5–3 色

図5.5 印刷設定詳細画面 - 色
- [カラー]
- 元文書のカラー情報でPDF出力を行います。
- [グレースケール]
- グレースケールに変換してPDF出力を行います。「グレースケール減色法」を選択してください。
- 「PDFバージョン」タブにおいて、PDF/AあるいはPDF/Xを指定している場合、グレースケールへの変換は行われません。
- 「透かし」タブにおいて、「図」の透かしにPDFファイルを指定している場合、透かし部分はグレースケールへの変換は行われません。
- [モノクロ]
- 白黒2値に変換してPDF出力を行います。カラーの場合はグレースケールに減色後に白黒2値に変換します。「グレースケール減色法」「モノクロ減色前のフィルタ」、「モノクロ減色法」、「モノクロ化の固定閾値」、「テキストとパスをモノクロ化する場合の固定閾値」をそれぞれ設定してください。
- 「PDFバージョン」タブにおいて、PDF/AあるいはPDF/Xを指定している場合、モノクロへの変換は行われません。
- 「透かし」タブにおいて、「図」の透かしにPDFファイルを指定している場合、透かし部分はモノクロへの変換は行われません。
- [グレースケール減色法]
- カラーをグレースケールに減色する場合のアルゴリズムを選択します。
NTSC(初期値):NTSC係数による加重平均法
HDTV :HDTV係数による加重平均と補正
RGBの平均:R、G、Bを足して3で割った単純平均
- [モノクロ減色前のフィルタ]
- モノクロ変換前に画像に対して行うノイズ除去方法のアルゴリズムを選択します。
なし(初期値)
メディアンフィルタ:周辺画素の中央値
ガウシアンフィルタ 3x3:周辺画素の重み付き平均
ガウシアンフィルタ 5x5
ガウシアンフィルタ 7x7
- [モノクロ減色法]
- グレースケールの元画像をモノクロ(白黒二値)に変換する場合のアルゴリズムを選択します。
固定閾値(初期値)
元画像のすべての画素について、指定した閾値よりも明るい画素は白(明るさ「255」)に変換し、暗い画素は黒(明るさ「0」)に変換する
判別分析法
画像の輝度ヒストグラムをある閾値で2つのクラスに分割したとき分離度という値が最大になる値を求め自動的に二値化を行う
- [モノクロ化の固定閾値]
- 「モノクロ減色法」の「固定閾値」の閾値を設定します。
設定範囲:0 ~ 255
初期値 :128
- [テキストとパスをモノクロ化する場合の固定閾値]
- テキストとパス(=線や曲線など)をモノクロに変換する場合の閾値を設定します。指定した閾値よりも明るい場合は白(明るさ「255」)に変換し、暗い場合は黒(明るさ「0」)に変換します。
設定範囲:0 ~ 255
初期値 :128
- [RGB(0,0,0)をK=100%にする]
- このオプションが有効であるとき、PDF/AやPDF/Xの出力インテントのプロファイルがCMYKである場合、黒(RGB : 0 0 0)を「K=100%」(CMYK : 0 0 0 100)に置き換えます。
K=100%が適用されるのは、テキストとパス(図形)です。画像には適用されません。画像は、常に指定されたICCプロファイルにしたがって変換されます。