1–1 特長

PDF Driver APIは、変換対象となるWord、Excel 、Power Point、一太郎、テキストの各形式の文書ファイルについて、それぞれのアプリケーション(テキスト形式はWord)のオートメーション(COM)を利用して印刷処理を行っています。

ファイルの開閉処理や煩雑な印刷処理はPDF Driver APIが行うため、入出力ファイル名や設定ファイル名を指示するだけのかんたんなプログラミングでPDF 出力処理を実現することができます。


PDF Driver APIでは、コマンドラインを提供しています。

コマンドとオプションを指定して実行するだけですので、高度なプログラミング知識は必要ありません。

PHP、Python、Rubyなどからかんたんに呼び出すことができます。


PDF Driver APIは、複数のプロセスあるいは複数のスレッドから同時に印刷処理を行うことができる仕組みを持っています。

Word、Excel、PowerPoint、一太郎の各アプリケーションが同時使用される場合、これらのアプリケーションの制御をPDF Driver API 内部で行っていますので、複数ユーザーが利用するプログラムなども手軽に作成できます。


PDF Driver APIは、32bit、64bitそれぞれにnative対応しています。


PDF Driverには、Officeアドイン機能があります。

PDF Driver APIでは、このOfficeアドイン機能を利用してPDFファイルを出力するインターフェースを用意しています。

Office アドイン機能を利用することにより、見出しをPDF のしおりとして出力したり、ハイパーリンクをPDF のリンクとして変換することができます。

※ OEM ライセンスでは、Office アドインはオプションとなります。