
News Release
2011年5月30日
サーバーサイドでPDF変換を実現するサーバーソフト
~ PDF Server V2.3 ~ 公開!
アンテナハウス株式会社(本社:東京、社長:小林徳滋、資本金:4,000万円)は、2011年5月30日に、「Antenna House PDF Server V2.3 」(以下、AH PDF Server)の販売を開始致しました。
AH PDF Server は、ローカルディスクまたはネットワーク上に作成した任意のフォルダーを定期的に監視し、取得した画像ファイル、MS-Office文書、MS-Visio文書をPDF、JPEG、TIFF、テキスト(OCR処理結果)へ変換し、また簡易的な編集・加工機能を持つ、ファイル変換サーバーソリューションソフトウェアとして、多くのお客様にご利用頂いております。
2009年12月にV2.0をリリースしましたが、V2.3では、この間に多くのユーザーから要望の多かったコマンドライン機能はじめ、複数の機能を追加、強化致しました。
【プロフェッショナル・スタンダード共通の強化した機能】
Excelファイルの「全シート出力時」に、「シート単位で出力してから1つに結合する」オプションを追加しました。これにより、シート内に非表示シートが含まれていてもエラーにならずに処理を行うことが可能となります。
【プロフェッショナルのみ強化した機能】
- 有効期限設定に変換日を基準とした経過日数後の閲覧可能 / 不可能の設定項目を追加し
ました。
- 有効期限設定で、従来は「終了日」設定が必須でしたが、「開始日」だけでも設定が出来るようになりました。
- 任意のパターンのファイル名を変換から除外出来るようになりました(変換除外設定)。また、隠し属性やシステムファイル属性のファイルも変換から除外するようになりました。
- QRコード設定ツールの手動設定に15個までデータが保存できるようになりました。
- QRコード設定ツールのバッチ処理の出力に「ラベルマイティ11プレミアム(※1)」を利用して出力できるような形式(CSVファイル)を追加しました。
これにより、QRコードとラベルを市販のシール台紙などに印刷して利用出来るようになりました。
【プロフェッショナルのみ追加した機能】
- コマンドラインからPDF Serverを起動出来るようになりました(※2)。
これにより定刻監視だけではなく、任意のタイミングでPDFへ変換が可能となります。単純なPDF変換のみなら入力ファイルだけ指定すれば変換出来ます。
また、タスク設定を指定してすれば従来とほぼ同等(※3)な変換が可能です。
- 複数のQRコードが混在するPDFドキュメントで、PDF Server用QRコードが確認出来たページを仕切りページとして分割を行うツール「PDFスプリッタ」を付属しました。
- ※1 「ラベルマイティ11プレミアム」は株式会社ジャストシステムの製品です。
- ※2 従来のPDF Server サービスとの同時併用は出来ません。
コマンドラインから起動する時はPDF Server サービスを停止する必要があります。
- ※3 一部の設定は無視されます。詳細は「ユーザーズマニュアル」に記載されているので、ご確認下さい。
製品の主な特長
- Microsoft Office文書、JPEG、TIFFなどの画像ファイルをPDFに変換します。
- OCR機能を備えており、透明テキスト付PDFが作成できます。
- カラー画像から、高圧縮PDFを作成できます。
- サーバー用のアプリケーション開発の必要がありません。導入して直ぐに運用開始できます。
- PDFに変換したいファイルを共有フォルダに保存するとサーバー側で自動でPDFに変換します。
- クライアントライセンス不要:サーバーにインストールして使用するため、クライアントへのライセンスは不要です。
- クライアントPCインストールレス:サーバー、またはネットワーク上に設置したPDF変換用の共有フォルダを使い、PDF変換するため、クライアントPCに対するPDF変換ソフト等のインストールは不要です。
- お使いになる目的に合わせて2タイプから選べます。
- 「AH PDF Server スタンダード」:高度な変換設定をしない、変換元ファイルの印刷既定値でPDFやTIFFファイルへの変換を行うタイプです。
- 「AH PDF Server プロフェッショナル」:スタンダードの上位モデルにあたり、様々な変換設定ができます。またWebブラウザにドラッグ&ドロップするだけでPDF変換する、Web変換オプションもあります。
変換ファイル形式
- 入力ファイル
- 画像ファイル(BMP, TIFF/マルチTIFF, JPEG, PNG)、Microsoft Officeファイル(DOC, DOCX, XLS, XLSX, PPT, PPTX)、 Visioファイル(VSD)、一太郎、DocuWorks、PDF、テキスト(TXT)
- ご注意
- ※オフィス文書、Visioファイルの変換を行うためにはMicrosoft Office2007、Microsoft Visio2007または、Microsoft Office2010、Microsoft Visio2010が必要です。
※一太郎、DocuWorksの変換には、それぞれの対象アプリケーションソフトが必要です。
- 出力ファイル
- PDF(.pdf)、 TIFF/マルチTIFF(.tif)、テキスト(.txt)、JPEG(.jpg)
対応プラットフォーム
- Windows XP Professional SP1以降
- Windows Vista Business/Ultimate/Enterprise
- Windows 7 Professional/Ultimate/Enterprise
- Windows Server 2003/2003 R3
- Windows Server 2008
- Windows Server 2008R2 (64ビット)
- (32ビット/64ビット対応、すべて日本語版のみ)※1
- → Windows Server OSを推奨
※プロフェッショナルでWeb変換ツールのご利用には、次の環境を用意していただく必要があります。
- Webサーバー:Apache V2.2.11以上
- アプリケーションサーバー:Tomcat V5.5.27以上
- データベース:MySQL V5.1.36以上
標準価格
- スタンダード:262,500(本体価格:250,000)円
- プロフェッショナル:493,500(本体価格:470,000)円
出荷開始
本製品の出荷開始は2011年6月1日を予定しています。
「クセロPDF Server」、「AH PDF Server V2.0~2.2」からの移行
本製品の出荷開始と同時に「AH PDF Server V2.2」の販売は終了します。「クセロPDF Server V1.5」、「AH PDF Server V2.0~2.3 プロフェッショナル」を保守契約期間中のお客様は、随時「AH PDF Server V2.3プロフェッショナル」に、「AH PDF Server V2.0~2.2 スタンダード」を保守期間中のお客様は、「AH PDF Server V2.3 スタンダード」へ無償で移行できます。
詳細は、下記URLをご覧ください。
お問い合わせ先
〒103-0004
東京都中央区東日本橋2-1-6 東日本橋藤和ビル5F
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電話番号:03-5829-9021 FAX番号:03-5829-9023
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