「書けまっせ!!PDF3」の改訂情報

「書けまっせ!!PDF2」から「書けまっせ!!PDF3」への改良点

「書けまっせ!!PDF3」は、「書けまっせ!!PDF2」の製品コンセプトを継承しながら、より使いやすく、より簡単に文字や図形を書き込んだり、より高速なPDF出力ができるように、抜本的に作り直しました。

設計変更

「書けまっせ!!PDF3」では、抜本的な改良のためプログラムの設計を見直しました。

• 操作画面の構成を変更し、よりモダンなデザインとしました。
• 文字の入力にWindows標準の「リッチエディット・コントロール」を使用していましたが、これでは、入力する文字のキーインと編集時には、文字に対する書式の指定、文字の位置が表現できず、入力確定してから文字の位置が決まるため文字を枠にピッタリ合わせにくいという問題がありました。これを解消するため、独自の「テキスト入力コントロール」を開発しました。これにより、見たままで文字を入力できるようになりました。
• 編集結果からPDFを作成する際、「書けまっせ!!PDF2」までは、専用のPDF Driverを使っていましたが、これを廃止し、PDF出力ライブラリーでPDFファイルを直接書き出すようにしました。この結果、PDF出力が従来よりも遥かに高速になりました。

機能追加

また、次のような新しい機能を追加しました。

• 用紙PDF（下地）を90度単位で回転する機能
• 入力・貼り付けした文字や図形をそのままとして、用紙PDFだけを別のものに差し替える機能
• 画像ファイルを読み込んで、用紙PDFとして扱う機能（「プロフェッショナル版」のみ）
• スキャナを直接制御して、スキャンデータを読み込んで、用紙PDFとして扱う機能（「プロフェッショナル版」のみ）
• ドラッグ＆ドロップで画像をPDFの上に貼り付ける機能
• 自由曲線を入力し、曲線の形を変更する機能
• 日付印、認印を作成する機能
• BMP画像を印影として使用し、印影は下の文字を透過する機能
• 印刷時の位置（上下左右）の微調整機能
• テキストボックスに計算式を設定し、他のテキストボックスの値を参照したり、関数などを使って計算結果を表示する機能
• プログラムの機能をコマンドラインで実行する機能（「プロフェッショナル版」のみ）