XSL Formatter V2 改訂情報
最新版の改訂情報
『Antenna House XSL Formatter V2.5 改訂7版』
(2004年05月11日)
▼ XSL Formatter V2.5 改訂7版は下記の改訂をいたしました。
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以下の不具合を修正しました
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Thaiで、( の直後で改行してしまう
- Thaiで、wrap-option="no-wrap" が効かない
- Arabicで、正しくJustifyされないフォントがある
- span="all" で tableが段に分割されないことがある
- keep-with-next.within-column="always" が指定してあっても、table-row が 分割されてしまうことがある
- white-space-treatment="preserve" で、行頭空白がひとつだけのときそれが 削除される
- <fo:region-body reference-orientation="90" /> と回転しているとき EPS の出力が正しくない
- プレビューイメージの無い EPS がスクリーン解像度の影響でサイズが変化する
- 大量のPNGまたはおおきなPNGに対して、LeadToolsが描画不能に陥ることがある
- 大きさの指定のないSVGを描画しようとするとハングアップすることがある
『XSL FormatterV2.5 SDK (Software Development Kit) 改訂7版』
(2004年05月11日)
改訂内容は、『Antenna House XSL Formatter V2.5 改訂7版』と同一です。詳しくは XSL Formatter の Readmeをご覧ください。
『Antenna House XSL Formatter V2.5 PDF出力オプション 改訂4版』
▼ XSL Formatter V2.5 PDF出力オプション 改訂4版は下記の改訂をいたしました。
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以下の不具合を修正
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特定の並びの文字列で、不正な下線が出力される場合がありました。
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文字コード U+200C,U+200D がPDFに出力されていました。
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スタイルを指定して境界線を出力する場合に、直前に出力した境界線のスタイルが使用される場合がありました。
『Antenna House XSL FormatterV2 Javaインターフェーイス 改訂1版』
▼ XSL FormatterV2 Javaインターフェーイス 改訂1版は下記の改訂をいたしました。
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exit()メソッドを追加しました。これはFormatterのオブジェクト
を終了する場合に必ず実行する必要があります。
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Formatterのリソースを解放するようにしました。これにより
Formatter Objectを使用終了する場合は明示的にexitメソッド
を呼ぶようにしてください。
※ご注意:
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『XSL Formatter V2.5 PDF出力オプション 改訂4版』は『XSL Formatter V2.5 改訂5版』以上のバージョンにて動作します。
『XSL Formatter V2.5 PDF出力オプション 改訂4版』を使用される際は、先に『XSL Formatter V2.5 改訂5版』へアップグレードしてください。
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「XSL Formatter V2.5」を正規版として御使用頂くには、
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「XSL Formatter V2.4/V2.5 ライセンス」
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「XSL Formatter V2.5用保守サービスキー」
が必要です。(「XSL Formatter V2.4用保守サービスキー」をインストールされても、正規版としては動作せずに、試用版として動作します)
XSL Formatter V2.0からの主要な改訂情報
『XSL Formatter V2.0』
▼ XSL Formatter V2.0では次の改訂/機能強化を行いました。
- XSL Formatter V2.0では、V1.1に比べて4個のFormatting Object, 26個を越えるProperty をインプリメントしました。主なサポート項目は以下の通りです。
- absolute-position, z-index をサポートしました。fo:block-containerの絶対位置指定が可能となります。
- fo:marker, fo:retrieve-marker と関連プロパティをサポートしました。これにより柱の組版指定が可能になります。
- Multi column spanをサポートしました。これにより多段組のページで全段抜きの指定が可能になります。
- Hyphenationをサポートしました。但し、XSL Formatterの配布データには、US英語のハイフネーション・パターン(PlainTeX版)のみ添付しています。
- Tableの自動フォーマット(table-layout="auto")をサポート)しました。
- background-image, background-position-*, background-repeatをサポートしました。
