第8章 PDF Driver API V6.0との違い

8–1 ライセンスファイルの配置

バージョン番号配置方法
V6.0レジストリキーを作成し、ライセンスファイルを配置した場所を設定する。
V7.5PDF Driver V7.5のインストールフォルダに配置する。
レジストリキーの作成は不要。


8–2 対応インターフェースについて

V7.5において、COMインターフェースは廃止しました。

バージョン番号対応インターフェース
V6.0C++
.NET
Java
COM
コマンドライン
V7.5C++
.NET
Java
コマンドライン


8–3 .NETインターフェースについて

V7.5において、対応する.NET Frameworkのバージョン、namespace名に変更があります。

バージョン番号対応する.NET Frameworknamespace
V6.0.NET 2.0 / 3.0 / 3.5 / 4.0 / 4.5PdfDrvNet2_60 : .NET 2.0/3.0/3.5用
PdfDrvNet4_60 : .NET 4.0/4.5用
V7.5.NET 4.5.2以降PdfDrvNet_75


8–4 Javaインターフェースについて

Javaインターフェースは、C++インターフェースのラッパークラスとして設計されています。

V7.5においてC++ライブラリを内部に取り込むことにより、Java版APIの実行ファイルは「PdfDrvAPI75.jar」のみとなります。

また「PdfDrvAPI75.jar」は、32bit、64bit共通モジュールです。


8–5 印刷設定の変更点

V7.5において、印刷設定に「色」が追加されています。

このため、PDF Driver API V7.5には、「色」設定を扱う「PtlParamColorSettings」クラスが追加されています。


8–6 ページ数取得処理の廃止

V7.5において、ページ数を取得する処理を廃止しました。

・C++/.NET/Java 関数名 : PtlDrvConvertクラスの「getPageNumber()」

・コマンドライン : 「-gp」コマンド


8–7 設定ファイルの拡張子

バージョン番号拡張子
V6.0.printSetting3
V7.5.ps4