5–3 環境変数について

PDF Tool APIでは、以下の環境変数を使用します。


5–3–1 Windows

環境変数名
設定値
設定が必要な場合
PTL70_LIC_PATH
ライセンスファイル「ptalic.dat」が存在するフォルダパス
API のバイナリファイル「PdfTk70.dll」とは異なる場所にライセンスファイルを配置する場合
PTL70_FONT_CONFIGFILE
フォント構築ファイル「font-config.xml」のフルパス
システムのフォントフォルダとは異なる場所にあるフォントを参照する場合
PTL70_ICCPROFILE_PATHICCプロファイルが存在するフォルダパスこの環境変数の設定が存在しない場合、APIで指定されたICCプロファイルをPdfTk70.dllがあるフォルダ内で検索します。
ICCプロファイルは、PDF/A-1b、PDF/A-2b変換処理で使用します。


5–3–2 Linux / Amazon Linux2 X86

環境変数名
設定値
設定が必要な場合
PTL70_LIC_PATH
ライセンスファイル「ptalic.dat」が存在するディレクトリ
設定は必須
PTL70_FONT_CONFIGFILE
フォント構築ファイル「font-config.xml」のフルパス
設定は必須
PTL70_CODEPAGE文字コード名PDF Tool API を特定の文字コードで使用する場合。
PTL70_CODEPAGE が存在しない場合、文字のエンコードは環境変数「LANG」の設定値にしたがいます。
どちらも存在しない場合、「UTF-8」で動作します。
[設定例] PTL70_CODEPAGE=EUC-JP
PTL70_ICCPROFILE_PATHICCプロファイルが存在するディレクトリICCプロファイルを使用するPDF/A-1b、PDF/A-2b変換処理を行うときは、この環境変数の設定は必須です。