| PDF 総合案内 | PDF スイート | 書けまっせ!!PDF | 瞬簡/リッチテキストPDF | 瞬簡PDF | アウトライナー | トップページ |
| PDF 電子署名 | PDF Tool | PDF Server | サーバベース・コンバータ | PDF [OEM] | PDF 資料室 | ブログ |
PDFの注釈入門 |
| 最終更新日: 2010/08/01 |
![]() |
PDFには注釈(Annotation)という機能があります。PDF本文の文字やグラフィックスは書面に印刷するページ内容・レイアウトをそのまま電子ファイル化したものです。これに対して注釈は、主として、本文に対してコメントを付けたり、校正記号などのマークアップをあとから付加する用途で使うものです。
この図はPDFの印刷原稿に注釈機能を使って校正を書き込み、それをアドビ・リーダで表示した例です。一般にリーダは注釈を表示できますが、リーダでは注釈の編集はできません。注釈を記入・編集するには注釈編集機能をもったソフトが必要です。
PDFの本文と注釈はPDFファイル内では独立した取扱がされています。本文は、印刷を想定して高度なページレイアウト指定が可能ですが、注釈はあくまで後から付加した情報という位置づけになります。そこで、アドビ・リーダでは、注釈の付いたPDFを印刷するとき、「本文だけを印刷する」か、「本文と注釈を印刷するか」を切り替えることができます。
「本文と注釈を印刷」を選択したときの印刷プレビュー
「本文を印刷」を選択したときの印刷プレビュー
PDFを表示するにはリーダソフトを使います。リーダソフトはAdobe Reader以外にもいろいろあり、ビューアによってはPDFの注釈を表示しないものがあります。例えば、次のビューアでは注釈を表示しません。
PDFの仕様はバージョンアップを経る毎に改訂・強化されてきました。注釈の種類についてもバージョンアップの度に追加されて、現在は実に多種類の注釈を使うことができるようになりました。
日本語で注釈と言いますと、文章や用語について補足として説明したものを言いますが、PDFの注釈にはそのようなものもありますが、それだけではなくて校正などで使うような線やマーク、スタンプなどの機能、さらには音声や動画、添付ファイルまでも含みます。
最新のPDF仕様(ISO-32000:1)では、次の表のとおり、25種類が規定されています。
| 分類 | 種類 | 機能が規定されたPDF バージョン |
|---|---|---|
| マークアップ注釈 | テキスト注釈 | |
| フリーテキスト注釈 | 1.3 | |
| ライン注釈 | 1.3 | |
| 矩形注釈 | 1.3 | |
| 円注釈 | 1.3 | |
| 多角形注釈 | 1.5 | |
| 折れ線注釈 | 1.5 | |
| ハイライト注釈 | 1.3 | |
| 下線注釈 | 1.3 | |
| 波状下線注釈 | 1.4 | |
| 消し線注釈 | 1.3 | |
| ゴム印(ラバースタンプ)注釈 | 1.3 | |
| キヤレット注釈 | 1.5 | |
| インク注釈 | 1.3 | |
| ファイル添付注釈 | 1.3 | |
| 音声(サウンド)注釈 | 1.2 | |
| その他 | リンク注釈 | |
| ポップアップ注釈 | 1.3 | |
| ムービー注釈 | 1.2 | |
| ウィジェット(ウィンドウを構成する部品)注釈 | 1.2 | |
| 画面注釈 | 1.5 | |
| プリンターズマーク注釈 | 1.4 | |
| トラップネットワーク注釈 | 1.3 | |
| ウオーターマーク注釈 | 1.6 | |
| 3D注釈 | 1.6 |
次に注釈の種類について幾つか簡単に説明します。
注釈はマークアップ注釈とそれ以外に分類されます。マークアップ注釈は、PDFの本文に校正記号を書き加えるような目的で使われるもので、内容にテキストを入力して、注釈の一部として表示するか、あるいはポップアップ方式やコメント・ペインなどで表示します。
PDFに矩形注釈を付けてテキストを入力(テキストは非表示の状態)。
PDFに矩形注釈を付けてテキストを入力(テキストを表示の状態)。