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table-cell の途中での改段・改ページを可能にしました。V1.1では、表のセルの内容が1ページを越えてしまうと、組版オーバーフロー・エラーになりました。これが発生しないように改良しました。
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font-family="Symbol" など記号類からなる特殊な encoding のフォントをそのまま使用できるようにしました。V1.1では無効としていました。
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ギリシャ文字とキリル文字がWindows98で表示されないという制限事項をなくしました。
- V1.1J(日本語版)では、GIFおよびTIFF(LZW圧縮のもの)に対応していましたが、V2.0/V2.1では、標準でGIFおよびLZW圧縮のTIFFは非対応とさせていただきます(英語版は、V1.1も非対応)。
- MSXML3以外のXSLTプロセッサ(saxon, etc)もユーザーインターフェイスに組込み可能になりました。ただし、MSXML3は引き続き必要です。
- XSLTスタイルシートのパラメータの指定が可能になりました。但し、これが使えるかどうかは、お使いになるXSLTプロセッサに依存します。
『Antenna House XSL Formatter V2.1』
▼ XSL Formatter V2.1では次の改訂/機能強化を行いました。
- Arabic-Indic digits などのページ番号形式をサポートしました。
format="١" (ARABIC-INDIC DIGITS) |
format="۱" (EXTENDED ARABIC-INDIC DIGITS) |
format="१" (DEVANAGARI DIGITS) |
format="১" (BENGALI DIGITS) |
format="੧" (GURMUKHI DIGITS) |
format="૧" (GUJARATI DIGITS) |
format="୧" (ORIYA DIGITS) |
format="౧" (TELUGU DIGITS) |
format="೧" (KANNADA DIGITS) |
format="൧" (MALAYALAM DIGITS) |
format="๑" (THAI DIGITS) |
format="໑" (LAO DIGITS) |
format="༡" (TIBETAN DIGITS) |
- 自動テーブルレイアウトでのカラム幅の分配方法を改良
- TIFFサポート機能を強化
- ESPの表示イメージの表示、印刷、PDF化機能を追加
『Antenna House XSL Formatter V2.2』
▼ XSL Formatter V2.2では次の改訂/機能強化を行いました。
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巻末インデックス等の重複ページ番号を削除する機能を追加しました。
プロパティ | 内容 |
axf:suppress-duplicate-page-number | 「true」を指定すると、
前の fo:page-number-citation と同じページ番号を参照しているとき、間の要素(コンマなど)とともに非表示になります. |
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EPS(Encapsulated Postscript)のPostscriptコードを出力可能にしました。Windows2000/XPの環境で出力先がPostscriptプリンタの場合、EPSを直接プリンタへ出力することが可能です。
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CGMをプラグインソフトを利用して表示することを可能にしました。
- INIファイルをGUIからExportする機能を追加しました。「組版オプション」の状態をそのままINIファイル化してOptionファイルとして使用できます。
- JAVAインターフェイスを追加を追加しました。XSL Formatterが更に外部から使用しやすくなりました。
- ドキュメント/スタイルシートの登録、自動組版開始設定機能を追加して操作性をアップ。
『Antenna House XSL Formatter V2.3』
▼ XSL Formatter V2.3では次の改訂/機能強化を行いました。
- fo:floatをサポートしました。これにより画像・イラストと説明文を左右に併記するレイアウトや画像周りに文書を廻り込ませることができるようになりました。またclear、float、intrusion-displace の各プロパティも併せてサポートしました。
- BIDIに対応。fo:bidi-override、fo:unicode-bidiをサポートしました。これによってアラビア語、ヘブライ語が使用できるようになりました。
- アラビア語のkashidaを使用したジャスティフィケーションを可能になりました。
- text-transform に対応しました。
- 索引の重複ページ番号除去(axf:suppress-duplicate-page-number)での fo:page-number-citation が sibling 関係の場合のみ有効という制限をなくしました。 fo:page-number-citation を fo:inline や fo:basic-link で囲んでいるような場合にでも対応できるようになりました。
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拡張プロパティ axf:base-uri を追加しました。
プロパティ | 内容 |
axf:base-uri | AreaTree からのアクセス方法は、Area オブジェクトに対して、getTrait メソッドに "base-uri" を指定します。拡張プロパティ axf:base-uri は、継承可能プロパティのように扱われて、fo:root に指定されている値を、ツリー上のどこからでも取得できます。
