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更新日: 2009/09/21
PDFを作成して配布したり、あるいはメールで受け渡すことが広く行なわれています。受け取ったPDFに文字や図形を書き込んだり、削除・追加するなどの所謂編集をしたいこともあると思います。この時にどのような方法があるか、どんなことに気をつけなければならないかを整理しています。
PDFには作者が利用について制限するためのセキュリティ設定をすることができます。編集禁止のセキュリティ設定がされていないPDFは編集ができます。PDFに対するテキストや図形などの編集には次のよう種類があります。
アドビのリーダはPDFを開いて閲覧する専用のソフトなので、普通は、上に書いたような編集はできません。アドビのAcrobatのようなソフトを使えば、上のような編集ができます。
PDFはもともと文書の印刷レイアウトを電子的に表すためのファイル形式です。つまり、見た目のレイアウトが同じでもPDFファイルの中のデータがどうなっていようが問題になりません。このため不用意に編集操作を行なうとレイアウトが崩れてしまう、など問題が起きます。タッチアップで文字を挿入した結果、テキストの並びがその行をはみ出しても改行は起こりません。ページの印刷領域をはみ出したりしてもそこで改ページは起こりません。
また、PDFにフォントが埋め込まれている場合、埋め込まれているフォントを編集に使えるかどうかは、フォントのライセンス次第です。一般には、埋め込まれてフォントはPDFを表示・印刷(可視化と言います)に使うことだけを許可されているものが多く、編集には使えません。このような場合、新しく入力したテキストは元からあるテキストとは異なるフォントを指定することになり、文字の外観が変わってしまいます。
注釈には、フリーテキスト、コメント注釈など多種類があります。注釈は本文テキストと異なり文字にフォント・ファミリーやフォント・サイズを設定することができません。フォントの位置揃えなどのレイアウト調整もできません。
アドビ・リーダを使えば、PDFのフォーム(テキストフィールド)にテキストを入力できます。しかし、入力したテキストを埋め込んだ状態の新しいPDFを作ることはできません。リーダでできるのは、入力したテキストだけを保存したり、メールなどで送ることだけです。
上に説明したように、PDFの編集は大変制約の多いものなので過剰な期待は禁物です。むしろ、PDFを編集しないで背景として使用し、前景に自由にテキスト、線画、画像、印影などの配置できる「書けまっせ!!PDF」のような方法が便利なことが多いでしょう。
☞ 「書けまっせ!!PDF」
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