PDF、組版と文書変換のアンテナハウス株式会社
PDF、組版と文書変換のアンテナハウス株式会社
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項目 | 内容 |
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ユーザ名 | Druck & Media GmbH |
製品の種類 | XSL Formatter V2(Client版) |
ライセンスタイプ | Corporate License |
稼動開始時期 | 2002年10月 |
開発会社 | MID/Information Logistics Group GmbH (リセラー) |
ドイツ Koln所在の法律関係の中堅出版社 Dr. Otto Schimidtが、月刊誌「GesR GesundheitsTecht(健康と法律)」誌を創刊するにあたり、組版と印刷を担当する Druck & Media GmbH社は、広告を除く全ページのページ組版を自動的に行うツールとして XSL FormatterV2.2 を採用しました。
この雑誌は、画像をまったく使っていず、文章のみですが、XSLで自動組版したものとしては、複雑なレイアウトに属します。フォントは、出版社の独自フォントです。XSLTスタイルシートは、MIDが開発しました。創刊号は2002年10月21日に発行されましたが、XSL Formatter で組版したページをPDF出力オプションでPDFに出力して印刷・製本しました。出版社の要求するレイアウトは、3B2の対話式組版機能に基づくものであったため、出版社の要求するレイアウトを自動組版で実現するのに苦労したようです。出版社の方は、完全に自動化した組版とページ・レイアウト・プロセスの必要性をまだ認識していないが、印刷会社の方は満足しているとのことです。特に、2段組で脚注を内側に集めていますが、XSL 1.0 仕様の脚注の機能と異なるためこの部分に手作業が残っています。アンテナハウスでは、XSL 1.0 の脚注の配置方法に関する仕様を独自に拡張して、V2.5 にカラム幅に脚注を配置する機能を実装しました。
Druck & Media社は、新雑誌を新しい技術を使って、完全に自動化した組版とレイアウト・プロセスで行いたいと考えて、これを出版社に提案しました。同社は、かつて Carl-Link-Ferlag社の一部で、ドイツで最初に 50種類のルーズリーフ出版物を SGMLと Datalogics社の組版ソフト(Pager)で印刷した会社として有名な会社です。この開発で、MIDがアプリケーションとスタイルシートの開発、ならびに訓練を担当し、印刷会社と共同で出版社の承認を得られるレイアウトとスタイルシートを開発しました。