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拡張プロパティ axf:soft-hyphen-treatment を追加し、SOFT HYPHEN (U+00AD) のグリフの出力を可能にしました。
プロパティ | 内容 |
axf:soft-hyphen-treatment | Value: auto | preserve
Initial value: auto
Inherited: yes
autoの場合、SOFT HYPHEN はそこで改行が生じたとき以外は削除されます。(従来通り)
preserveの場合、SOFT HYPHENは削除されず、対応するグリフが出力されます。
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V2.2まではmaster-reference の意味で master-name が使用されていても正常に組版を行いましたが、V2.3から最新のXSL Version 1.0 W3C Recommendation 15 October, 2001に合わせまして、これをエラーにするようにいたしました。
よってお使いのXSLではエラーが発生する場合がありますので、その際はmaster-nameをmaster-referenceに変更して頂きますよう御願い致します。
(なおエラー発生時に組版続行をしますと、今まで同様に master-name を master-reference と解釈して処理を続行します)
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table-layout="auto" (デフォルト)の場合、スパンしたセルの幅がそのセルがまたがるカラムの column-width 指定値の合計よりも大きくなることがあった不具合を修正
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ハイフネーション処理
"en-GB"が渡された場合、"en_GB.xml"を辞書ファイルと認識する(マニュアル修正)
- Adobe Acrobatを使用したときのPDF出力にて、PDFMarkのサポートをしました。これによってAdobe Acrobatを使用したときでも「しおり」「リンク」を埋め込み可能になりました。
- Adobe Acrobatを使用したときのPDF出力にて、ESPイメージの埋め込みを強化しました。EPSにプレビューイメージが存在しなくてもPSコードを埋め込むので、ベクター画像のままPDFへ埋め込めます。
- MathMLをプラグインソフトを利用して表示することを可能にしました。(MathPlayer1.0にて確認済み)
- 組み込み用COMインターフェイスに入力データをDOMで指定できるプロパティを追加しました。
『Antenna House XSL Formatter V2.4』
▼ XSL Formatter V2.4では次の改訂/機能強化を行いました。
- バーコードフォントに正式対応しました。
- span="all" での段組のバランスの改善を行いました。
V2.2までのバランス処理では、段の長さを均等にするために改段したいというところで、keep 条件や widows/orphans の条件により改段できないとき、改段できる行まで段を短くして、次の段にその分の行を送ってしまいました。このため、最初の段が後の段よりも短くなってしまうという現象が起きていました。
この改善により、V2.3以前と組版の結果が異なる場合が有ります。
- list-item のスペースの仕様解釈を修正しました。
V2.3までは。list-item内のspaceingに関して、通常のblockのspace resolution ruleを適用していました。
XSL仕様の6.8.3 fo:list-itemに従って、list-item内のspace-before、space-afterは無視されます。
したがって、V2.3以前と結果が異なる場合があります。
- Errata in REC-XSL-20011015 で追加されたプロパティ"usage-context-of-suppress-at-line-break" に対応しました。
V2.3まではwhite-space-collapse="false"の場合、行頭/行末のスペースについても除去されませんでした。これは、XSL仕様において行頭/行末のスペースの除去の制御について不明確だったからです。
Errata in REC-XSL-20011015(http://www.w3.org/2001/10/REC-XSL-20011015-errata)の7.16.4 "usage-context-of-suppress-at-line-break" に対応することにより、white-space-collapse="false" でも、行頭/行末のスペースは suppress-at-line-break によって削除されます。(usage-context-of-suppress-at-line-breakはこのプロパティが適用されるべきかどうかを指示します。)
また、同じ理由からスペースだけの line-area も削除されることになりました。
したがって、V2.3以前と結果が異なる場合があります。
- fo:wrapperが誤った使い方をされていてもエラーにならなかったのを修正しました。
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border および padding の shorthand property (border-top など) と、relative property (border-before-width など) が指定されているとき、shorthand property が優先されてしまうのを修正.また、border-before-width.conditionality="retain" のような conditionality の指定が、border-top のような shorthand property あるいは border-top-width のような absolute property とともにあるときに無効になっていたのを修正.
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fo:block の子要素にFOでないネームスペースを持つ要素が現れた場合、それ以降の fo:block の子要素が無視されていたのを修正.
