツールを開発・販売してきました。
また、慢性疾患などの生活習慣病を中心に、EBM(Evidence Based Medicine)作りに努め、診療所(クリニック)や中小・大規模病院などの医療現場から医療データを収集するネットワークとデータセンターを運営しています。
EBMではWebベースのリモートデータ収集(RDC:リモート・データ・キャプチャ)が課題です。同社のRDCではデータをXML形式で交換しますが、収集したXMLデータをサーバ側でPDF化して、製薬メーカに提供し、証拠書類(Evidence)として利用する仕組みを開発しました。

運用

製薬メーカが医薬品を開発・販売する過程では大量の治験データの収集が必要です。これは、新薬申請前の前臨床段階、臨床段階、市販後の処方薬、というそれぞれの段階で、臨床調査票を使って行ないます。
診療所や病院の現場で医療データを収集・入力します。RDCでは、医療現場でWebブラウザのフォームなどを使ってデータを入力し、それをXMLの形式でネットワークを通じてデータセンターで収集します。
データセンター内のサーバで収集したデータを管理し、PDF化して製薬メーカに提供します。新しく開発したシステムではXMLデータを組版してPDFを作成するのにXSL Formatterを採用しました。
この新しいシステムは稼動開始したばかりです。調査は3ヶ月単位で開始から終了のサイクルになりますが、調査終了時にはデータがPDF化されます。情報提供を受ける製薬メーカは、PDFを印刷してクリニックや病院で医者の署名をもらい、証拠書類として保管したり、行政向けに提出します。これらのデータは10数年でトラック数台分にも達します。

Formatterの選定理由

同社の技術者がシステム開発を始めた時点ではオープン・ソースのFOPを使うことを想定していました。しかし、FOPはXSL-FO仕様の実装度が低く、期待したページの区切り制御などができないこと、日本語のPDF作成では行末の制御が正しくできないなどの問題があり、実用に耐えませんでした。
XSL Formatterのサーバ版を試用してみたところ、組版出力の品質がFOPに比べて格段に高く、また速度も速いことからXSL Formatterの採用を決定しました。

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