Antenna House PDF Tool API (C++) 8.0
PdfTk::PtlParamFont クラス

#include <PtlParamFont.h>

公開型

enum  WEIGHT {
  WEIGHT_EXTRALIGHT = 200 , WEIGHT_LIGHT = 300 , WEIGHT_NORMAL = 400 , WEIGHT_MEDIUM = 500 ,
  WEIGHT_SEMIBOLD = 600 , WEIGHT_BOLD = 700 , WEIGHT_EXTRABOLD = 800 , WEIGHT_HEAVY = 900
}

公開メンバ関数

int getHandle () const
 PtlParamFont ()
 コンストラクタ
 PtlParamFont (const PtlParamString &name, float size, bool bBold, bool bItalic, bool bEmbed)
 コンストラクタ
 PtlParamFont (const PtlParamString &name, float size, WEIGHT weight, bool bItalic, bool bEmbed)
 コンストラクタ
 PtlParamFont (const PtlParamFont &obj)
 コピーコンストラクタ
 ~PtlParamFont ()
 デストラクタ
PtlParamFont & operator= (const PtlParamFont &obj)
 コピーオペレータ
void setName (const PtlParamString &name)
 フォント名を設定。
void setSize (float size)
 フォントサイズを設定(ポイント)。
void setFontSize (float size)
 フォントサイズを設定。
void setBold (bool bBold)
 ボールドか否かを設定。
void setWeight (WEIGHT weight)
 ウエイトを設定。
void setItalic (bool bItalic)
 イタリックか否かを設定。
void setEmbed (bool bEmbed)
 フォント埋め込みにするか否かを設定。
float getStringWidth (const PtlParamString &str)
 文字列幅を取得。

詳解

PtlContent/PtlPramWatermarkTextのフォント指定に使うパラメータクラスです。

PtlParamFont.h の 19 行目に定義があります。

列挙型メンバ詳解

◆ WEIGHT

enum PdfTk::PtlParamFont::WEIGHT

ウェイト

列挙値
WEIGHT_EXTRALIGHT 

エクストラライト

WEIGHT_LIGHT 

ライト

WEIGHT_NORMAL 

ノーマル

WEIGHT_MEDIUM 

ミディアム

WEIGHT_SEMIBOLD 

セミボールド

WEIGHT_BOLD 

ボールド

WEIGHT_EXTRABOLD 

エクストラボールド

WEIGHT_HEAVY 

ヘビー

PtlParamFont.h の 25 行目に定義があります。

構築子と解体子

◆ PtlParamFont() [1/4]

PdfTk::PtlParamFont::PtlParamFont ( )

コンストラクタ

例外
PtlException

◆ PtlParamFont() [2/4]

PdfTk::PtlParamFont::PtlParamFont ( const PtlParamString & name,
float size,
bool bBold,
bool bItalic,
bool bEmbed )

コンストラクタ

引数
nameフォント名
sizeフォントサイズ(ポイント)
bBoldボールド(trueならボールド)
bItalicイタリック(trueならイタリック)
イタリックは縦書きには対応していません。
bEmbedフォント埋め込みか(trueなら埋め込む)
例外
PtlException

◆ PtlParamFont() [3/4]

PdfTk::PtlParamFont::PtlParamFont ( const PtlParamString & name,
float size,
WEIGHT weight,
bool bItalic,
bool bEmbed )

コンストラクタ

引数
nameフォント名
sizeフォントサイズ(ポイント)
weightウェイト
指定されたウェイトのものをフォントファイルから探しますが、
なければWEIGHT_BOLD以上のものはボールド、それ以外はノーマルとみなします。
bItalicイタリック(trueならイタリック)
イタリックは縦書きには対応していません。
bEmbedフォント埋め込みか(trueなら埋め込む)
例外
PtlException

◆ PtlParamFont() [4/4]

PdfTk::PtlParamFont::PtlParamFont ( const PtlParamFont & obj)

コピーコンストラクタ

引数
objコピー元オブジェクト。
例外
PtlException

関数詳解

◆ getStringWidth()

float PdfTk::PtlParamFont::getStringWidth ( const PtlParamString & str)

文字列幅を取得。

単位はmmとなりますので注意してください。

引数
str文字列
戻り値
文字列幅
例外
PtlException

◆ operator=()

PtlParamFont & PdfTk::PtlParamFont::operator= ( const PtlParamFont & obj)

コピーオペレータ

引数
objコピー元オブジェクト。

◆ setBold()

void PdfTk::PtlParamFont::setBold ( bool bBold)

ボールドか否かを設定。

設定しない場合はデフォルト値としてfalseが使用されます。

引数
bBoldtrueならボールド
例外
PtlException

◆ setEmbed()

void PdfTk::PtlParamFont::setEmbed ( bool bEmbed)

フォント埋め込みにするか否かを設定。

設定しない場合はデフォルト値としてtrueが使用されます。

引数
bEmbedtrueならフォント埋め込み
例外
PtlException

◆ setFontSize()

void PdfTk::PtlParamFont::setFontSize ( float size)

フォントサイズを設定。

設定しない場合はデフォルト値として12ポイント(=12*25.4/72mm)が使用されます。

引数
sizeフォントサイズ(mm)
例外
PtlException

◆ setItalic()

void PdfTk::PtlParamFont::setItalic ( bool bItalic)

イタリックか否かを設定。

設定しない場合はデフォルト値としてfalseが使用されます。

引数
bItalictrueならイタリック
縦書きではイタリックの指定があってもフォントがイタリックのグリフを
持っていない場合はイタリックとなりません。
例外
PtlException

◆ setName()

void PdfTk::PtlParamFont::setName ( const PtlParamString & name)

フォント名を設定。

引数
nameフォント名
例外
PtlException

◆ setSize()

void PdfTk::PtlParamFont::setSize ( float size)

フォントサイズを設定(ポイント)。

設定しない場合はデフォルト値として12ポイントが使用されます。
フォントサイズをポイントからmmに換算は、フォントサイズ*25.4/72 で行います。

引数
sizeフォントサイズ(ポイント)
例外
PtlException

◆ setWeight()

void PdfTk::PtlParamFont::setWeight ( WEIGHT weight)

ウエイトを設定。

設定しない場合はデフォルト値としてWEIGHT_NORMALが使用されます。

引数
weightウエイト
指定されたウェイトのものをフォントファイルから探しますが、
なければWEIGHT_BOLD以上のものはボールド、それ以外はノーマルとみなします。
例外
PtlException