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Distiller による PDF 出力で、blockのネストごとに指定されている axf:outline-level が、最外側の axf:outline-level="1" 以外は無視されていたのを修正.
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アラビア語の text-align-last="justify" などで kashida が少ししか挿入されず、単語間の空きが大きくなっていた.kashida を無制限に伸ばすように修正.
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偶数奇数ページなどで region-body の幅が変わるような場合に、list-item-label で改ページしたとき end-indent="label-end()" による list-item-label の end-indent 位置が、改ページ前の region-body 幅を基準としたものになることがあったのを修正.
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Errata in REC-XSL-20011015 で追加されたプロパティ "usage-context-of-suppress-at-line-break" に対応.
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内容が空白のみの fo:inline で、その空白のテキストが無視されてしまうのを修正.
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from-nearest-specified-value(start-indent) で、その start-indent 指定のある ancestor FO がないとき、エラーになるのを修正.
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fo:lieader use-content のベースラインが不正確だったのを修正.
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子要素の数が多いとスタックを使い尽くしてしまい、Stack Overflow が発生する場合があったのを修正.
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last-line-end-indent に負の値が指定されているとき改行される位置に問題があったのを修正.
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fo:list-item-label, fo:list-item-body に border を指定しても無効なはずなのに border が表示されてしまうのを修正.
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指定されたスタイルシートが XSLT 1.0 section 2.3 Literal Result Element as Stylesheet の形式のとき、XSLT のネームスペース URI が誤りだという間違ったエラーを発生するのを修正.
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before-float-separator が不正な位置に配置されることがあったのを修正.
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table-layout="auto" で border-collapse="collapse" または "collapse-with-precedence" のとき、必要な最低カラム幅の計算において隣のセルに指定された border の影響が無視され、その結果セル内で望ましくない改行が発生する場合があったのを修正.
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tabl-layout="auto" の処理を改善し、column-width に固定の値が指定されているのにそれより大きなカラム幅にならないように修正.
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スペース(U+0020)のグリフも必ず出力するように変更.
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リガチャされて1文字になってしまう様な場合に、Kashida可能と判定されていたのを修正.
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ローカルファイル名に "%20"などの任意の16進数が含まれている場合、そのファイルを組版しようとするとエラーになるのを修正.
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fo:wrapperが誤った使い方をされていてもエラーにならなかったのを修正.
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Multi-Threadで使用した場合に、問題が発生する可能性がある処理があったのを修正.
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行送りで、空白だけの行が出来てしまいエラーになってしまうのを修正.
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fo:basic-link の子要素に fo:external-graphic があった場合、fo:external-grapgic において"external-destination"または"internal-destination"が無効になっていたのを修正.
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SVGの圧縮形式(SVGZ)に対応しました.
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CYMKカラー空間を使用したJPEGはRGBカラーに変換して表示、印刷、PDFに埋め込みができるようになりました.
