2002.10.07 改訂

ここでは、ワープロ専用機のフロッピーディスクアクセスに関して、弊社で動作確認済みの機種（2002年10月現在）を記載します。

※WindowsXP（Professional/HomeEdition）とWindows2000は、標準で1.44MB/720KBのMS-DOS形式ディスクの読み書き機能を備えていますが、ワープロ専用機のディスクは特殊な形式のため、Windowsの機能では通常読み書きできません。このため、弊社コンバータは独自のドライバでフロッピ・ディスク・ドライブ(FDD)を直接動かして、Windowsで読めないディスクを読み書きします。
しかし、パソコンのハードウェア仕様によってはワープロ専用機のディスクの読み書きに制限が生じる場合があります。本製品のご購入の前に下記の注意事項をよくお読みいただき、一覧にない機種につきましては弊社で配布している動作判定ツールをご使用の上、ワープロ専用機のディスクの読み書きに制限がないかどうかをご確認ください。ご不明な点は、弊社（0426-21-2568）までお問い合わせください。

※「リッチ・テキスト・コンバータ2002 フォーカス」ではワープロ専用機のディスクアクセスを行ないませんので、その他のパソコンでも特に問題なく動作します。

※「リッチ・テキスト・コンバータ2002」、「同 パーソナル」につきましても、ワープロ専用機のディスクへのアクセスが不要な場合（一太郎、MicrosoftWord、1-2-3 などの DOS/Windows ワープロ、表計算アプリケーションのデータファイルの変換）は、その他のパソコンでも特に問題なく動作いたします。

　

※改訂履歴はこちらをご覧ください

【注意事項】

1. 「制限事項」で、”単密不可”の機種について
   IBM PC 互換機の中には「単密度」で初期化されたディスクを読み書きできないものがあります。下記の形式のディスクにはこの「単密度」で記録されたデータがあります。以下に、各ディスクについて単密不可の機種での制限を示します。
    「LANPLAN」 、 「LANFILE」 2HDディスクの読み書きができません。
   「パーソナル書院（パーソナルフォーマット2DDディスク）」への書き込みができません。
   「OASYS 2HD」、「パーソナル書院（パーソナルフォーマット2DD）」、「LANWORD」 、「LANPLAN」 、「LANFILE」、「ビジネス文豪 2HD」、「リポート」、「ワードパル」 ディスクの仮想ディスク化、仮想ディスクからの復元ができません。
2. 「メーカ製ドライバの使用の有無」
   富士通 FMV シリーズでは フロッピーディスクコントローラの ドライバ、フロッピーディスクドライブのドライバ共に、富士通製３モードドライバを使用して、フロッピーディスクへのアクセスを行ないます。
   また、これ以外の機種については、 フロッピーディスクコントローラの ドライバ、フロッピーディスクドライブのドライバともに当社製のドライバを本製品に添付しています。
   
   メーカ製ドライバを使用してコンバータの動作を確認したものについては、そのドライバファイルの名称を表記します。
   空欄のものは、FDCドライバ、フロッピーディスクドライブのドライバ共に、コンバータ添付のドライバを使用して動作確認しています。
   Windows　XP/2000のフロッピードライバについてはこちらの補足説明を参照ください。
   
3. 下記に記載したパソコン（型番）の中でも、そのハード構成により動作の制限がつく場合があります。こちらの基本動作環境を参照し、お使いのパソコンが各項目に当てはまらないか、確認して下さい。
4. パソコンを２モード（NECの1.25MB 2HD 使用不可）でご利用になる場合の制限は、こちらをご覧下さい。
5. 下記の表は随時更新されております（新たに動作確認済みとして追加された機種は赤字で記載されています）。　

  ＮＥＣ　富士通 　IBM 　東芝　COMPAQ　DELL　EPSON DIRECT　EPSON　日立　SHARP　SONY

ＮＥＣ　富士通　IBM　東芝　COMPAQ　DELL　EPSON DIRECT　EPSON　日立　SHARP　SONY

【その他の機種について】

Windows NT 4.0上での動作試験済機種一覧に記載の各機種については、本製品に添付の フロッピーディスクコントローラのドライバ、フロッピーディスクドライブのドライバにより、Windows NT4.0の場合と同様に使用することができます。
ただし、各機種が OS(Windows XP Professional/XP Home Edition/2000 Professional) の動作要件を満たしていることをメーカまたは販売店にご確認ください。

• WindowsNT4.0の動作確認機種として、制限事項が記載されているものについては 、WindowsXP/2000でも同様の制限事項が発生します。

【補足説明】

WindowsXP/2000では、フロッピーディスクのドライバはフロッピーディスクコントーラ(FDC)のドライバとフロッピーディスクドライブ(FLPYDISK)のドライバの２つに分かれております。WindowsXP/2000標準のこれらのドライバ(FDC.SYS,FLPYDISK.SYS）では、ワープロ専用機の独自フォーマットのディスクの読み書きは行えません。
このため、リッチ・テキスト・コンバータ2002 はインストール時に、パソコンの環境をチェックして下記のようにドライバをセットアップします。

• 富士通 FMVシリーズの場合
  富士通より各機種別の３モードドライバが用意されています（Windows2000では、CD-ROM内にも格納されています）。コンバータは、このドライバをそのまま使用する形で動作します。メーカ製３モードドライバが必要となります。
  
• PC98-NXまたはIBM互換機の場合
  当社動作確認済み以外の機種につきましては、ワープロ専用機の2DDディスクにアクセス可能となる汎用２モードドライバを添付しております。こちらをインストールしていただくことで、各ワープロ専用機の2DDディスク（パーソナル書院の書き出しを除く）がアクセス可能となります。
  Macintosh 2HDは WindowsXP/2000標準のドライバをインストールした状態で読み書き可能です。
  当社動作確認済み以外のPC98-NXまたはIBM互換機で、2HDのワープロ専用機ディスクへのアクセスを行ないたい場合は、事前に動作確認ツールにてチェックをお願いします。
  

ロジテック社製 USB 接続 FD ドライブ（LFD-31U*シリーズ）※をご利用いただける場合、これらの条件を満たさない機種でもワープロ専用機のディスクを読み書きすることができます。

※ロジテックLFD-31U*シリーズには一部にコンバータで対応できない機種があります。詳しくは こちらをご確認ください。

【改訂履歴】

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