AH Formatter V6.6 では、XPS(XML Paper Specification)を出力することができます。
XPSを出力するためには、「AH Formatter XPS 出力オプション」をご購入していただく必要があります。
詳しくは、弊社ウェブサイトを参照してください。
XPS(XML Paper Specification)はマイクロソフト社の電子文書フォーマットです。
XPS出力では、以下のフォントが出力可能です。
フォントについては、「フォント」を参照してください。
ただし、XPS出力では以下の制約があります。
- すべてのフォントは埋め込まれます。したがって、埋め込みが許可されていないフォントを利用することはできません。
- CIDのCFFテーブルをもつOpenTypeフォントを指定した場合、XPSに出力可能ですが、出力ファイルをXPSビューア(XPS Viewer EP)で表示するとエラーが発生します。
Microsoft社製の検証ツール(isXPS.exe)で合格しているにも関わらず、XPSビューアで表示することができません。
Microsoft社製のXPS Document Writerで作成した同じフォントを利用したXPSファイルも、XPSビューアで表示できません。
しかしInternet ExplorerのプラグインのXPSビューアでは表示できます。
- ヘブライ語、アラビア語、タイ語などの複雑なスクリプトの言語の文書には対応していません。
- リガチャには対応していません。
-
font-variant による字体変更には対応していません(small-capsのエミュレーションを除く)。
-
異体字選択には対応していません。
- 外字には対応していません。
- PANTONE® などのセパレーションカラーには対応していません。
グラフィックイメージについては、「グラフィクス」を参照してください。ただし、XPS出力では以下の制約があります。
- 解像度が設定されていない画像が入力された場合は、出力時にXPSの仕様により96dpiの画像として処理されます。
- JPEG、PNG、TIFF 以外のイメージは、いずれかに変換されて埋め込まれます。
- TIFFファイルは、圧縮タイプが1~6および32773のものに対応しています。それ以外のTIFFは、PNGに変換して出力されます。
- sRGB、cHRM、gAMA、sBITによるカラーマネージメント機能を利用したPNGが入力された場合、XPSに出力可能ですが、XPSビューアで表示する際、XPSの仕様によりカラーマネージメント機能が無視されます。
- 放射シェーディングには対応していません。
- 背景画像のタイリングには対応していません。
- Windows Media Photo Image には対応していません。