データの差込

差込機能で、ExcelファイルやCSVファイルからデータを読み込んで、用紙PDF上に表示することができます。

また、画像のファイル名(ファイルまでのパス名を含む)をデータに記述することで、画像を差し込むことができます。

Mspng

差込フィールド

用紙PDF上にデータの差込ができる専用の入力枠「差込フィールド」を配置し、そこにExcelファイルやCSVファイルからのデータを読み込んで表示できます。

差込フィールドには、テキストボックスとよく似た単独の入力枠(以下、「単独の差込フィールド」)と、表の状態になった入力枠(以下、「差込テーブル」)の2種類があります。

ひとつの用紙PDFに配置された差込フィールドは、「差込順序」と呼ぶ順番がついています。ExcelファイルやCSVファイルから取り出した区切りのあるデータを差込フィールドに流し込むと、区切られたデータはその順番に沿って流し込まれます。

差込フィールドはテキストボックスとよく似ていますが、テキストボックスのように直接文字を入力することはできません。

文字サイズなどフォントの設定はひとつの差込フィールドごとに設定できます。差込テーブルの場合は、セルごとに設定できます。テキストボックスのように一文字ずつの指定はできません。

差込フィールドには、文字の配置や余白縦書き、表示形式の指定もできます。新規に差込フィールドを作成すると、フォントや配置などの設定は既定値が使用されます。

差込フィールドはオブジェクト名を持ち、テキストボックスの式から値を参照することができます。差込テーブルは、表内のひとつひとつのセルが番号をもっています。これをセル番号といいます。テキストボックスの式の中でこのセル番号を指定して、セルの値を参照することができます。

セル番号は、差込テーブルのオブジェクト名と組み合わせて指定します。

【例】E8.b3