文字を用紙PDFに貼り付けるには、文字を入力する枠（テキストボックス）を用紙PDF上に配置します。そのテキストボックスの中に文字を記入していきます。
本製品では、テキストボックスを簡単に作成するため、用紙PDFに書かれている入力枠（四角形）を認識して、その大きさに合わせたテキストボックスを作る入力枠自動認識機能があります。WordやExcelなどから作成したPDFはもちろん、スキャナから取り込んだ画像などから作成したPDFでも入力枠を認識することができます。
テキストボックスは、「ホーム」リボンの「オブジェクト」グループにある「テキスト」コマンドで作成します。
テキストボックスは、以下の3 種類のいずれかの方法で作成することができます。
【ドラックで作成（または、クリック地点を自動認識）】
PDF上の任意の位置でマウスをクリックするか、ドラッグすることで自由な大きさでテキストボックスを作成できます。
【ドラッグした範囲を自動認識】
PDF上の複数の入力欄を囲むようにマウスをドラッグすると、その範囲に含まれる枠を認識して、それぞれの枠にテキストボックスを自動的に作成することができます。
【ページ全体を自動認識】
表示しているページ内の枠を識別して、一括でそれぞれの枠にテキストボックスを作成することができます。ただし、この場合は欄の名称部分など入力が不要な部分まで識別して作成されることがあります。
入力枠自動認識機能を使ってテキストボックスを作成してみましょう。
用紙PDF上の入力枠を認識できない
次のような場合は、書けまっせPDFの入力枠自動認識機能は正常に機能しない場合があります。
クリックして入力枠を認識できない場合、後述する「範囲を指定して自動認識」をお試しください。抽出領域を限定するため、認識率が向上します。
ページ内の特定の範囲を指定してテキストボックスの自動作成ができます。
表示しているページ全体を対象に入力枠自動認識を行います。一括でそれぞれの枠にテキストボックスを作成することができます。
テキストボックスの連続作成
「ドラックで作成（または、クリック地点を自動認識）」と「ドラッグした範囲を自動認識」はテキストボックスが作成されると作成機能が終了しますが、［Ctrl］キーを押しながら実行することにより連続で実行することができます。テキストボックスの連続作成は、[ESC] キーを押すか、リボンやクイックアクセスツールバーで他のコマンドをクリックすることで終了します。