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ユーザーインタフェイスのエディタ登録で、ドキュメントとスタイルシートのそれぞれにエディタを登録できるようにしました。
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ユーザーインタフェイスで印刷中止のメッセージを表示させるように改善しました。
『Antenna House XSL Formatter V2.5』
▼ XSL Formatter V2.5では次の改訂/機能強化を行いました。
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独自拡張要素プロパティの追加
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axf:document-info 文書情報を指定可能にした。この情報はPDF中に埋め込まれる
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axf:outline-group PDFの「しおり」をグループ化して、まとめて出力することを可能にした。
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axf:footnote-position 脚注を段ごとに配置するかどうかの指定を可能にした。
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axf:revision-bar-style 改訂バーのスタイルの指定を可能にした。
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axf:revision-bar-width 改訂バーの幅の指定を可能にした。
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axf:revision-bar-color 改訂バーの色の指定を可能にした。
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axf:revision-bar-position 改訂バーの表示位置の指定を可能にした。
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axf:revision-bar-offset 改訂バーの表示オフセットの指定を可能にした。
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axf:column-rule-style 段間罫のスタイルの指定を可能にした。
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axf:column-rule-width 段間罫の幅の指定を可能にした。
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axf:column-rule-color 段間罫の色の指定を可能にした。
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axf:column-rule-length 段間罫の長さの指定を可能にした。
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axf:column-rule-align 段間罫の位置の指定を可能にした。
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axf:background-color ページに対する背景色の指定を可能にした。
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axf:line-break 行頭禁則を処理するかどうかの指定を可能にした。
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axf:punctuation-wrap 句読点のぶら下げを行うかどうかの指定を可能にした。
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axf:punctuation-trim 行頭、行末の全角約物を半角扱いにするかどうかの指定を可能にした。
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axf:kerning-mode 隣接する全角約物の詰めを行なうかどうかの指定を可能にした。
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axf:punctuation-spacing 隣接する全角約物の詰めの間隔の指定を可能にした。
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axf:text-autospace 和欧文間に空きを入れるかどうかの指定を可能にした。
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axf:text-autospace-width 和欧文間の空きの量の指定を可能にした。
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floatのプロパティを拡張して axf:float=inside/outside に対応可能にした。
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writing-mode のプロパティを拡張してtb-lr/bt-rl/bt-lr/lr-bt/rl-bt に対応 可能にした。
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組版機能の強化
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コマンドラインオプション -base uri-spec を追加し、Base-URI を外部から指定可能にした。
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コマンドラインオプションの -start 、-end 指定で、-endのみを指定時は先頭ページから指定したページまで、-startのみ指定時は指定したページから最終ページまで出力可能にした。
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<fo:instream-foreign-object> にEPSコードを埋め込めるようにした
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タイ語の行分割処理を可能にした。 WindowsNT/2000/XP でのみ有効
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UnicodeDataであるBlocks.txt、LineBreak.txtを Unicode3.2 用に変更。
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綴りの変化するハイフネーションにも対応可能にした。
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改訂3版で.NETインターフェイスを追加しました。
