3–9 透かし

処理機能透かし透かし(処理機能)

「透かし」を設定する

「透かし」を設定するには、[ホーム]タブの[機能]グループにある「透かし」コマンドをクリックし、「機能設定」から「[透かし]を有効にする」をONにします。

[ホーム]タブの[機能]グループ「透かし」コマンド

図3・19 [ホーム]タブの[機能]グループ「透かし」コマンド

「透かし」処理の設定を編集

「透かし」処理の設定

「透かし」選択時の「機能設定」領域

図3・20 「透かし」選択時の「機能設定」領域

[透かし]を有効にする

ライドボタンをONにすると「処理実行」を実行した際に「透かし」が実行されます。

プリセット

名前を付けて保存した設定をドロップダウンリストから選択します。

名前を付けて保存

透かしの変更

透かしの置換確認ダイアログ

図3・21 透かしの置換確認ダイアログ

透かしの削除確認ダイアログ

図3・22 透かしの削除確認ダイアログ

透かし設定

「追加」「更新」を選択すると、「透かし設定」ダイアログが出ます。

「透かし設定」ダイアログ

図3・23 「透かし設定」ダイアログ

透かしのプレビュー

「透かし設定」ダイアログ右側の「プレビュー」で、設定内容によって透かしがどのように配置、表示されるかを確認できます。

透かしテキストと透かし画像

「透かし」には、文字列または画像を使えます。設定は「ソース」で指定します。

透かしソースの設定

図3・24 透かしソースの設定

テキスト」で、透かしのソーステキストを指定します。「テキスト」右の枠をクリックして、透かしにするテキストを入力します。

透かしテキスト

テキスト」で、透かしのソーステキストを指定します。「テキスト」右の枠をクリックして、透かしにするテキストを入力します。

テキスト入力枠右の文字装飾コマンドで、次の指定ができます。指定はテキスト全体に適用されます。

  • フォント名:フォント名が表示されている枠をクリックするとフォント名の一覧が出るので、使用したいフォント名をクリックしてください。
  • フォントサイズ:フォント名の右にある枠をクリックするとフォントサイズを入力できます。整数値を半角数字で入力してください([Enter]キーは不要です)。フォントサイズを指定すると「表示方法」の「ページに合わせた相対倍率」が無効になります。
  • 文字色:フォント名の下行左側に現在の設定色が表示されます。色表示をクリックすると色選択パレットが出るので、変更したい色をクリックしてください。
  • ・ 太字:太字にします。
  • ・ 斜体:斜体にします。
  • ・ 下線:下線を付けます。
  • ・ 右寄せ:右寄せにします。
  • ・ 中央配置:中央配置にします。
  • ・ 左寄せ:左寄せにします。

透かし画像

ファイル」で、画像ファイルを指定して「透かし」にします。[参照]ボタンをクリックするとファイル選択ダイアログが出るので、画像ファイルを指定します。

  • 「透かし」に使える画像は、PDF、BMP、GIF、JPEG、PNGの5種です。
  • PDFを「透かし」に指定したときは、透かしにするページを指定します。
  • 文書を開くパスワードが設定されたPDFは指定できません。
  • 絶対倍率指定:画像の元のサイズに対する表示倍率を指定できます。倍率を 1 - 6400 の実数値で指定します。半角数字で入力してください。[Enter]キーは不要です。「絶対倍率指定」をすると「表示方法」の「ページに合わせた相対倍率」が無効になります。

透かしの表示方法

透かしの配置や透明度などを指定します。

「透かし」の表示方法

図3・25 「透かし」の表示方法

透かしの配置

「透かし」の配置を調整します。

「透かし」の配置

図3・26 「透かし」の配置

「上下」「左右」の調整値を 0.01mm 単位で指定します。現在の値が表示されている枠をクリックして、調整値を半角数字で入力してください。[Enter]キーは不要です。

「上下」では、調整の「基点」を、上、中央、下、のいずれかに変更できます。

「左右」では、調整の「基点」を、左、中央、右、のいずれかに変更できます。

「透かし」を出力するページ範囲

「透かし」を出力するページ範囲を指定します。

「透かし」を出力するページ範囲

図3・27 「透かし」を出力するページ範囲