瞬簡/リッチテキストPDF6 に関する質問と回答

最終更新日: 2010/12/20
サポートセンターによくいただくご質問をまとめました。 製品について疑問があったりお困りの場合は、まずこちらをご覧下さい。あわせて、製品のインストール時に一緒に保存されるマニュアル(PDF形式)もご活用下さい。

動作環境について

インストールについて

機能について(リッチテキストPDF6についてのみ)

※「瞬簡PDF3」の機能についてのご質問は、瞬簡PDF3の「Q&A」ページを参照してください。

PDFファイルを対象とした変換(全般)

PDFファイルからWord文書への変換

PDFファイルからExcel文書への変換

OCR処理を使った変換/その他

販売について

購入前のご質問

 

 

 


以下、回答

動作環境について

瞬簡/リッチテキストPDF6はWindows Server 2003に対応していますか?
いいえ、対応していません。
瞬簡/リッチテキストPDF6はデスクトップ製品となり、個々のPCにインストールして使用していただくソフトウェアとなるためサーバーOSには対応していません。
瞬簡/リッチテキストPDF6をサーバーにインストールして複数のクライアントで使用したいのですができますか?
瞬簡/リッチテキストPDF6はデスクトップ製品となり、個々のPCにインストールして使用していただくソフトウェアです。サーバーにインストールして複数のクライアントで使用することはできません。
瞬簡/リッチテキストPDF6では複数のPCにインストールしてご利用いただく場合に、大変お徳で便利なサイトライセンス商品をご用意しておりますので、こちらの購入をご検討下さい。
サイトライセインスについてはこちら
瞬簡/リッチテキストPDF6はインターネットに繋がっていなければ使えませんか?
いいえ。インターネットに接続していなくてもお使いいただくことができます。

インストールについて

ランタイムライブラリ(Microsoft Visual C++ 2005 SP1 再頒布可能パッケージ)のインストールで失敗してしまいます。
「瞬簡/リッチテキストPDF6」の動作にマイクロソフトのランタイムライブラリを必要とします。インストール時にランタイムライブラリがインストールされていない環境では、自動的にランタイムライブラリをインストールしますが、インストールするユーザのアカウント名に2バイト文字が使われていた場合、上記ランタイムライブラリのインストールに失敗する場合があります。
その場合は、1バイト文字のアカウントを作成して再度インストールしていただくか、以下の方法で回避することができます。

・Windowsの環境変数を設定する。
  1. 「コントロールパネル」から「システム」を開く(クラシック表示にしてください)
  2. 「詳細設定」タブの「環境変数」ボタンをクリック
  3. 「ユーザー環境変数」欄にある「TEMP」を選び「編集」ボタンをクリック
  4. 「変数値」を「%SystemRoot%\Temp」などに変更し「OK」ボタンをクリック
  5. 同様の設定を「TMP」に対して行う
  6. 「OK」ボタンをクリックして「環境変数」ウィンドウを閉じる
  7. 「システムのプロパティ」ウィンドウを閉じて、『瞬簡/リッチテキストPDF6』のインストールを開始する

機能について

PDFファイルを対象とした変換(全般)

PDFファイルをリストに登録すると先頭にカギアイコンアイコンが付きます。
リッチテキストPDF6は、パスワードで保護されたデータの抽出が禁止されているPDFファイル、開くために必要なパスワードが設定されているPDFファイルを処理することができません。そのようなPDFファイルをリストに登録するとファイル名の先頭にカギアイコンアイコンがついて、そのPDFファイルにパスワードが設定されていることを示します。パスワードを解除するには、カギアイコンアイコンをダブルクリックするか、ファイルを右クリックして表示されるコンテキストメニューから「パスワードの入力」を選択して表示されるダイアログボックスにパスワードを入力して、これを解除してください。パスワードが解除されるとカギアイコンアイコンの表示がカギアイコンOFFに変化して、これを示します。
PDFファイルを対象に変換を実行すると、[処理エラー]が発生する。
処理対象となっているPDFファイルがリッチテキストPDF6で扱えないファイルである可能性があります。PDFファイルを作成したソフトウェアによっては、リッチテキストPDF6が処理できない構造を持つ場合があります。
PDFファイルを対象に変換を実行すると文字が「?」と変換される。
フォントの埋め込みを指定して作成したPDFファイルでは、文字が描画オブジェクトとして格納されます。この場合、同時に文字の外観と文字コードを関連づけしたデータが格納されていれば、Word文書などへ変換した場合に文字を再現することができます。しかし、PDFファイルを作成したソフトウェアによっては、このような関連づけデータを作成していないことがあり、そのような場合には、「?」などの文字に代替されて変換されます。
PDFファイルを対象に変換を実行すると、線画の部分が一部欠けたようになって変換される。
初期設定では、罫線で囲まれた領域を表として変換します。このため変換対象となるPDFファイル中で線画の一部に矩形が使用されているような場合には、矩形の部分だけが表(セル)に変換され、線画が正しく再現できないことがあります。このような場合には、下記をお試し下さい。
① 変換設定ダイアログのオプション「表をセルに変換しない」を有効にして変換してみてください。なお、処理対象となるPDFファイルに表と線画の混在するようなレイアウトである場合、「表をセルに変換しない」オプションにするとセルの変換がされなくなります。
② 変換詳細ボタンをクリックして「変換の詳細設定」画面を表示させます。「画像変換の指定」画面で線画として変換したい範囲を指定した上で変換を行ってみてください。

