Windows XP FD ドライバ動作保証機種一覧 |
2002.10.07 改訂
「リッチ・テキスト・コンバータ 2002」及び「リッチ・テキスト・コンバータ
2002 パーソナル」(以下、「弊社コンバータ」と表記)を、Windows XP(Professional/Home Edition)が搭載された
NEC 製 PC98-NX シリーズ、富士通製 FMV シリーズ及びその他の
IBM PC 互換機(以下、「IBM PC 互換機」と表記)上でお使いになる場合で、ワープロ専用機のディスクを読み書きする場合には、機種による制限が生じる場合があります。
以下に、弊社コンバータでワープロ専用機のディスクを読み書きする場合の制限と、弊社で動作確認済みの機種及び動作保証している機種(いずれも
2002年10月現在)を記載いたしますので、ご購入の前に、お使いの機種で目的の変換が可能であるかをあらかじめご確認ください。
※ 「リッチ・テキスト・コンバータ 2002 フォーカス」はワープロ専用機のディスクを読み書きしないため、この制限は関係しません。ただし、2モードの機種では MS-DOS の 1.25MB フォーマットディスクを読み書きできません。
※ NEC PC98-NX を Windows XP で使用される場合、新しいタイプのハードウェアを搭載した機種ではドライバ未対応のものが発生する場合があります。その場合、ワープロ専用機ディスクの読み書きに制限が生じる場合があります。一覧にはそうした制限付きの機種についても記載しています。
※ 本製品を Windows XP が動作する PC98-NX/FMV/その他の IBM PC 互換機でお使いになるには、各機種に標準搭載の内蔵型フロッピーディスクドライブが1台必要です。ただし USB 接続ポートを備え、ロジテック社製 USB 接続 FD ドライブ(LFD-31U*シリーズ※)を接続して動作する機種で弊社コンバータをご使用になる場合には、このドライブを使用することでワープロ専用機のディスクを制限なく読み書きすることが可能になります。お使いの機種でロジテック社のドライブが使用できるかどうかは事前にロジテック社にご確認ください。※ロジテックLFD-31U*シリーズには一部にコンバータで対応できない機種があります。詳しくは こちらをご確認ください。
※現在WindowsXPでUSB接続のFDDをお使いになる場合に問題のでる場合があることが確認されています。詳しくはこちらをごらんください。
※ 弊社では Windows XP 搭載機の動作試験及び新しい機種への対応を随時行っております。
IBM PC互換機でワープロ専用機の文書ディスクを読み書きする場合の制限 |
Windows XP(Professional/Home Edition)では、
1.44MB/720KB の MS-DOS 形式ディスクの読み書き機能を備えていますが、ワープロ専用機のディスクは特殊な形式のため、
Windows の機能では読み書きできません。
弊社コンバータは独自のドライバでフロッピー・ディスク・ドライブ(FDD)を直接動かして、
Windows で読めないディスクを読み書きします。本ドライバは、表3「仕様上非対応機種」を除き全ての PC で動作します。しかし、パソコンのハードウェアや装備する
FDD のタイプに依存して読み書きできるレベルに差があります。
弊社コンバータでは、ワープロ専用機などの非
MS-DOS ディスクについて、読み書きできる機能のレベルを以下のように分類しています。
【表-1 : 非 MS-DOS ディスクの読み書き機能レベル】
レベル | 機能 | 備考 |
A |
すべての 2DD ディスク(パーソナル書院への書き出しを除く)と Macintosh 2HD ディスク、 U1B、 U1PRO 2HD、カシオワード 2HD(1.44MB)、 OASYS 5000 2HD(1.44MB)ディスクの読み書きができます。 |
弊社コンバータでは、ほとんどの機種で左記機能を可能とする「汎用2モードドライバ」を標準添付しています。 |
B |
A レベルの機能に加え、 2HD の専用機ディスクの読み書きもできます。但し、 LANPLAN、 LANFILE の読み書き、書院(パーソナルフォーマット 2DD)への書き出し、一部に旧記録方式を使用する(単密)ディスクの圧縮・復元・複写機能は使用できません。 |
|
C |
あらゆる形式のディスクを読み書きできますので、弊社コンバータの全機能をご利用頂けます。 |
|
【表-2 : 各機能レベルで読み書きできるワープロ・ディスクの種類】
レベル | ディスクの種類 | |
A |
OASYS 2DD |
U1B |
B |
上記 A レベルすべて |
|
C |
上記 A、 B レベルすべて |
|
以下に記載のある機種につきましては、弊社コンバータがまったく使えないか、あるいは事前に動作判定ツールを使用して、ワープロ文書の読み書き機能をご確認いただく必要があります。
【表-3 : 問題がある機種】
■仕様上非対応機種
|
スーパーディスク、HiFD 等の FD 互換ドライブを内蔵する機種すべて |
PC カード(PCMCIA インターフェイス)接続タイプの FDD |
|
外付け FDD は使用できません。また、 IBM PC 互換機の FDD では、 A ドライブとして扱われる標準内蔵1台目の FDD のみ動作を保証します。 |
|
Windows XP の動作保証がされていない機種 |
|
■要注意機種
|
ノート PC のケーブル接続型 FDD(インターフェイス不明のもの) |
脱着型 FDD 搭載機 |
|
自作 PC,ショップ・ブランド PC,海外で購入した PC |
|
ロジテック社製 USB 接続 FD ドライブ(LFD-31U*シリーズ)※以外の USB 接続 FDD 搭載機(SONY PCG-C1、NEC NX-simplem 等) |
ご注意:WindowsXPにてUSB接続のFDドライブを使用される場合
WindowsXPでUSB接続FDDを接続して使用される場合、お使いの機種により、パソコンの起動直後にMS-DOSの1.25MBディスクを読み込むとエラーになるという現象が確認されています。
このような機種でロジテック社製 USB 接続 FD ドライブ(LFD-31U*シリーズ)※と弊社コンバータを組み合わせて使用された場合、ワープロ専用機のディスクを読み書きした後や、起動直後にMS-DOS1.25MBフォーマットのディスクを読み込もうとすると同じ現象が起きる可能性があります(文豪JX等DOSフォーマットの専用機ディスクでは問題ありません)。
そのような場合には、いったんMS-DOS1.44MBフォーマットのディスクをエクスプローラ等で読み込み、再度コンバータにてMS-DOS1.25MBフォーマットのディスクを読み込むことでこの現象を回避できます。
※ロジテックLFD-31U*シリーズには一部にコンバータで対応できない機種があります。詳しくは
こちらをご確認ください。