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3–27 用紙PDFにデータを差込してPDF出力
用紙PDFの上に、Excelで作成したデータやCSV形式のデータを差込処理して、合成したPDFを出力できます。
差込の手順
最初に、簡単な例で手順を説明します。
手順①
図3・92 差込データとして使う住所録
のようなデータファイルを差込データとして用意します。
図3・92 差込データとして使う住所録
手順② 葉書のサイズのPDFに住所録の項目を印刷するオブジェクトを用意します。本製品では各オブジェクトのことを「差込オブジェクト」といいます。差し込みオブジェクトを選択すると、プロパティペインに「差込」タブが表示されます。
図3・93 葉書PDFに差込オブジェクトを設定する
手順③ 差込データファイルを読み込みます。プロパティペインの「差込」タブで、データソースの入力枠にパスを入力するか、入力枠右側の
をクリックすると「データファイル選択」ダイアログが出るので、ファイルを選択して[開く]をクリックしてください。
図3・94 差込データファイルを開くダイアログ
手順④ メインビューで差込データとオブジェクトの対応関係を確認します。データファイルを読み込むと「データソース」ダイアログが出ます。このダイアログはプロパティペインの「差込」タブで[詳細設定]をクリックすることで呼び出せます。
図3・95 差込データのオブジェクトの対応を確認
データソースの列と差込オブジェクトの対応付けを確認します。
データソースに使用しない列があれば、「データソース」ダイアログ右側の列名一覧で、使用しない列のチェックを外します。
「データ開始行」で、データソースの何行目から読み込み始めるかを指定します。
手順⑤ PDF出力で人数分の葉書(PDFページ)を出力します(プリンタに直接印刷もできます)。
図3・96 差込結果のPDF出力
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