お使いのパソコンに保存された、本製品のテンプレートファイルから、前回保存した領域認識結果を読み込みます。
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[テンプレートファイルを開く]メニューは、PDFまたは画像データを読み込んだときに有効になります。
選択すると、以下の[開く]画面が表示されます。任意のテンプレートファイルを選択してください。
[開く(O)]ボタンをクリックすると、現在表示しているデータにテンプレートファイルの内容が適用されます。
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【ヒント】
- テンプレートファイルとは?
本製品では、読み込んだ原稿(PDFまたは画像データ)に文字認識を行う際に、領域解析処理を行います。
領域解析とは、読み込んだ原稿(表示の際には画像に変換されています)を解析して画像上のデータを文字領域、表領域、画像領域に分ける処理を指します。
領域解析によって得られた情報だけを保存した形式をテンプレートファイル(拡張子*.atl)と呼びます。
- テンプレートファイルの使い方は?
本製品で読み込んだ原稿に文字認識を行ったとき、そのままでは良い結果が得られない場合があります。
そのようなときは、領域設定を変更(例えば文字領域と認識されている箇所を表領域に変更するなど)することで、文字認識結果を改善できることがあります。
しかし、同じレイアウトの原稿が複数あった場合に、正しい文字認識結果を得るために毎回領域設定を行わうことは、とても煩わしいものです。
そのようなときにテンプレートファイルを保存してあれば、原稿を読み込んでテンプレートファイルを呼び出すことで、前回設定していた領域解析情報がそのまま適用できるため、文字認識処理をスムーズに行うことが可能となります。
- テンプレートファイルの作成方法は?
テンプレートファイルは、本製品の起動中に下記のボタンをクリックすることで、いつでも作成できます。
詳細は、領域解析結果をテンプレートファイルに保存の説明を参照してください。
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- テンプレートファイルを保存する場所は[環境設定]メニューで変更できます。
詳細は、環境設定の説明を参照してください。
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