これにともない AXFONET.dll というファイルが追加されています。
オブジェクト名は「XFOObj」で、使用方法はこれまでのバージョンの COMインターフェイスと同じです。
.NETインターフェイスを利用するには、.NET Framework がインストールされていなければなりません。
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その他
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評価版では背景にその旨を示す画像を表示するようにした。
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以下の不具合を修正
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段組で、空の<fo:block span="all" keep-with-previous.within-page="always"/>がページ境界で空のページを生成していた。
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外部リンクで、fo:root 以外に axf:base-uri が指定してあると、PDFのリンクが正しくなかった。
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既存のプロパティ fo:xxxx を拡張して axf:xxxx を用意したとき、fo:xxxx として値をリファインしていないのでうまくいかない場合があった。
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コマンドラインで -d /dir/foo.fo として組版すると、中に含まれる 外部参照の相対パスを絶対パスへの変換時に問題があった。
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flowの途中でwriting-modeを変更すると、bidi-overrideがうまく修飾されなかった。
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脚注がアンカーと共に別のページに送られるとき、アンカー部分が前のページに残ってしまう場合があった。
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<fo:marker>中に<fo:block>で囲まれないテキストの行分割がうまく行われなかった。
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Default Language が日本語で、“αβγ”と全角で書いたとき、はじめの“ だけが日本語フォントになってしまった。
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1ページしかない文書で、page-position="first" と "last" の指定があったときに、どちらが採用されるか不定だったのを、"first"が採用されるように修正した。
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レビューイメージのないEPSを大量に使用すると、リソース不足に陥り、オーバフローが発生した。
詳しくはReadme.txtをご覧ください。
※注意
V2.4 にて span="all" での段のバランスの改善を行っています。従って、段組を行った組版結果では、V2.3以前と変わる可能性があります。ご了承ください。
『Antenna House XSL Formatter V2.1 PDF出力オプション 』
▼ XSL Formatter V2.1 PDF出力オプションは下記の改訂をいたしました。
- PDF出力オプションのためのフォント埋め込み指定インターフェイスを追加しました。
『Antenna House XSL Formatter V2.2 PDF出力オプション 』
▼ XSL Formatter V2.2 PDF出力オプションは下記の改訂をいたしました。
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タイ語出力
Windows2000/Xp 環境で、下記のフォントを使用したタイ語出力をサポートしました。
- Microsoft Sans Serif
- Tahoma
- Arial Unicode MS
- Angsana New
- Angsana UPC
- Browallia New
- Browallia UPC
- Cordia New
- Cordia UPC
- Dillenia UPC
- Eucrosia UPC
- Freesia UPC
- Iris UPC
- Jasmine UPC
- Kodchiang UPC
- Lily UPC
上記のAngsana New以降のフォントは Windows2000 のコントロールパネル「地域のオプション」のシステムの言語設定で、タイ語をチェックした場合に追加されるフォントです。WindowsXPでは、コントロールパネルの「地域と言語のオプ ション」の言語タブ内で「複合文字や右から左方向に書く各言語(タイ語を含む) のファイルをインストールする」を チェックした場合に追加されます。
(組版時にタイ語の単語区切りの処理は行っていません。必要な場合、Zero Width Space(U+200B)を組版データ 内の必要個所に事前に挿入しておいてください。)
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ベクトルイメージ出力
元文書内のベクトルイメージ(WMF,EMF)はすべてラスタイメージに変換して PDFに出力されます。このときに生成するラスタイメージの解像度を変換結果 のPDF内でのdpi値で指定することが可能になりました。
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ラスタイメージ出力
ラスタイメージ格納時の圧縮形式は、JPEG形式、ZLIB形式(BitMap形式のFlate圧縮)の2種類を選択することが可能になりました。 また「自動」を指定することにより、サイ ズの小さい側を選択することもできます。JPEG形式への変換では画質を指定することもできます。
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「セキュリティ」設定
PDFファイルのパスワード、セキュリティ設定をサポートしました。セキュリティ設定時の暗号化は 40-bit RC4(Acrobat3.x,4.x) を使用します。
『Antenna House XSL Formatter V2.3 PDF出力オプション 』
▼ XSL Formatter V2.3 PDF出力オプションは下記の改訂をいたしました。
- アラビア語
Windows2000/Xp 環境で、下記のフォントを使用したアラビア語出力をサポートしました。
- Arial
- Courier New
- Microsoft Sans Serif
- Tahoma
- Times New Roman
- Arial Unicode MS