PDFファイルからWord文書への変換

PDFファイルからWord文書への変換を行った際、大きな画像が正しく変換されない場合がある。
Word文書の最大用紙サイズは558.7mm×558.7mmです。これより大きなサイズの文書を変換しようとすると、Word文書への書き出し時に用紙サイズが、最大用紙サイズに補正されます。変換対象となるPDFファイル中に最大用紙サイズを超えるような画像が使用されている場合、Word文書には変換されません。これは仕様上の制限となります

PDFファイルからExcel文書への変換

PDFファイルからExcel文書の変換を行った際、色が正しく再現されない場合がある。
PDFファイルからExcel文書への変換を行う場合、PDFファイル中で用いている色をExcel文書の標準パレット色に近似することで再現します。このため、用いられている色によっては、Excel文書で正確に再現できない場合があります。
PDFファイルからExcel文書への変換を行う場合、斜線が変換されない場合がある。
PDFファイルからExcel文書への変換を行う場合、セルにマッチする斜線をセルの斜線として変換します。これ以外の斜線は無視しますので、折れ線グラフのように縦横の罫線と斜め線が混在して表現するようなPDFファイルでは、折れ線部分が正しく変換されない場合があります。このような場合には、変換詳細設定で該当箇所を画像として変換するように指定してください。
PDFファイルからExcel文書への変換を行う際、変換されない描画オブジェクトがある。
Excel文書への変換を行う場合、通常矩形をセルに変換します。しかし、幅が3 Point 未満の矩形はセルとするには無理があるため、無視します。このため、PDFファイル中に細い矩形が連続して描画されているような箇所は、変換されない場合があります。
PDFファイルからExcel文書の変換を実行すると、"0.0"が"0"に変換される。
PDFファイルからExcel文書に変換する場合、得られるセルの内容からセル書式を判断しています。"0.0"は、数字と判断されるため、"0"も"0.0"も等しく数値データ"0"に変換されます。
PDFファイルからExcel文書への変換を行う場合、文字の下線が変換されない場合がある。
PDFファイルからExcel文書への変換を行う場合、文字列の内容によりセルを作成します。文字の下線もセルの罫線に変換しますが、セルの罫線に複数の線種が存在する場合、一番割合の長い線種を優先して設定します。このため、文字の下線が変換されないことがあります(この場合の線種には、"線無しも"含まれます)。
PDFファイルからExcel文書への変換を行う場合、縦書きの文字列が所定の位置に変換されない。
Excel文書では、縦書きをセルに指定できません。PDFに縦書きで配置された文字をセルに1文字ずつ配置すると、文字列としての識別ができなくなってしまいます。このため、PDFファイルからExcel文書への変換では、縦書きの文字列はシートの最後に横書きで配置します。これは仕様上の制限となります。
PDFファイルからExcel文書への変換で、複数ページを1シートにまとめる指定が有効にならない。
「複数のページを1シートに変換する」指定は、ひとつの表が複数ページに分かれて記載されているような場合に有効です。この指定は、PDFファイル内の各ページサイズが同じ大きさで、PDFファイルに記述された表の列数・列幅が完全に一致していることが条件となります。そのため、ページ内の表の列幅が他と少し異なっていたり、ページサイズが異なるとシートを分割して変換します。
PDFファイルから一太郎文書またはExcel文書への変換で、画像が変換されない場合がある。
PDFファイル中の線画または画像が記述されている部分には、背景を白で塗りつぶした矩形を同じ位置に重ねて表示している場合があります。PDFファイルからExcel文書または一太郎文書に変換すると、これらの矩形も一緒に変換され画像部分に重ねて出力されるため、元の線画や画像部分が隠されて見えなくなってしまうことがあります。このような場合には、上に重なっている画像を指定して削除するか移動してみてください。

