
News Release
2010年12月22日
Antenna House PDF Server V2.2
2010年12月24日
リリース開始のお知らせ
アンテナハウス株式会社(本社:東京、社長:小林徳滋、資本金:4,000万円)は、2010年12月24日より「Antenna House PDF Server V2.2 」(以下、AH PDF Server V2.2)のリリースを開始します。
「AH PDF Server V2.2 」は、サーバーサイドでファイルをPDFへ一括変換するサーバーソフトウェアです。予め指定した入力フォルダへファイルをコピー&ペーストするだけで、ユーザーのファイル変換作業は終了します。
サーバーへのインストールと、ファイル変換に必要な設定だけで、すぐに運用を開始でき、またクライアントに特別なソフトウェアをインストールする必要もありませんので保守・管理が簡単に行えます。
AH PDF Server V2.2 新機能
スタンダード、プロフェッショナル共通機能
- JPEG出力機能を追加しました。
- PDF/A-1bの出力機能を追加しました(PDF Server専用ドライバ「PDF Driver V4.1」)。
- Web表示用に最適化する(リニアライズ)機能の実装
- Microsoft Office2010に対応しました。
プロフェッショナル機能
- 「クセロPDFServerV1.x」に実装されていた機能の再搭載
- IN/OUTモードを追加しました。
- PDFファイルの閲覧有効期限の設定を追加しました。
- トリガーファイルの出力 機能を追加しました。
- QRコードスキャンの実装
- QRコード出力の実装
強化機能
スタンダード、プロフェッショナル共通
- PDF Serverに搭載されているパナソニック製OCRエンジンをバージョンアップしました。
(活字OCR認識ライブラリーVer12.01→Ver13.02)
- 画像のみのPDFファイルの再OCR実行
一度OCR処理された「画像が1枚貼り付けられたPDF(イメージオンリーPDF)」の、再OCR処理が可能になりました。
- Office/アプリケーション変換設定の変更(PDF Driverの強化機能)
PDF Serverコントロールパネル独自の画面での変換設定が、PDF Driverに実装されている変換設定画面で、できるようになりました。これにより、PDFファイルのサイズを抑えることが可能になりました。
■ PDF Server V2.2 チェックポイント(プロフェッショナル機能)
◆ Web変換オプション
Web変換オプションは、Internet ExplorerやFirefoxなどのWebブラウザを用い、クライアント毎にPDFServer
に対してファイルのアップロード/ダウンロードを行うためのユーティリティソフトウェアです。
Webサーバーの構築には専門の知識が必要なのは変わりませんが、これまで本オプションについての詳細なマニュアルはありませんでした。お客様のご要望により、今バージョン(V2.2)からマニュアルを一新しました。
◆ QRコード作成ツール
「QRコード作成ツール」は、QRコードを作成し、BMPファイルとして出力したり、指定したPDFファイルの先頭ページに作成したQRコードを貼り付けるPDFServer V2.2プロフェッショナル版のユーティリティソフトウェアです。
◆ IN/OUTモード
監視対象となる複数のフォルダを内包する監視フォルダ(IN/OUTモードの指定フォルダ)を指定し、その直下の階層にあるすべてのフォルダ(サブフォルダ)内にある特定の名称がついたフォルダ(入力フォルダ)を処理対象とすることができるモードです。
本製品の主な特長
- Microsoft Office文書、JPEG、TIFFなどの画像ファイルをPDFに変換します。
- OCR機能を備えており、透明テキスト付PDFが作成できます。
- カラー画像から、高圧縮PDFを作成できます。
- サーバー用のアプリケーション開発の必要がありません。導入して直ぐに運用開始できます。
- PDFに変換したいファイルを共有フォルダに保存するとサーバー側で自動でPDFに変換します。
-
- クライアントライセンス不要:サーバーにインストールして使用するため、クライアントへのライセンスは不要です。
- クライアントPCインストールレス:サーバー、またはネットワーク上に設置したPDF変換用の共有フォルダを使い、PDF変換するため、クライアントPCに対するPDF変換ソフト等のインストールは不要です。
- お使いになる目的に合わせて2タイプから選べます。
- 「AH PDF Server スタンダード」:高度な変換設定をしない、変換元ファイルの印刷既定値でPDFやTIFFファイルへの変換を行うタイプです。
- 「AH PDF Server プロフェッショナル」:スタンダードの上位モデルにあたり、様々な変換設定ができます。またWebブラウザにドラッグ&ドロップするだけでPDF変換する、Web変換オプションもあります。
主な機能のリスト
2タイプ共通の機能
- Microsoft Office文書・画像ファイルのPDF変換機能
- 画像ファイルのOCR処理機能
- PDFファイルの結合・分割
- PDFファイルのほか、TIFFファイル、TEXTファイル、JPEGファイルへの変換機能
- カラー画像を高圧縮PDFで出力
- 文書情報の設定
- セキュリティ設定(ユーザパスワード、マスターパスワードの設定)
- ヘッダ・フッタの設定
- テキスト/イメージ・ウオーターマークの設定
- エラー時の対応処理を設定する機能
- ログファイルの作成
プロフェッショナルのみの機能
- IN/OUTモード
- QRコードの作成
- Webブラウザを利用したPDF変換(Web変換オプション)※要環境設定
- OCR処理結果から、しおりを作成
- オフィス変換設定(Excelの変換対象シートの指定、個別PDF出力設定、PowerPoint印刷設定など)
- 入力画像のマスク・OCR処理領域の設定
- テキストからPDFへの変換条件の設定
- 出力ファイル名の設定
- 同一拡張子のファイルを結合、ソートキーの設定
変換ファイル形式
入力ファイル
出力ファイル
- PDF(.pdf)、 TIFF/マルチTIFF(.tif)、テキスト(.txt)、JPEG(.jpg)
対応プラットフォーム
- Windows XP Professional SP1以降
- Windows Vista Business/Ultimate/Enterprise
- Windows 7 Professional/Ultimate/Enterprise
- Windows Server 2003/2003 R3
- Windows Server 2008
- Windows Server 2008R2 (64ビット)
- (32bit/64bit対応、すべて日本語版のみ)※1
- → Windows Server OSを推奨
※プロフェッショナルでWeb変換ツールのご利用には、次の環境を用意していただく必要があります。
- Webサーバー:Apache V2.2.11以上
- アプリケーションサーバー:Tomcat V5.5.27以上
- データベース:MySQL V5.1.36以上
標準価格
- スタンダード:262,500(本体価格:250,000)円
- プロフェッショナル:493,500(本体価格:470,000)円
出荷開始
本製品の出荷開始は2010年12月24日を予定しています。
「クセロPDF Server」、「AH PDF Server V2.0/2.1」からの移行
本製品の出荷開始と同時に「AH PDF Server V2.1」の販売は終了します。「クセロPDF Server V1.5」、「AH PDF Server V2.0/2.1 プロフェッショナル」を保守契約期間中のお客様は、随時「AH PDF Server V2.2プロフェッショナル」に、「AH PDF Server V2.0/2.1 スタンダード」を保守期間中のお客様は、「AH PDF Server V2.1 スタンダード」へ無償で移行できます。
詳細は、下記URLをご覧ください。
お問い合わせ先
〒103-0004
東京都中央区東日本橋2-1-6 東日本橋藤和ビル5F
アンテナハウス株式会社
システム営業グループ
電話番号:03-5829-9021
FAX番号:03-5829-9023
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