操作方法多言語 |
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Q. | XSL Formatter にてCJK(中日韓)フォントはサポートしていますか。 [No.2002041206] |
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A. |
XSL Formatter では、Windows の標準の CJK フォントが有効になっているとき、言語ごとのデフォルトのフォントとしてこれらが使われるようになっています。 「組版オプションダイアログボックス」の [言語別設定・日本語処理] タブを選択して、[言語]項目を確認してください。 serif: MS 明朝sans-serif: MS ゴシック cursive: (設定なし) fantasy: (設定なし) monospace: MS 明朝 となっていれば、正常です。もしこのようになっていなければ、「組版オプション ダイアログボックス」の [標準の言語とフォント] タブで、[フォント設定をデフォルトに戻す] チェックボックスをオンしてください。これでフォント設定がデフォルトになります。 このデフォルトの設定があれば、FO の font-family プロパティに具体的なフォント名を指定しなくても、日本語などが表示されます。 <fo:block font-family="serif" xml:lang="ja"> (Japanese text here) </fo:block> 明示的にフォントの名前を指定するときは、そのフォント名が正確かどうか確認してください。例えば MS Mincho を MSMincho (スペースがない)とするのは誤りです。 <fo:block font-family="'Times New Roman', 'MS Mincho', Batang, serif"> (Latin and Japanese and Korean mixed text) </fo:block> なお、CJK は同じUNICODEコードであっても国(Locales)によって文字形状(glyph)が異なります。よって、例えば日本向けの文書と中国向けの文書では同じUNICODE であっても、フォントは明確に切り替える必要があります。 |