OCR処理を使った変換/その他

イメージスキャナを使って紙文書を取り込んで作成したPDFファイルをOCR処理した際、処理エラーが発生する場合がある。
リッチテキストPDF6を使って文字が画像化されたPDFファイルから変換する場合、いったんPDFファイルのページ全体を画像に変換し、これを対象としてOCR処理します。この場合、画像解像度(DPI)の値を高く指定しているとメモリを多量に消費するために画像化に失敗することがあります。このようなときには、[OCR設定]ボタンをクリックして表示される「OCR設定」ダイアログの[DPI値]の値を小さく設定した後、処理してみてください。ただし、この値を低くし過ぎると認識率が低下します。スキャン対象となった画像にもよりますが、一般的に300~400dpiの範囲で指定するのが適当です。
イメージスキャナを使って紙文書を取り込んで作成したPDFファイルをOCR処理した際、文字化けがひどく期待した結果が得られない。
リッチテキストPDF6で文字が画像化されたPDFファイルから変換する場合、いったんPDFファイルのページ全体を画像に変換してからOCR 処理します。この場合、元のPDFファイルの状態により画像化された文字認識率が左右されます。スキャンされたPDFファイルの画像の品質が元々低い場合には、OCR処理によって文字を認識することが困難です。状態にもよりますが、おおよそ200dpiを境にこれ以下の解像度の場合、文字認識が、かなり低下します。そうでない場合には、[OCR設定]ボタンをクリックして表示されるダイアログの[DPI値]で、高解像度に設定することで改善する場合があります。ただし、解像度を高くすると処理にメモリや処理時間を大量に必要としますので、注意してください。
OCR処理によって出力されるPDFファイルのサイズが、処理対象となるファイルより大きい。
処理対象となるのが画像ファイルの場合、ファイルのフォーマットによっては、処理対象となる画像ファイルより出力されるPDFファイルのほうが、ファイルサイズが大きくなる場合があります。(特にJPEGファイルの場合)
処理対象がPDFファイルの場合、ページをいったん画像に変換し、その画像をOCR処理し、得られたテキストと変換した画像とでページが構成されたPDFファイルとして出力します。そのため、PDFファイルの内容や、OCR処理オプションのDPIの設定によっては、出力されるPDFファイルのほうが、ファイルサイズが大きくなる場合があります。一般にDPIの設定値が大きいほど、出力されるPDFファイルのサイズが大きくなります。
Microsoft Wordに追加したアドイン、PDFファイル変換機能の登録を解除したはずなのに、Wordのツールバーには[PDFから開く]ボタンが表示されたままで、削除されない。

リッチテキストPDF6でMicrosoft Wordに追加したアドイン「PDF変換機能」を解除してもWordのツールバーに[PDFから開く]ボタンが表示されたままになる場合があります。このような時は以下の手順で表示を消してください。

[Word 97-2003の場合]
① Wordの[ツール]メニューの[ユーザー設定]をクリックし、[ツール]タブをクリックします。
② 表示された一覧上で[PDFから変換]をポイントして、[削除]ボタンをクリックします。
③ 削除の確認を行う画面が表示されたら、[OK]をクリックします。
④ [PDFから変換]が一覧から削除されたら[閉じる]をクリックし、[ユーザー設定]画面を閉じます。
⑤ PDF変換機能を一時的に解除するだけで、その機能をWord上に残しておくには、上記の[ユーザー設定]画面の一覧上で[PDFから変換]の横のチェック ボックスをオフにします。

[Word 2007の場合]
① Wordの[Officeボタン]から[Wordのオプション]を選択します。
② 表示された画面の左の一覧から[アドイン]の項目を選択し、アクティブなアプリケーションアドインの欄にある[Antenna House PDF Converter Word COM Addin]をクリックします。
③ 表示画面の下にある[管理]を[COMアドイン]と選択、[設定]ボタンをクリックします。
④ [COMアドイン]の画面が表示されたら、[使用できるアドイン]一覧より、上記のアドインのチェックをオフにします。

[Word 2010の場合]
① Wordの[ファイル]メニューから[オプション]を選択します。
② 表示された画面の左の一覧から[アドイン]の項目を選択し、アクティブなアプリケーションアドインの欄にある[Antenna House PDF Converter Word COM Addin]をクリックします。
③ 表示画面の下にある[管理]を[COMアドイン]と選択、[設定]ボタンをクリックします。
④ [COMアドイン]の画面が表示されたら、[使用できるアドイン]一覧より、上記のアドインのチェックをオフにします。

販売について

サイトライセンスの詳細をお教えください。何本から何本までが、いくらとか。
サイトライセンスについて詳しくは、弊社の担当窓口(sales@antenna.co.jp)までお問合せください。
瞬簡/リッチテキストPDF6 ライセンスパックについて、会社内で購入を検討しているのですが、
1.)最初にライセンスパックにて、5ライセンス購入後、追加でライセンスのみを購入することは出来るのでしょうか?
2.)また、購入経路はどのような方法になりますでしょうか?
はい。後からライセンスを追加していただくことができます。
ご購入は、弊社の直販もしくは販売店様からお取り寄せいただくことになります。追加される場合は、お持ちのライセンス証書をこちらで確認する必要がありますのでお持ちのライセンスの情報を提供していただくことになります。

購入前のご質問

体験版・評価版はありませんか。
誠に申し訳ありませんが、デスクトップ製品については、現在、体験版・評価版を用意していません。
なお、アンテナハウス直販では、弊社のデスクトップ製品が期待通りに使えない場合には、30日間の返品保証を行なっています。
(※アンテナハウス直販でご購入された場合のみのサービスとなります。また、ダウンロード版は返品できませんのでご注意ください。)
製品購入前に変換精度を確認する方法はありますか?
お手元にあるファイルを、2文書まで無償で変換を行う「テスト変換サービス」を行っておりますのでご利用ください。

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