・Windows2000 のコントロールパネル「地域のオプション」のシステムの言語設定で、アラビア語をチェックした場合に追加されるフォント、および、WindowsXPで、コントロールパネルの「地域と言語のオプション」の言語タブ内で「複合文字や右から左方向に書く各言語(タイ語を含む)のファイルをインストールする」をチェックした場合に追加されるアラビア語フォントには対応しておりません。
・3,6 のフォントは Regular書体のみ、その他は、Regularおよび Bold書体に対応します。
・アラビア文字の処理時、上記のフォント内に定義されている OpenType feature を使用して、アラビア文字の語頭形、語中形、語尾形、独立形へのシェイピングを行います。また、Ligature 、マーク等のグリフ置換が定義されている場合、それに応じて、処理を行います。
対応しているfeatureは 'init','medi','fina','isol','liga','mset'の各 feature です。
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ヘブライ語
Windows2000/Xp 環境で、下記のフォントを使用したヘブライ語出力をサポートしました。
- Arial
- Courier New
- Lucida Sans Unicode
- Microsoft Sans Serif
- Tahoma
- Times New Roman
- Arial Unicode MS
- Aharoni
- David
- David Transparent
- FrankRuehl
- Levenim MT
- Miriam
- Miriam Fixed
- Fixed Miriam Transparent
- Miriam Transparent
- Narkisim
- Rod
- Rod Transparent
・上記の 8. 以降のフォントは Windows2000 のコントロールパネル「地域のオプション」のシステムの言語設定で、ヘブライ語をチェックした場合に追加されるフォントです。WindowsXPでは、コントロールパネルの「地域と言語のオプション」の言語タブ内で「複合文字や右から左方向に書く各言語(タイ語を含む)のファイルをインストールする」をチェックした場合に追加されます。
・3,4,7,10,11,13,14,15,16,17,18,19 のフォントは Regular書体のみ、8のフォントはBold書体のみ、5,9,12のフォントは Regularおよび Bold書体、その他はRegular,Bold,Italic,BoldItalic 書体に対応します。
・ヘブライ文字の処理時、出力文字をチェックし、Unicode仕様の Hebrew Presentation Forms に定義されている文字への変換が必要な文字列を検出した場合に、それへの置換を行います。
『Antenna House XSL Formatter V2.4 PDF出力オプション 』
▼ XSL Formatter V2.4 PDF出力オプションは下記の改訂をいたしました。
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Windows 2000/Xp 環境で、Type1 フォントの出力に対応しました。
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表の出力位置が不正になる場合がありました。
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英語版OSの環境で 日本語フォント「MS 明朝」が使用できない場合がありました。
『Antenna House XSL Formatter V2.5 PDF出力オプション 』
▼ XSL Formatter V2.5 PDF出力オプションは下記の改訂をいたしました。
- 拡張プロパティ axf:outline-group 指定のしおり出力をサポートしました。
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拡張プロパティ axf:document-info 指定の文書情報(タイトル、サブタイトル、作成者、キーワード)の出力をサポートしました。
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以下により、作成するPDFファイルのサイズを削減しました。
- external-graphic, background-image で同一パスの画像が指定された場合の出力の改善
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下記の不具合を修正しました。
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basic-link の external-destination プロパティの末尾に ')' が指定された場合、不正なPDFを出力していました。
『XSL FormatterV2 Javaインターフェーイス』
▼『XSL Formatter V2.2』『XSL Formatter V2.3』『XSL Formatter V2.4』『XSL Formatter V2.5』をJavaから使用するためのオプション『XSL FormatterV2 Javaインターフェーイス』の提供を開始いたしました!
▼『XSL Formatter V2.5』評価版にお申込いただいた方は同時にダウンロードすることができます。
(『XSL Formatter V2.5』と組み合わせた場合、DOMオブジェクトのセットプロパティは利用できません。ご了承ください)
※ご注意:
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「XSL Formatter V2.4」から「年間保守サービス」が開始されました。これに伴い「XSL Formatter V2.4/V2.5」は「ユーザライセンスキー」とは別に「保守サービスキー」のインストールが必要になります。保守サービスキーがインストールされていない場合は、試用版と同等になります。
・XSL Formatterを2001年11月1日以降にご購入頂いたお客様には「保守ライセンスファイル・インストールディスク」を郵送させて頂きます。「XSL Formatter V2.4」にバージョンアップされた際は、保守サービスキーのインストールをして頂きますよう御願い致します。
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「XSL Formatter V2.0」「XSL Formatter V2.1」「XSL Formatter V2.2」「XSL Formatter V2.3」「XSL Formatter V2.4」から「XSL Formatter V2.5」にアップデートしますと、自動的に「XSL Formatter V2.x PDF出力オプション」をアンインストールを行います。引き続きPDF出力オプションを使用したい方は、「XSL Formatter V2.5 PDF出力オプション」を併せてダウンロード、インストールしてください。
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「XSL Formatter V2.0 PDF出力オプション」「XSL Formatter V2.1 PDF出力オプション」「XSL Formatter V2.2 PDF出力オプション」「XSL Formatter V2.3 PDF出力オプション」「XSL Formatter V2.4 PDF出力オプション」は Formatter V2.5では使用できません。お使いのXSL Formatter を V2.5にアップデートしてください。
