1–2 読み込み、保存、出力できるファイル形式

本製品で読み込み、保存、出力できるファイル形式を説明します。サポートファイル形式

1–2–1 本製品で開けるファイルの種類

本製品で読み込んで編集対象にできるファイルは、次の図のように用紙PDFと編集情報付きファイルに分けられます。

用紙PDFとして使えるファイル

図1・3 用紙PDFとして使えるファイル

用紙PDFとなるPDFと画像ファイルは汎用・標準形式です。編集用パスワード(オーナーパスワードとも呼ばれます。PDFに対する権限を設定できます。))で変更禁止に設定されているPDFも用紙PDFとして使うことができます。もう一方の編集情報付きファイルは、本製品で編集した設定などを保存する形式です。本製品独自の形式である編集情報ファイル(.wppx)と、編集情報付きPDFの2種類があります。

編集情報ファイル

編集情報ファイルには、用紙PDFに加えて、本製品で記入したオブジェクトなどの設定情報がすべて入っています。保存するとき、ファイル形式として「編集情報ファイルとして保存 (*.wppx)」を選択すると、編集情報ファイルになります。

編集情報ファイルの保存方法は3–3 名前を付けて保存を参照してください。

Mspng 本製品のバージョン間での編集情報ファイルの互換性

  • 「書けまっせ!! PDF 3」以前で作成した編集情報ファイルは本製品で直接開くことはできません。編集ファイル変換ツール(WPPX変換ツール)を次のWeb上から無償配布しております。
    https://www.antenna.co.jp/support/update/kpd/kpd_tool.html
  • 「書けまっせ!! PDF 4」~「書けまっせ 6」までの編集情報ファイルは一部の図形が変換されますが読むことはできます。
    • 「書けまっせ!! PDF 5」まであったインクオブジェクトは元々画像なので画像として読まれます。
    • 「書けまっせ 6」まであったコネクタオブジェクトは折れ線オブジェクトとして読まれます。
    • 「書けまっせ 6」まであった2重丸オブジェクトはグループオブジェクトとして読まれます。その他、チェックマーク等の図形はすべて固有のオブジェクトではなくなり、折れ線やグループオブジェクトとして読まれます。
  • 「書けまっせ 7」のオブジェクトは全部読むことができます。
  • 「瞬簡PDF 書けまっせ 8」で作成した編集情報ファイルを過去バージョンで開くとき
    • 「書けまっせ!! PDF4」以前のバージョンでは開けません。
    • 「書けまっせ!! PDF5」に関してはバージョン5.2.0のアップデートで対応しています。
    • 「書けまっせPDF 6/7」で、「書けまっせ 7.2/8」のフォーム、「書けまっせ 7/7.2/8」の手書きオブジェクト、墨消しが設定された編集情報ファイルを読むときは、それらが存在したバージョンであれば読めますが、存在しないバージョンでは削除されます。「瞬簡PDF 書けまっせ 8」で追加したテーブルは無視されます。またオブジェクトの回転は無視されます。上記以外のオブジェクトは全部読めます。

編集情報付きPDF

編集情報付きPDFはオブジェクトの設定など編集状態の情報が埋め込まれたPDFです。通常のPDFと区別するため、本製品では、このPDFを編集情報付きPDFと呼びます。拡張子 .xppwの編集情報ファイルと同様に、以前に作業した状態をPDF内部に情報として持っているため、この編集情報付きPDFファイルを本製品で開くと編集作業を再開できます。

編集情報付きPDFは、Adobe Readerなど他のPDFリーダーでも通常のPDFファイルとして開けます。「瞬簡PDF 書けまっせ 8」以外のアプリケーションでも普通のPDFファイルとして利用できますが、通常のPDFと比べてファイルサイズは大きくなります。

編集情報付きPDFの保存方法は3–3 名前を付けて保存を参照してください

編集情報付きPDFを保存するときに、編集情報ファイルのパスワードを設定できます。このパスワードを設定すると、本製品でファイルを開く際にパスワードの入力を求められるようになります。このパスワードは編集情報専用なので、編集情報付きPDFファイルをAdobe Readerなどで通常のPDFとして開く際には入力を求められることはありません。

1–2–2 用紙PDFに追記/貼り付けできる外部ファイルの種類

編集中の用紙PDFの上に追記できるファイルまたはデータは次の図のとおりです。

用紙PDFに追記できるファイルの種類

図1・4 用紙PDFに追記できるファイルの種類

1–2–3 本製品の編集情報保存ファイルの種類

本製品で編集中の状態を保存する形式は、①独自形式の編集情報ファイル、②編集情報付きPDF、③オブジェクトテンプレートの3種類です。

編集中の情報を保存する形式

図1・5 編集中の情報を保存する形式

①、②の説明は、1–2–1 本製品で開けるファイルの種類を参照してください。③のオブジェクトテンプレートは単独では開くことができず、用紙PDFを開いている状態で開くことができます。

1–2–4 本製品で出力できる形式

本製品では、①用紙PDFと追記したオブジェクトを重ねて出力したり、②追記したオブジェクトだけを出力したりできます。②は紙の帳票や申請書などにプリンタで印刷する用途を想定しています。

出力形式はPDFファイル、またはプリンタによる印刷です。

編集結果の出力

図1・6 編集結果の出力

詳しくは3–4 PDF出力3–5 印刷を参照してください。