差込フィールドの作り方（1）ドラッグで作成（またはクリック地点を自動認識）
入力枠自動認識機能を使って差込フィールドを作成してみましょう。
「ホーム」リボンの「オブジェクト」グループにある「差込」コマンドの文字の上のシンボルをクリックします。「差込」コマンドの文字側をクリックしたときはメニューが出ますので、メニューの「差込フィールド ドラッグで作成（またはクリック地点を自動認識）」をクリックしてください。「差込」コマンドは、「差込」リボンにもあります。
マウスポインタが「＋」字に変わります。用紙PDF上の任意の場所をクリックまたはドラッグします。
入力枠自動認識機能が働くため、クリックやドラッグする場所により次のようになります。
- 用紙PDF上の何もないところでマウスをクリックすると、既定サイズの差込フィールドが作られます。
- 用紙PDF上でマウスをドラッグすることで、任意の大きさの差込フィールドを作成することができます。
- 用紙PDF上の入力枠内（罫線で囲まれた部分）をクリックすると、入力枠自動認識機能が働き、枠の大きさに合わせた差込フィールドが作成されます。
入力枠自動認識機能では、用紙PDF 上のビットマップ画像（スキャナなどからのイメージを含む）からの線分抽出機能が働く場合があり、認識時間が長くなることがあります。
用紙PDF上の入力枠を認識できない
以下のような場合は、入力枠自動認識機能が正常に機能しないことがあります。
- 入力枠が長方形（矩形）でない
- 入力枠の罫線がきれいに囲まれていない（途切れている、線の色が途中で薄くなっている）
- 枠の線が傾いている
- 枠線や内側に破線や斜線がある
- 入力枠の内側に文字や囲み罫などが含まれている
- 背景がパターンなどで埋められている、色で塗られている
クリックして入力枠を認識できない場合、後述する「範囲を指定して自動認識」をお試しください。抽出領域を限定するため、認識率が向上します。
差込フィールドの連続作成
［Ctrl］キーを押しながら「差込フィールド ドラッグで作成（またはクリック地点を自動認識）」を実行すると、差込フィールドを連続して作成することができます。