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「XSL Formatter V2.5 SDK」の評価版はご用意していません。ご了承ください。
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「XSL FormatterV2.2 Javaインターフェーイス」は「XSL Formatter V2.5」にて引き続き使用できます。
XSL Formatter V2 公開履歴
V2.0β版を配布開始してからのアップデート履歴です。
改訂日 | 改訂内容 |
2004年05月11日 |
「XSL Formatter V2.5 改訂7版」を公開。
「XSL Formatter V2.5 SDK (Software Development Kit) 改訂7版」提供開始
|
2004年01月16日 |
「XSL Formatter V2.5 改訂6版」を公開。
「XSL Formatter V2.5 SDK (Software Development Kit) 改訂6版」提供開始
|
2003年11月28日 |
「XSL Formatter V2.5 PDF出力オプション 改訂4版」を公開。
|
2003年11月20日 |
「XSL Formatter V2.5 改訂5版」を公開。
「XSL Formatter V2.5 SDK (Software Development Kit) 改訂5版」提供開始
|
2003年10月23日 |
「XSL Formatter V2.5 改訂4版」を公開。
「XSL Formatter V2.5 PDF出力オプション 改訂3版」を公開。
「XSL Formatter V2.5 SDK (Software Development Kit) 改訂4版」提供開始
|
2003年9月12日 |
「XSL Formatter V2.5 改訂3版」を公開。
「XSL Formatter V2.5 PDF出力オプション 改訂2版」を公開。
「XSL Formatter V2.5 SDK (Software Development Kit) 改訂3版」提供開始
|
2003年8月26日 |
「XSL FormatterV2 Javaインターフェーイス 改訂1版」を公開。
|
2003年6月19日 |
「XSL Formatter V2.5 改訂2版」を公開。
「XSL Formatter V2.5 PDF出力オプション 改訂1版」を公開。
「XSL Formatter V2.5 SDK (Software Development Kit) 改訂2版」提供開始
|
2003年5月19日 |
「XSL Formatter V2.5 改訂1版」を公開。
「XSL Formatter V2.5 SDK (Software Development Kit) 改訂1版」提供開始
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2003年4月30日 |
「XSL Formatter V2.5」を公開。
「XSL Formatter V2.5 PDF出力オプション」を公開。
「XSL Formatter V2.5 SDK (Software Development Kit) 」提供開始
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2003年3月19日 |
「XSL Formatter V2.4 改訂1版」を公開。
「XSL Formatter V2.4 PDF出力オプション 改訂1版」を公開。
「XSL Formatter V2.4 SDK (Software Development Kit) 改訂1版」提供開始
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2003年1月31日 |
「XSL Formatter V2.4」を公開。
「XSL Formatter V2.4 PDF出力オプション」を公開。
「XSL Formatter V2.4 SDK (Software Development Kit)」提供開始
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2002年10月31日 |
「XSL Formatter V2.3 改訂1版」を公開。
「XSL Formatter V2.3 PDF出力オプション 改訂1版」を公開。
「XSL Formatter V2.3 SDK (Software Development Kit) 改訂1版」提供開始
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2002年9月30日 |
「XSL Formatter V2.3」を公開。
「XSL Formatter V2.3 PDF出力オプション」を公開。
「XSL Formatter V2.3 SDK (Software Development Kit)」提供開始
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2002年9月3日 |
「XSL Formatter V2.2 改訂2版」を公開。
「XSL Formatter V2.2 PDF出力オプション 改訂2版」を公開。
「XSL Formatter V2 SDK (Software Development Kit)改訂1版」提供開始
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2002年8月1日 |
「XSL Formatter V2 SDK (Software Development Kit)」提供開始
「XSL Formatter V2.2 改訂1版」を公開。
「XSL Formatter V2.2 PDF出力オプション 改訂1版」を公開。 |
2002年6月28日 |
「XSL Formatter V2.2」を公開。
「XSL Formatter V2.2 PDF出力オプション」を公開。
「XSL Formatter V2.2 JAVAインターフェイス」を公開。
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2002年5月29日 |
「XSL Formatter V2.1 改訂1版」を公開。
「XSLFormatter V2.1 PDF出力オプション 改訂1版」を公開。
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2002年5月22日 | 「XSL Formatter V2.1 JAVAインターフェイス」提供開始 |
2002年4月15日 | 「XSLFormatter V2.1 PDF出力オプション正式リリース」出荷開始 |
2002年4月1日 | 「XSL Formatter V2.1」出荷開始
「XSLFormatter V2.1 PDF出力オプション初版リリース」出荷開始 |
2002年3月15日 | PDF出力オプション(初版リリース・日本語版)出荷開始 |
2002年2月22日 | PDF出力オプション アルファ2版公開 |
2002年2月19日 | 標準タイプ 改訂1版公開 |
2002年2月5日 | PDF出力オプション アルファ版公開 |
2002年1月15日 | 製品出荷・評価版公開 |
2001年12月18日 | β1版公開 |
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