本インターフェイスは、AH Formatter V6.6 をJavaから利用するインターフェイスを提供します。 Java VM について を参照してください。
JavaインターフェイスはJNI(JavaNativeInterface)を使用して作られています。
注意: | Windows版(32ビット版)を Windows x64 Edition にインストールすることができますが、その場合にJavaインターフェイスを利用するときは、32ビット版の JDK を使用してください。 |
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以下のライブラリファイルが [Install directory] または [Install directory]/lib に含まれています。
ライブラリファイル | 内容 | 場所 |
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XfoJavaCtl.jar | Javaアーカイバ | [Install directory]/lib |
XfoJavaCtl66.dll | Windows用 Javaインターフェイス | [Install directory] |
libXfoJavaCtl66.so | Solaris用 Javaインターフェイス | [Install directory]/lib |
libXfoJavaCtl66.so | Linux用 Javaインターフェイス | [Install directory]/lib |
libXfoJavaCtl66.jnilib | Macintosh用 Javaインターフェイス | [Install directory]/lib |
Javaインターフェイスを実行するには、Javaを実行するディレクトリと[Install directory]/lib/XfoJavaCtl.jar が環境変数 CLASSPATH に含まれていなければなりません。 また、JNI(JavaNativeInterface)を使用していることからWindows版では [Install directory] が環境変数 PATH に含まれていなければなりません。非Windowsの環境では[Install directory]/libが Linux / Solaris版では環境変数 LD_LIBRARY_PATH に 、Macintosh 64ビット版では java.library.path に 含まれていなければなりません。 必要な環境変数については、環境変数を参照してください。
Windows版の場合。
Linux / Solaris版の場合。
AH Formatter V6.6 の Javaインターフェイスは、Macintosh版では Java SE 6、それ以外では J2SE5.0 を使ってビルドされています。
Tomcatなどのアプリケーションサーバにおいて本インターフェイスを使用する場合、XfoJavaCtl.jarをウェブアプリケーションのWEB-INF/libに置かないようにしてください。
JavaVMの仕様によりJNIのネイティブライブラリは複数のクラスローダから読み込めないようになっているため、各ウェブアプリケーションディレクトリにXfoJavaCtl.jarを置くと複数のウェブアプリケーションから使用することができなくなります。これを防ぐにはシステムクラスローダなどロードが一度だけ行われるクラスローダで読み込ませるように設定してください。
[Install directory]/samples/java は簡単なサンプルプログラムをいくつか含んでいます。
これらのサンプルプログラムを実行するには、次のようにします。このとき、[Install directory]/samples/java を CLASSPATH に含めておきます。
なお、Macintosh 64ビット版では、以下のように java コマンドに対して java.library.path の設定を追加する必要があります。
API仕様は、Javadocによるドキュメントを参照してください。