差込フィールドの書式は、テキストボックスとほぼ同じです。ここでは、差込フィールド特有のプロパティおよび操作について説明します。
テキストボックスの書式については「テキストボックスの書式」をご覧ください。
差込フィールドを複数選択している場合、「テキスト」リボンと「書式」リボンと「差込」リボンには、差込順序が一番早い差込フィールドの設定内容が表示されます。この状態で設定を変更すると、変更した設定のみが選択された全ての差込フィールドに反映されます。
ExcelやCSVファイルに画像のファイル名（ファイルパスを含む）がある場合、差込フィールドの「プロパティ」ペインの［画像ファイルを表示］にチェックを付けると、差込フィールド内に画像を表示します。パスやファイル名が正しくない場合は、データをテキストとしてそのまま表示します。
差し込まれる画像は、縦横比率を変えずにフィールド一杯に拡大縮小されますが、「文字列の方向」と「文字配置」の設定により、フィールド内での配置や縦横比を変えることもできます。
例えば、文字列の方向が横書きのとき、文字配列に［両端揃え］または［均等割り付け］を選択していると、フィールドの縦横比を画像の縦横比より横長にすると、画像も横長に変形します。フィールドの縦横比を画像の縦横比より縦長にすると、画像は元のの縦横比で左右一杯のサイズとなり、フィールド内の位置は、文字配置の上寄せ、上下中央、下寄せが反映されます。
文字列の方向が縦書きのとき、文字配列に［両端揃え］または［均等割り付け］を選択していると、フィールドの縦横比を画像の縦横比より縦長にすると、画像も縦長に変形します。フィールドの縦横比を画像の縦横比より横長にすると、画像は元のの縦横比で上下一杯のサイズとなり、フィールド内の位置は、文字配置の左寄せ、左右中央、右寄せが反映されます。